一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

南しれとこ支部

根釧三支部が統合「くしろ支部」が誕生


釧路支部、南しれとこ支部、根室支部が統合した「くしろ支部」(701社)が4月26日、誕しました。新支部長には石橋榮紀氏(浜中町農業協同組合・ 代表理事組合長)が就任。「新たなる旅立ち、根釧の企業家が創る地域の未来」という新支部のスローガンが採択されました。

3支部統合の背景には、根釧地域2市11町村の人口減少が進む中、「地域の垣根を越えて連携しなければ中小企業は生き残れない」という危機感がありました。

同友会活動では幹事会、委員会が統合されることで根釧地域の各会員の抱える経営課題が共有化され、アクティブな企画立案がされることが期待されています。ひとつの支部では実施が難しかった共同求人活動、社員教育も会員の方の要望に応えられる体制が整います。

総会では、2016年度の活動方針として2つの基軸を打ち出しました。1つ目は全会員数(701社)の10%以上の会員が例会などで体験報告をするという目標を掲げ、支部統合により経営体験を学べるメリットを一層実感できるようにします。

2つめは地域資源の再発見、新しい視点での企業連携を目指す「根釧企業連携プロジェクト」の設置。根釧の各会員企業が自社の強みを出し合い、新商品や新サービスを作り出します。同友会の信頼関係に裏打ちされた「くしろ支部」発信の連携商品の誕生が待たれます。

総会で選出された27人の新幹事は今まで各支部を支えてきた役員が就きました。広域統合という前例のない試みに向かってくしろ支部の挑戦が始まりました。

【釧路地区会各委員長が活動計画について提案】

■経営指針委員会・矢部委員長(あゆみ調剤薬局) ■共育委員会・岸本委員長(スズヤ書店)

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■求人委員会・表委員長(カーショップオモテ) ■組織委員会・乗山委員長(ファーストコンサルティング)

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■政策委員会・森川委員長(オイコス)

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【くしろ支部設立総会にて挨拶する三支部統合副実行委員長・髙岡氏(根室スチレン)】

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【北海道同友会 2016年度活動方針(案)について説明する細川専務理事】

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【新たにくしろ支部幹事長に選出された曽我部氏】

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【各地区会から2016年度活動方針を報告】

■根室地区会・田嶋副地区会長(ナカイチ)  ■南しれとこ地区会長・栗山副地区会長(中標津こどもクリニック)

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■別海地区会・外村副会長(ほくえい)     ■釧路地区会・長江地区会長(長江建材)

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■摩周地区会・近藤幹事長(近藤建設)    ■ルパン浜中地区会・大野幹事長(大野商店)

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■厚岸地区会・成澤会長(ナリテツ)      ■標茶地区会・小林会長(小林自動車整備工場)

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【くしろ支部長に就任した浜中町農業協同組合・石橋組合長】

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【乾杯ご発声は釧路商工会議所・川村専務理事】 【釧路市長・蝦名氏による挨拶】

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【6月に旭川で開催される女性経営者全国交流会のPRに旭川支部から3名が参加】

(三広堂・鈴木会長、ダイアナ多花木(たかき)・勝田取締役、AIコンサルタント・鶴羽氏)

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【全道経営者”共育”研究集会開催地の函館支部会員より道研参加の呼びかけ】

■函館フーズプランニング・髙野社長      ■西友エンジニアリング・西川代表

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【新たなスタートを祈念した閉会挨拶(くしろ支部・亀岡相談役)】

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南しれとこ地区会設立、新体制での活動がスタート


南しれとこ支部は4月21日、釧路支部、根室支部の根釧三支部統合に伴う支部決算総会と、「南しれとこ地区会」設立総会をトーヨーグランドホテルで開催しました。

根釧三支部が統合し、4月26日に「くしろ支部」が新たに誕生します。今後は、南しれとこ地区会(中標津、標津、羅臼)と別海地区会として活動します。

南しれとこ地区会設立総会では、地区会長に雨宮慶一氏(雨宮印刷・社長)、幹事長に青山隆志氏(青山商会・社長)が就任しました。

「この地域でともに歩み、新たな1頁を創ろう!」をスローガンに、同友会の3つの目的に沿った学びあい活動の展開、新会員や入会歴が長い会員が積極的に参加できる学びの場づくり、80社会員を目指す等、5つの活動方針を提案し、承認されました。

