南しれとこ支部別海地区会(寺井範男会長・78社)は8日、別海町議会議員との焼肉懇談会を開催し、40名が参加しました。参加者は焼肉を食べながら、ゲーム大会や3分間スピーチなどを行い交流を深め、活発な意見交換を行いました。
最後に山崎別海地区会副会長が「別海地区会では医良同友設立、中小企業企業振興基本条例施行など活発に活動を行っている。より具体的な活動ができるように、力を合わせていきましょう」と締めくくりました。
▼交流を深める会員と議員
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全道経営者共育研究集会が10月15日と16日の両日に、ホテルロイトンなどを会場にして開催しました。全道各支部から集まった1000名の会員が20の分科会に分かれて学び合い、釧根三支部からは55名が参加しました。
今回の道研は20の分科会のうち、9つの分科会が移動分科会であり、札幌芸術の森散歩などが組み込まれました。釧根からは釧路公立大学の小磯学長が「『産消協動』で地域一体の街づくり」、北海道大学教育学部附属子ども発達臨床センターの日置氏が「釧路発!新しい地域福祉拠点『冬月荘』の実践」、別海地区会から寺井地区会長と町立別海病院の西村院長が「地域医療を支える『医良同友』」について報告しました。
記念講演では愛知同友会副代表理事の加藤氏が「昨年初めに売上げが最盛期の7割減という危機的状況を迎えたが、人件費には一切手をつけずに、経営指針を全社員に浸透させ乗り切った。厳しい時代だからこそ自社の強み、弱みを分析して企業としてのあるべき姿を見出すべきだ」と語りました。
★北海道新聞の記事はこちらからご覧下さい。
http://portal.doyu-kai.net/modules/news/article.php?storyid=840
★北海道建設新聞の記事はこちらからご覧ください。
http://portal.doyu-kai.net/modules/mydownloads/visit.php?cid=6&lid=235
▼全道から集まった参加者
▼懇親パーティの様子
▼第13分科会
釧路支部(亀岡孝支部長)は1日、10月1日〜11月30日の日程で会員拡大キャンペーンを開始しました。この日は組織委員長の樋口貴広氏が会員企業を訪問し、会員拡大についての委嘱状を手渡しました。釧路支部はキャンペーン期間中に40社の拡大を目指します。10月26日(火)には非会員を同伴した「『あの人』を同友会に誘ってみよう会」を開催して、会員の拡大に弾みをつけます。
樋口組織委員長は「厳しい時代にこそ、同友会での学びが光を放つ。是非、非会員を誘って仲間を増やしてほしい。26日の『誘ってみよう会』では同友会について解りやすく、親切に紹介するのでお知り合いの方を連れて参加して下さい」と意気込みを滲ませました。
同友会の紹介パンフレットなど、事務局でご用意していますので、お気軽にお申し付けください。
★「『あの人』を同友会に誘ってみよう会」への参加申し込みはこちらからどうぞ!
http://portal.doyu-kai.net/modules/eguide/event.php?eid=1439
▼樋口委員長から委嘱状を受け取る重点拡大メンバー
釧路支部(亀岡孝支部長・450社)は22日に9月例会を開催しました。今回は「社員を本気にする会社とは」と題して、トップオブ釧路の藤井社長と丸辰相長センターの相澤社長が報告しました。
最初に報告した藤井氏は「昨年のテーマはホテル機能の維持と雇用の継続だった。これからのテーマは更なる発展だ。そのためには自分と企業の存在意義を明確にし、様々のことに関心を持たなくてはいけない」と述べました。また企業理念について「社員全員が同じ方向を目指すための大切なもの。経営者が自分で考え、作成することが重要だ。自分自身の想いを自分の言葉で表現するべき」と重要性を語りました。
続いて報告した相澤氏は「社員を本気にさせるには、まずは自分が本気にならなくてはいけない。そう考えると経営者としてのあるべき姿が見えてくるはずだ」と述べ、社長として学びを開始した経緯を振り返りました。「『仕事ができる人の心得』という本を読み、仕事に対する心構えを勉強し、損得よりも善悪で商いすることを徹底している。また毎年社内で経営方針発表会を開き、方針や理念を社員と共有している」と自社の取り組みを紹介し、最後に「働く意義を明確にし、いかに働きやすい環境を整えるかが私の仕事だ」と締めくくりました。
▼企業理念の重要性を語る藤井氏
▼共育について語る相澤氏