雨宮地区会長は、「支部統合をきっかけに、地域を越えた連携や交流を一層促進したい」と抱負を語りました。

地区会設立記念講演会では、中標津町出身の北海道新聞社・村田正敏会長が、「故郷(ふるさと)・中標津の魅力」について講演しました。村田会長は、「中標津を含め管内には世界的にも貴重な自然や動物など観光資源がいくつもあり、大きな財産になる。ストーリー性を持たせ発信して欲しい」と語り、約120名の参加者が熱心に聞き入りました。

【地区会長に就任した雨宮氏】

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【北海道同友会2016年度活動方針(案)について説明する北海道同友会・守代表理事】

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【故郷・中標津の魅力について語る村田会長】

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【記念講演には約120名が参加】

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【日下副地区会長の発声により高らかに乾杯】

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【函館支部・加藤氏が10月7日に開催される道研をPR】

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【副地区会長に就任した栗山氏による閉会挨拶】

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南しれとこ支部 2016年新年交礼会


南しれとこ支部は1月22日に、寿宴にて2016年新年交礼会を開催。40名が参加しました。 記念講演では、とかち支部支部長の山本英明氏((株)山本忠信商店 社長)を招いて 北海道を東南アジアへ! ~「プライム・ストリームグループ」の挑戦~と題して講演。 まめの卸業の歴史と果たしてきた役割を振り返りながら、経営理念を深化させ、 「農業をコミュニケーション産業へ」という方針の下、日本の小麦生産の1/4をとかちが占めていることに着目し、集荷をスタート。

北海道で付加価値をつけようと仲間とともに製粉工場「十勝☆夢Mill」を2011年に建設、稼働させた。 直後、突然襲ってきた自由化の波の中、プライムストリームグループを設立し、現在、海外で北海道・とかちブランド確立を目指す。

 

▼山本忠信商店 社長 山本英明氏

山本社長

 

南しれ全体

▼懇親会 雨宮支部長 挨拶

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支部長に雨宮氏、幹事長に青山氏が就任。第33回南しれとこ支部定時総会を開催


南しれとこ支部は4月23日、第33回定時総会を開催しました。

総会では、雨宮慶一氏(雨宮印刷・社長)が新支部長に就任、新幹事長に青山隆志氏(青山商会・社長)が就任し、新執行部体制がスタートを切りました。

2015年度は「地域経済について学ぶ・語る」、「共同求人の窓口と社員教育を実践する」、「会員の勧誘と交流事業をおこなう」3委員会と、「中小企業振興基本条例を活用する」、「経営指針つくりをサポートする」2プロジェクト、「事業継承について話し合う」会議を新設し、活動を行います。

▼支部長を務め、雨宮氏へと引き継いだ名和氏

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▼支部長に就任した雨宮氏

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▼和やかに交流を深める参加者の皆さん

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★2015年度支部長・幹事長
支部長:雨宮 慶一氏<雨宮印刷(株) 代表取締役>

幹事長:青山 隆志氏<(有)青山商会 代表取締役>
★南しれとこ支部総会議案書はこちらからダウンロードしてご確認ください。
http://portal.doyu-kai.net/pdf/20150423minashire1.pdf

★南しれとこ支部新役員名簿はこちらからダウンロードしてご確認ください。
http://portal.doyu-kai.net/pdf/20150423minashire2.pdf

★2014年度決算・2015年度予算はこちらからご覧いただけます。
http://portal.doyu-kai.net/pdf/2014kessann1.pdf

http://portal.doyu-kai.net/pdf/2014kessann2.pdf

http://portal.doyu-kai.net/pdf/2015yosan.pdf

 

お客様に支えられて40年。業界の常識への挑戦~南しれとこ支部 新年交礼会~


南しれとこ支部(名和孝志支部長・163社)は1月28日、トーヨーグランドホテルで新年交礼会を開催し、50名が参加しました。

新春講演では北海道同友会常任理事・西胆振支部長のウロコ・斎藤光太郎社長が「お客様に支えられて40年~日曜日が定休日、業界の常識への挑戦~」をテーマに講演しました。

斎藤社長は、伊達市内と洞爺湖町に計4店舗の食料品スーパー「ウロコ」を経営しています。年中無休が主流となっているスーパーマーケット業界において、日曜日が定休日、タイムセールを行わない等の常識を覆す独自の手法を打ち出しています。

「地域から支持される店作りのためには、従業員が安心して長く働くことが出来る環境づくりが大切。そのためにはチームワークやコミュニケーションが欠かせない。」と語る斎藤社長。社員旅行や一泊二日の研修を毎年実施する等、顧客満足社員満足の向上を目指しています。

「大手スーパーとの差別化を図るために、『徒然草』の一節にある「勝たんと打つべからず、負けじと打つべきなり」の精神で臨んでいる。ウロコでは、勝とうとするのではなく、負けないようにすることだ。営業を続けるために、ターゲットを絞り、地域から信頼される店づくりを目指したい。」と様々な戦略を紹介しました。

<南しれとこ支部新年交礼会・来賓一覧>順不同————————–

中標津町                  町 長       小林  実 様
北海道根室振興局              副局長       松村 英二 様
中標津町商工会                  会 長         大橋  清勝 様
中標津町議会                      議 長        萬   和男 様
北洋銀行 中標津支店          支店長       佐藤  仁寿 様
北海道銀行 中標津支店        支店長       金成   篤
大地みらい信用金庫 中標津支店      支店長       大越  秀一 様
大地みらい信用金庫 りんどう支店      開設準備委員長 蝦名  巧  様
釧路信用組合 中標津支店        支店長       藤田   稔 様
中標津町商工会青年部          副部長       菊池 憲一郎 様
副部長       植垣  年浩 様
(一社)中標津青年会議所              理事長       今井  博文 様
——————————————————————————–

▼将来を担う若い人たちが地域で活躍できるフィールドをつくりたいと語る名和氏
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▼大手との差別化戦略について語る斎藤氏
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▼中標津町 小林町長
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▼北海道根室振興局  松村副局長

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▼中標津商工会 大橋会長
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▼中標津町議会 萬議長

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別海地区会 新年交礼会に会員集う


南しれとこ支部別海地区会新年交礼会(寺井範男会長・87社)を1月22日、べっかい郊楽苑で開催し36名が参加しました。

水沼猛町長や別海町議会議員の皆さんをお招きし、町政や将来への展望などについて意見交換しました。

中小企業をとりまく環境が激変する中、いかにして地域の活力を保つか。雇用の確保など地域の担い手としての中小企業の役割を改めて確認し、別海町の今後の新たな展開について大いに語りあいました。

▼新年の抱負を語る寺井地区会長

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▼「町として中小企業振興策にしっかり取り組みたい」と話す水沼町長

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▼渡邊別海町議会議長

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▼橋本商工会長

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▼安田別海町議会副議長による乾杯

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支部長に名和氏、幹事長に雨宮氏が就任。第32回南しれとこ支部定時総会を開催


南しれとこ支部は4月24日、第32回定時総会を開催しました。
支部長に名和孝志氏(エヌエス工業・社長)、幹事長に雨宮慶一氏(雨宮印刷・社長)を再任しました。
記念講演では釧路支部・幹事長の北泉開発の曽我部常務が「エゾシカから、地域の未来を考える~日本初のエゾシカビジネス奮闘記~」をテーマに講演しました。