釧路支部幹部大学同窓会(岸本真希人会長)は26日に、オンネトーで釧路短期大学の大西教授のガイドのもとフィールドワークを行いました。
大西氏は「阿寒国立公園は大雪山国立公園とともに、北海道で初めて国立公園として指定を受けた。日本一の規模を誇る『屈斜路カルデラ』『阿寒カルデラ』など様々な火山現象、地形が凝縮している」と阿寒国立公園について説明しました。
またオンネトーを散策しながら「この湖は季節や天候、角度によって湖面の色が変わり、非常に美しい。また森には多くの植物が群生しており、何度訪れても飽きない」と述べました。
その後参加者は雌阿寒岳の三合目までキノコを採りながら登り、会員同士の交流を深めました。
▼オンネトーの森には2千種類以上のキノコがあると説明する大西教授
▼オンネトー散策した参加者
▼神秘の湖と言われるオンネトー
釧路支部は14日、新会員の業務内容と人となりを知り交流を深めるために新入会員報告会を開催し、宮本機械釧路支店の加藤支店長と鈴木圭介税理士事務所の鈴木所長が業務内容を報告しました。
加藤氏は2010年3月に、鈴木氏は2010年4月に同友会に入会しました。最初に報告した加藤氏は自社の取り組みについて「機械屋は融通が利かないと言われるが、取引先の工場を稼働させるために緊急対応し、昼夜を問わず在庫部品を届けている」と述べました。また、経営理念である「我々は時代の流れを先取りし、取引先と消費者の利益に寄与するとともに広く社会に貢献する」を頭の片隅にとどめ、「我々はお客様に何を求められているのかを考えなくてはいけない。そのためには広く知識が必要だ」と語りました。
今年1月に独立した鈴木氏は「顧客数がほぼゼロからのスタートだったが、月次巡回調査を徹底し、工場見学をしたり、企業訪問を重ねることでお客様との意思疎通を図っている。お客様や銀行からの紹介で何とか初年度の目標を達成できそうだ」と報告しました。また「従来の税理士事務所の申告・納税・税務調査の機能だけでなく『信用される経営計画書の作成』のお手伝いにも力を入れて取り組んでいる」と述べました。
▼宮本機械(株)釧路支店 取締役支店長 加藤 稔氏
▼鈴木圭介税理士事務所 鈴木 圭介所長税理士
釧路支部(亀岡孝支部長・449社)は地域起業支援事業の一部である「釧路起業サポート相談会(k-Biz・kushiro-Business)」を開催し、富士市産業支援センター(f-Biz)センター長の小出宗昭氏を交えて、意見交換会を行いました。この地域起業支援事業は、2009年に施行された釧路市中小企業基本条例の具体的施策として行われています。
小出氏は「消費者は理由がないと購入しない。消費者にわかりやすく購入する理由を与えることが大切」「他社の商品と比較して、自社のブランド化を図ることが大事だ」「メディアを通じて情報発信をする」など販路拡大や商品開発の相談に答え、活発な意見交換を行いました。
最後に「初回から非常に楽しみな相談が多くあった。まだまだ釧路という地域には可能性があるはずだ」と総括しました。
小出氏は今後11月6日(土)、1月、3月に来釧し、同様の相談会を行います。なお、11月6日はフリーパレット集客研究所の藤村正宏氏との講演会を開催します。
▼相談に応じる小出氏
釧路支部マルチメディア研究会会長の斉藤和芳氏は、25日にIT関連の悩みを持つ釧路支部会員を2社訪問しました。
1社目の訪問企業ではパソコン本体の一部入替えを検討しており、その際のデータ移行についての悩みについて「データ移行はかなりの労力を要し、業務に支障をきたす可能性がある。日常業務で使用しているのであれば、自分で行うより、取引業者にお願いしたほうが良いのではないか。自分で行う場合、必要なデータが消えたり、うまく起動しなかったりなど非常に手間がかかる作業が必要な可能性が高い」と述べました。
2社目の訪問企業では「地方の営業所との情報を共有するにはどうしたら良いか」との質問に、斉藤氏は「無料のオンラインストレージサービスを利用すると、パスワードを入力しただけでどこからでも情報を見ることが可能だ。外出が多い職場でもスマートフォンを使用して、リアルタイムで情報を共有することできる。また、有料だがNTTのグループアクセスを活用し、地方の営業所から本部へ直接プリントアウトなどすることも一つの方法ではないか」と答えました。
次回は10月27日(水)に訪問予定です。ITに関するお悩みを抱えている方は、お気軽に同友会事務局(0154−31−0923)までお問い合わせ下さい。なお相談料は無料ですので、お気軽にご相談下さい。
▼悩みに的確に答える斉藤氏