▼支部長に就任した名和孝志氏
名和支部長2

▼記念講演を行った北泉開発の曽我部常務
曽我部氏

★2014年度支部長・幹事長
支部長:名和 孝志 氏<(有)エヌエス工業 代表取締役>
幹事長:雨宮 慶一 氏<雨宮印刷(株) 代表取締役>

★南しれとこ支部総会議案書、新役員名簿はこちらからダウンロードしてご確認ください。
http://portal.doyu-kai.net/pdf/minasiresoukai.pdf

★2013年度決算・2014年度予算はこちらからご覧いただけます。
http://portal.doyu-kai.net/pdf/2014soukai1.pdf

★南しれとこ支部総会が報道機関に掲載されました。こちらからご覧いただけます。
http://portal.doyu-kai.net/modules/news/article.php?storyid=1383

 

南しれとこ支部 中標津町地域雇用創造協議会主催の合同企業説明会が開催されました


9月10日、中標津町地域雇用創造協議会主催(共催:同友会南しれとこ支部)の合同企業説明会を中標津経済センターで開催し、来春卒業予定の管内4校の高校生や地域の求職者など約120名が来場しました。
地元企業を中心とした18社が出展し、求職者や転職者およびUターン・Iターン希望者と企業のマッチングが行われました。参加企業は求人情報の提供だけではなく、様々な業種、職種、町の現状を学生に説明しました。
会員企業からは「企業と高校生の採用に対するミスマッチを解消する場になってほしい」と期待の声がよせられ、参加学生からは「企業で“働く”イメージがより深まった。今後の進路の参考になった。」という感想が出ていました。(滝口)

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釧根地域における中小企業者の取引実態調査のお願い


(社)北海道中小企業家同友会 釧路支部 支部長 石橋 榮紀
釧路公立大学 経済学部 准教授 下山 朗

同友会では「釧路市中小企業基本条例」の精神に則り、釧路公立大学と共同で地域経済の分析活動を展開しております。このほど「地域経済活性化に向けた域内循環の取引実態」を調査することになりました。
調査結果は、統計的に処理し、当研究会の成果報告および研究以外の目的では使用いたしませんので、個々の事業所が特定されることはありません。

釧路市中小企業基本条例とは
http://p.tl/CXuI

 

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  9. 9 販売額の割合を教えて下さい。(合計100%になるようご記入ください)
  10. 10 ここ数年、所在地管内の取引はどのように変化していますか?増えた、減った、変わらない、いずれか一つを選択して下さい
  11. 選択して下さい (「増えた」と答えた方⇒11へ 「減った」と答えた方⇒12へ)
  12. 11 「増えた」と答えた方、理由を教えて下さい。(複数回答可)
  13. 12 「減った」と答えた方、理由を教えて下さい。(複数回答可)
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若手経営者のチャレンジと苦悩〜南しれとこ支部8月例会〜


南しれとこ支部は8月21日、会員企業の訪問と焼肉交流会を開催しました。
訪問企業は、山川、バイオマスソリューションズ、オートファクトリーラッシュの三社。
「社員の技術力をいかに向上させるか」
「地域を超えた事業展開を進めたい」
経営の悩みや、今後の展望など若手経営者の意欲溢れる挑戦の数々を語りました。
企業訪問後は、旬の食材を持ち寄り焼肉交流会を開催。
炭火を囲み、企業見学での「現場を見ないと経営の本質はわからない」という気づきや互いの経営体験を語り合い交流を深めました。(滝口)

▼バイオマスソリューションズの最先端コンポストプラントを見学

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▼山川の太陽光発電パネル

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▼オートファクトリーラッシュ

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釧根三支部で定時総会を開催


<釧路支部第39回定時総会 4月19日>
釧路支部は4月19日、釧路キャスルホテルで第39回定時総会を開き、
釧根三支部における農業部会発会や浜中町内で釧路支部5つ目となる
新たな地区会の設立などを盛り込んだ2013年度活動方針を決めました。

▼開会挨拶をする石橋支部長
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▼北海道同友会2013年度活動方針(案)を説明する守代表理事
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▼新役員を代表して挨拶する藤井副幹事長(会員増強プロジェクトリーダー)
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●支部長:石橋 榮紀  氏<浜中町農業協同組合 代表理事組合長>
●幹事長:曽我部 元親 氏<北泉開発(株) 常務取締役>

★釧路支部総会報告書、新役員名簿はこちらからダウンロードしてご確認ください。
http://portal.doyu-kai.net/pdf/kushiro39soukai.pdf


<根室支部第30回定時総会 4月22日>
根室支部は4月22日、イーストハーバーホテルで第30回定時総会を開催し、
根室支部設立30周年記念事業の成功や「同友会カレッジ」の取り組み等、
より一層の活動充実を誓いました。
総会に引き続き、朝日新聞社の中島隆中小企業担当編集委員を講師に、
「わたしは中小企業の応援団」と題した記念講演会を開催しました。

▼開会挨拶をする田家支部長
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▼北海道同友会2013年度活動方針(案)を説明する本郷代表理事
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▼記念講演をする朝日新聞社 中島中小企業担当編集委員
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●支部長:田家 徹   氏<(株)タイエー 代表取締役>
●幹事長:瀨戸 愼太朗 氏<(株)ファイン 専務取締役>

★根室支部総会報告書、新役員名簿はこちらからダウンロードしてご確認ください。
http://portal.doyu-kai.net/pdf/nemuro30soukai.pdf


<南しれとこ支部第31回定時総会 4月26日>
南しれとこ支部は4月26日、寿宴で第31回定時総会を開催しました。
総会では、中小企業振興基本条例に基づいた更なる地域づくり活動の
展開や釧根三支部の連携強化等を確認しました。
総会に引き続き開催した記念講演会では、「目指せ世界一! 地域・
生産・加工・パン屋をつなぐ十勝小麦物語」をテーマにとかち支部(本別
町)の前田農産食品(資)前田茂雄専務が講演しました。

▼開会挨拶をする山崎副支部長
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▼北海道同友会2013年度活動方針(案)を説明する藤井副代表理事
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▼記念講演をする前田農産食品(資) 前田専務
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●支部長:佐々木 孝 氏<佐々木テント(有) 代表取締役>
●幹事長:雨宮 慶一 氏<雨宮印刷(株) 代表取締役>

★南しれとこ支部総会報告書、新役員名簿はこちらからダウンロードしてご確認ください。
http://portal.doyu-kai.net/pdf/minamishiretoko31soukai.pdf

これが同友会流「異業種交流」だ!〜南しれとこ支部7月例会〜


▼産業別に、3名から報告がありました

▼グループ情報交換が活発に行われました

 7月23日(月)、南しれとこ支部(佐々木 孝支部長)では「これが同友会流“異業種交流”だ!」をテーマに7月例会を開催しました。同友会には、あらゆる業種の会員が加盟していますが、産業別の報告を通して地域経済の状況を把握することが目的です。

 報告のトップバッターは中標津農協購買部長の長渕豊氏。「昨今、農家戸数の減少や農地の減少が進んでいる一方で、乳牛の飼養頭数は4年で300頭以上増えている」という現状を伝え、建設業と連携したデントコーン&グラスサイレージの取り組みや検査体制なども紹介しました。また、畑作については「中標津大根は関西や九州地方に大量に出荷している。また、生産者の顔が見える“もぎたて市”はたくさんの町民に喜ばれている。あらゆる取り組みを通じて、食べ物を大切にする風土を築きたい」と思いを語りました。

 続いて、第2次産業として、建設業の(株)篠田興業社長の篠田静男氏が報告。「公共事業が激減する中、さらに厳しい状況が続いている。だが、黙っていては悪化する一方だ。自ら前に出ようとあらゆる事に挑戦した」と語り、「あらゆる制度を活用した事業に着手しようと各機関を回り、積極的に相談した。また、銀行に対してはありのままの財務状況を伝え、正直に自分の想いを伝えた。自分をさらけ出し、目の前の課題を1つ1つクリアしたことで、結果的に銀行からあらゆるサポートをいただくことができた」と経験談を述べました。