摩周地区会(竹森英彦会長・19社)は8月24日、8月例会を開催しました。今回は釧路新聞社標茶支局長の山本雅之氏が「新聞記者からみた摩周の現状と未来」と題し講演を行いました。
冒頭、山本氏は「着任して2年以上経つが取材対象に困ったことがない。話題は常に身近にある」と述べました。その後、「道の駅の改修問題」や「てしかがえこまち推進協議会」の他、5月に開催された「行列のできる講座とチラシの作り方セミナー」や7月に同友会が主催した「町民公開講座 自分のカラダ 見て・知って・学ぶ健康づくり」に触れ、「全国紙やブロック紙は明るい話題を少ししか載せず暗い内容が多いが、釧路新聞は明るい話題を伝えることを重視している。釧路新聞には弟子屈町のトピックがあふれ、話題の内容から見ても弟子屈町が元気な町だとわかる」と述べました。
また、山本氏は記事掲載の基準として取材対象にメッセージ性があるか、インパクトがあるか、継続性はどうか、連携があるかをあげ、「一度途絶えていた事柄が再開され、それを追うのも面白い」と新聞記者としての醍醐味を語りました。
▼住民の生活に沿った記事を書き続けたいと語る山本氏
摩周地区会(竹森英彦会長・19社)は8月24日、弟子屈商工会と合同で弟子屈高校の就職を希望している3年生25名を対象として模擬面接指導を行いました。冒頭、挨拶した鈴木校長は「面接指導のおかげで昨年度の就職率は100%を達成した。今年度も100%を目指して学校としても指導に力を入れている」と述べました。摩周地区会員からは「今日の面接指導を通して、試験本番までの短い日数の中で自分の目指す職業、働くことについて真剣に考えてほしい」と激励が送られました。
模擬面接では入退出時の礼儀作法や質問に対する受け答え、模擬面接全体を通しての改善指導が行われました。全体を通して「もっと‘この会社に入りたい’というアピールの仕方を練習すること」や「動作と言葉は同時にしない方がよい」等の技術面・心構えについて熱のこもった指導が行われた他、服装や姿勢を正すなどの基本の徹底や一生懸命さが伝わりにくかったなど今後につながる改善点が指摘されました。
▼熱心に面接指導を行う会員
釧路支部(亀岡孝支部長・451社)は26日に、8月例会を開催し「農業発!新事業参入への挑戦」と題して帯広支部会員の尾藤農産社長の尾藤氏が報告しました。
尾藤氏は「小さい頃から農業が大好きだった。就農するのは必然的で、先代から60ヘクタールの農地を引き継ぎ、その後機械化を進め、現在は100ヘクタールを維持している」と語りました。
これまで目指してきた農業について「楽しい農業、豊かな農業、儲かる農業」とし、「農業も企業活動と同じだ。企業と同じように、成長していかないといずれ農家も衰退してしまう。そうならないためにも日本より農業が盛んな海外へ農機や農場を見学しに行き、効率化を図るために海外の農機を購入したり、土壌分析のコンサルをお願いしたりなど世界中の様々な事例から自分に合うものを実行している。何事も成功するまで実行することが大切だ」と自身の農業への取り組みを述べました。
また芽室町にある昭和初期に建てられたレンガ倉庫が解体の危機に瀕した際「自分達にできることは美味しいものを作って、地元の人に食べてもらうことだ。地元の子供達に芽室町の食べ物は美味しいと知ってほしい。それが農家にとっての社会貢献だ」とレンガ倉庫に焼肉店をオープンさせた経緯を語りました。
★尾藤氏が経営する焼肉KAGURA(火蔵)のホームページ
http://www.y-kagura.jp/
▼「地域との連携が大切」と語る尾藤氏
▼グループ討論の様子
釧路支部は8月25日、社員研修会の第二講を開催しました。今回は「『言い過ぎ』や『言いそびれ』をなくす自己表現向上講座」という題で、社員研修等を行う会社の代表である渡邉尚美氏(帯広支部会員)が講演と実技指導を行いました。
渡邉氏は中堅社員の目指す姿として、「信頼関係づくりが重要であり、その土台をもとに人材育成が出来る」と強調しました。また、「相互交流能力はちょっとした技や学びで向上する」として、実際にグループ討論で相手の話をきく事の重要性を体験し、人の話をきく時は『傾聴』『受容』『共感』を心がけることで相手に安心感を与え、良好な関係が築けることを学びました。
また、渡邉氏は『共感』と『同感』は違う事に触れ、「自分の価値観という物差しを取り払い、目前の人の『考えは何なのか』『何につまずいているのか』等、その方ありきで聴くと共感は得られる」と述べました。
その後、『質問力』を上げる訓練や『言いにくい事を上手にいう方法』についても実践を踏まえて詳しく学びました。