 最後は、第3次産業として中標津保養所温泉社長の加藤達雄氏が観光と旅館業の動向について話しました。「平成5年の宿泊者数が約10万9千人で、平成23年は約13万人に増えている。ビジネス客と観光客の比率はほぼ同じだ」とデータの推移で地域の状況を伝えました。「我々旅館業は、地域外から人が来てくれ成り立つ仕事だ。地域の魅力を伝える演出力に磨きを掛け、1次、2次産業と連携することで可能性が広がるはず。また、“環境”を視野に入れた中標津らしい観光の在り方を検討する必要がある」と述べました。

 その後のグループ情報交換も活発に行われ、3名の報告をもとに質問や提案が出されました。

 最後に、名和孝志副支部長が「異業種の取り組みから地域の今を知り、今後の可能性を考えるいい機会となった。このような学びを積み重ね、強い地域や企業をつくりましょう」と締めくくりました。

社員育ては、第2の子育て〜小児科医が語る人育てのポイント〜


▼講演をする、栗山院長

▼29名が会場に集まり、熱心に耳を傾けました

 6月25日、南しれとこ支部(佐々木 孝支部長)では、「社員育ては、第2の子育て」をテーマに6月例会を開催し、会員とゲスト合わせて29名が参加しました。

 講師は中標津町で小児科診療所を営む中標津こどもクリニックの栗山智之院長。もともと横浜で小児科医をしていましたが、中標津にほれ込んで移り住み、2002年に開業しました。

 講演では、子どもたちとの触れ合いで感じる疑問などを語りました。「最近は挨拶できる子どもが少なく、小さな判断でも親に委ねるケースが目立つ。また、親も子どもに過保護になっている」と指摘。「社会でしっかり生きるために、?自分の力で考えること?自己肯定感を持つこと、が大切だ。また、失敗したときにどう声を掛けるかを、大人として学ぶ必要がある」と、子育て時の留意点にも触れました。

 最後に「経営者は子どもたちを受け入れ、社会人として教育し、自社発展につなげる使命がある。甘やかさず、厳しすぎずという加減が難しいが、自分で1から育てるという気構えで社員と向き合い、眠っている可能性を引き出して欲しい」とエールを送りました。

釧根三支部で新体制が続々発進 各支部定時総会


 4月20日から25日にかけ、釧根三支部は相次いで定時総会を開催しました。先陣を切って20日に総会が開かれた南しれとこ支部では佐々木孝新支部長体制がスタート、次いで23日の根室支部では田家徹新支部長、25日の釧路支部で石橋榮紀新支部長が誕生しました。

<南しれとこ支部 2012.4.20>
 南しれとこ支部定時総会は今年度、第30回を迎えました。記念講演はとかち支部会員でソーゴー印刷社長の高原淳氏が講演しました。総会では佐々木テント社長の佐々木孝氏が支部長に就任したほか、幹事長に雨宮印刷社長の雨宮慶一氏が就任するなど、新たな執行部体制が築かれました。

▼新支部長に就任した佐々木孝氏

▼記念講演を行ったソーゴー印刷社長の高原淳氏

★南しれとこ支部総会議案書、新役員名簿はこちらからダウンロードしてご確認ください。
http://portal.doyu-kai.net/pdf/minamisiretoko_sokai_hokoku.pdf

<根室支部 2012.4.23>
 根室支部第29回定時総会ではタイエー社長の田家徹氏が新支部長に就任、新幹事長にファイン専務の瀬戸慎太朗氏が就任し、こちらも新執行部がスタートを切りました。記念講演は釧路公立大学准教授の下山朗氏が地方財政と中小企業振興基本条例をテーマに講演を行いました。

▼新支部長の田家徹氏

▼挨拶する守和彦代表理事

★根室支部総会議案書、新役員名簿はこちらからダウンロードしてご確認ください。
http://portal.doyu-kai.net/pdf/nemuro_sokai_hokoku.pdf

<釧路支部 2012.4.25>
釧根三支部の定時総会の締め括りに行われた釧路支部第38回定時総会では、4年にわたって支部長を務めた綜合設備社長の亀岡孝氏から、新浜中町農業協同組合組合長の石橋榮紀氏が新支部長に就任しました。幹事長には昨年度に引き続き北泉開発の曽我部元親氏が就任しました。

▼新支部長の石橋榮紀氏

▼4年間支部長を務め、石橋氏へと引き継いだ亀岡孝氏

★釧路支部総会議案書、新役員名簿はこちらからダウンロードしてご確認ください。
http://portal.doyu-kai.net/pdf/kushiro_sokai_hokoku.pdf

★石橋新支部長就任が各報道機関に掲載されました。こちらからご覧いただけます。
http://portal.doyu-kai.net/modules/news/article.php?storyid=1161

地域内再投資力を高めて地域経済活性を 地域経済分析調査報告会


 南しれとこ支部別海地区会(寺井範男会長)は15日、「地域経済分析調査報告会」を開催し、町民60名が参加しました。この報告会は別海地区会が別海町から受託した事業で、京都大学教授の岡田知弘氏の研究チームが別海町内の各事業所に対して行ったヒアリング、統計資料の分析から分かってきた別海町の姿を報告したものです。

 報告会に先立って、今回の調査事業の結果をまとめた報告書が寺井会長から水沼猛町長へ手渡されました。水沼町長は「行政としても岡田氏のような研究者の見解を取り入れていきたい。今回の報告書も今後の政策展開に役立てられるよう、じっくりと勉強したい」と述べました。

 報告会の中で岡田氏は地域内再投資力について触れ「町内で支払われた人件費、町外から獲得した外貨が地域内の購買力として貢献することが大切だ。今回の調査で別海町民は比較的高い購買力を持っていることが分かったが、大手スーパーなどを通じて町外へ流出している可能性が高い。町内の業者を意識的に利用することでその業者が潤い、納税額を増やす事が別海町の経済を活性化させる重要な要素だ」と解説しました。

 今回の報告を受けて地区会長の寺井氏は「次年度開かれる予定の中小企業振興会議の中で、今回の報告書を基に提言を行っていきたい」と意気込みを滲ませました。

▼公共事業による域内再投資についても言及した岡田氏

▼報告会に先立って行われた報告書の受け渡し風景

★報告書を提出する様子が釧路新聞に報道されました。こちらからご覧下さい。
http://portal.doyu-kai.net/modules/news/article.php?storyid=1144

町立別海病院新病棟で地域医療を学ぶ 〜第2回別海町医療フェアを開催〜


 2月26日(日)、別海町医療サポート隊「医良同友(いいどうゆう)」が協力して第2回別海町医療フェアが開催されました。今回は10月に本格運用が始まる町立別海病院の新病院内部を見学するツアーなどが行われ、250人が参加しました。

 当日は小中学生を対象とした「キッズドクター」の催しやドクターヘリについての紹介ブース、これまでの医良同友の活動を展示したパネル展などが行われました。参加した町民は新たな地域医療拠点となる新病院の内部を見学し、地域医療の重要性や新病院への期待を膨らませました。町立別海病院の西村進院長は「今後、新病院は各種検査を経て運用を開始する。地域医療の中核として機能していくため、今後も地域住民との交流を通して理解を広めていければ」と期待を滲ませています。

▼町民との交流を重視する西村院長

▼白衣をまとったキッズドクターたち

全道から130名が参加 「全道農業関連部会交流会in別海」を開催しました


 2月24日、南しれとこ支部別海地区会(寺井範男会長)の設営で「全道農業関連部会交流会in別海」が開催され、全道各地から130名が別海町に集まりました。

 第一部では「『よそ者視点』で地域資源を発見し、地域づくりでイノベーションを起こそう!」と題して、北海道大学観光学高等研究センター教授の敷田麻実氏が基調講演を行いました。敷田氏は「よそ者は、地域を客観的に見ることができ、地域の人は、よそ者から新たな気付きや知識を得られる。今後は、よそ者と共に発想を膨らませる地域づくりが期待される」と述べました。