最後に渡邉氏は「傾聴の基本として『あいさつ』『アイコンタクト』『あいづち』を実践する『3愛(あい)運動』をすすめて欲しい」と結び、盛会のうちに研修会は終了しました。
▼「相手をねぎらう一言から始めよう」と語った渡邊氏
▼熱気あふれるグループ討論の様子
北海道同友会釧路支部の条例制定運動を学ぼうと、宮崎同友会の一行5名が23日、同友会釧根事務所を視察に訪れました。
宮崎同友会代表理事、政策担当理事、宮崎大学准教授、事務局長などから、条例制定に至る過程や中小企業円卓会議の進め方などについて活発な質問が出されました。釧路市条例の中核になっている、域内循環・域外貨獲得・域内連携については評価が高く、「宮崎は条例がまだ制定されていないが釧路の条例に学んで運動を進めたい」と意見が出されました。さらに、宮崎大学の研究者からは、「財の域内循環を可視化するために、釧根経済の産業連関表を作成すると市民に条例がさらに浸透するのではないか」と提案がありました。
9月5日日曜日には旭川支部の一行が条例の視察に来釧します。
▼宮崎同友会視察団
釧路幹部大学同窓会(岸本真希人会長)は8月23日に例会を開催し、釧路公立大学の高嶋教授がルース・ベネディクトの『菊と刀』をテキストに、外国から見た日本について講演しました。
ベネディクトは、アメリカ合衆国が第二次世界大戦に参戦するに当たって戦争に関連した研究や助言を行った文化人類学者です。
高嶋氏は「ベネディクトは、階層序列意識を持つ日本人は、人に恩を返すことを正義とするのに対し、欧米人は法律を守ることが正義であると考えている点から、前者は『恥の文化』、後者は『罪の文化』である」と両国が抱く正義感の違いについて説明し、「恥の文化を他国に輸出しようとすると、日本特有の善行の道標が他国にはそのまま通用しないので失敗する」と警鐘を鳴らしました。
▼外国から見た日本について熱く語る高嶋氏
釧路支部は8月19日、社員研修会の第一講を開講しました。この研修会は、初めて部下を持った中堅社員を対象に責任能力と相互理解能力の向上を目的として行われます。
講師の竹森英彦氏(摩周調剤薬局専務)は『部下と上司をつなぐ気配り・心配り』と題して講演しました。竹森氏は自身のサラリーマン時代からの経験を踏まえ、「どうしたら企業の宝である幹部になれるのか」について言及し、まず第一に「会社を支える存在になりたいと強く思うこと」が大事と述べました。その後、どんな時でも元気に明るく挨拶できる。何事も聞く前に考える。常に納期を意識して働く。手抜きをしない。失敗の原因を追及する。常に最悪のことを想定して動く。常に強い意識を保つ等、具体的に語りました。
さらに竹森氏は、社長が考える『評価』と社員が考える『評価』は違うことを意識する事。「人を育てることも評価の対象であるし、企業が与える目標はそのまま自分に対する期待にあたる」とし、楽をしたいという気持ちを捨てなければ会社を支える存在にはなれないと参加者に訴えました。最後に自身の勤務前の習慣にも触れ、「仕事について自分で考える時間を作って欲しい。その時間を使って1日一つ今まで出来なかったことが出来るようになったら、何も考えない人とは1か月で約20の差が1年では240の差となってあらわれる。それが仕事の成果に繋がる」と結びました。
★第2講は8月25日19:00〜 三ツ輪ビル3階会議室で行います。
▼会社を支える人になってほしいと語る竹森氏
摩周地区会(竹森英彦会長・19社)は7月30日、「弟子屈町民講座 〜自分のカラダ 見て・知って・学ぶ健康づくり〜」と題してJA北海道厚生連 摩周厚生病院院長の森正光氏を迎えて公開例会を開催しました。冒頭、挨拶した竹森会長は「地域に根差す経済団体として同友会は様々な活動を展開している。今年度は弟子屈町中小企業振興基本条例の制定運動を通して地域に貢献していきたい」と述べました。
講演した森氏は「生活習慣病は様々な病気を併発する恐ろしい病。耳が痛い話が多いと思うが『開き直って』聞いてほしい」と述べ、喫煙、肥満などを原因とする生活習慣病について報告しました。「毎日少しのことを我慢、注意するだけで生活習慣病の予防には効果的だ。世界中でトップレベルの平均寿命を誇る日本人として、一人ひとりが平均寿命まで健康でいることは医療費の軽減につながる」とも述べた森氏は動脈硬化をヨーロッパを流れるドナウ川に例えるなど解りやすく、笑いを交えた講演を繰り広げました。
当日は血糖値、骨密度、体脂肪率などの簡易測定と健康相談会も開かれ、参加した町民は普段測ることのない骨密度などを測定し、熱心に相談していました。
▼「肥満の予防には早い時間に夕食を摂ること」と話す森氏