  第二部のパネルディスカッションでは、(株)リープス社長の鈴木善人氏をコーディネーターに迎え、基調講演を行った敷田氏、浜中町農業協同組合代表理事組合長の石橋榮紀氏、(有)十勝しんむら牧場社長の新村浩隆氏、別海町役場商工観光課主任の松本博史氏の4名が、パネラーとして意見交換を行いました。ディスカッションでは、「一次産業を持続可能なものにすることが地域の発展につながるのでは」「よそ者視点を経営に取り入れて行動することも重要な要素だ」「地域づくりで重要なことは、成功パターンをいくつも想定すること。形に捉われない対応力が必要」などの意見が挙げられました。

  グループ討論では「地域資源を高めるために私たちが出来る事はなにか」をテーマに、参加者それぞれの地域が持つ資源を活かすための取り組みについて、熱い議論を繰り広げました。

   懇親会では、全国ご当地バーガーグランプリで日本一になった「別海ジャンボホタテバーガー」をはじめ、新鮮な旬の食材をふんだんに使った数々の料理が並び、参加者は終始なごやかな雰囲気の中で親睦を深めました。

 大いに盛り上がり、農業関連部会のネットワークが広がった交流会となりました。
来年は、オホーツク支部主催で開催します。

▼基調講演の講師をつとめた敷田氏

▼パネルディスカッションでパネラーを務めた4名(左から敷田氏、石橋氏、新村氏、松本氏)

▼報告に耳を傾ける参加者たち

▼グループ討論の様子

被災地の現状を語る 南しれとこ支部10月例会を開催


 南しれとこ支部(金曽義昭支部長)は10月例会を開催しました。「東北被災地の今」と題して、日下氏、栗山氏、中島氏が報告しました。
 日下氏は「全国総会で震災の分科会で田村代表理事の講演を聞いたことが、震災について真剣に考えるきっかけとなった。今回実際に中島氏と一緒に被災地に行き、悲惨な状況を目の当たりにしたが、現地の人々が地域が良くなるためには何でもするという姿勢に心を打たれた」語りました。中島氏は「実際に被災地を生で見て、悲惨な状況であることを改めて実感した。募金など色々と被災地のためにできることはあるが、まずは自分達がしっかりと働き、生活していくことが大切だ」と述べました。
 栗山氏は「震災が起こり、誰しも被災地のために何かをしたいと思ったはずだ。小児科医という仕事は子供の健康や発達を手助けすることなので、その面からフォローしたいと思い、被災地に行くことを決めた」と現地に行く経緯を述べました。実際の現地の子供の様子について「子供は非常に敏感で、大人が大変な思いをしていることを理解している。そのため、大人に気を使い本来の子供らしさを失っている。子供が子供らしく前向きに生きていくために、大人の手助けが必要だ。その手助けを現地の大人に任せるのは非常に酷なので、その代わりの役目を果たしたい」と語りました。

▼現地の人々の行動に心を打たれたと語る日下氏

▼日下氏と共に現地に入った中島氏

▼現地で子供のメンタルフォローをする栗山氏

「地域が活性化するためには」 中標津経済セミナー


 南しれとこ支部(金曽義昭支部長)は9日に中標津町役場、商工会との主催で中標津町中小企業振興基本条例施行1周年記念経済セミナーを開催し、会員や町役場職員など130名が参加しました。中標津町では2010年に中小企業振興基本条例が制定され、町役場、商工会、同友会が条例に基づいた具体的な経済施策を検討しています。その一環として、富士市産業支援センター「f−Biz」のセンター長を務める小出宗昭氏が「新たなビジネスに挑戦する人を地域で支えよう」と題して講演しました。
 月に150件を越える相談を受け、10年間で750社以上の新規ビジネスの立ち上げを支援する小出氏は「人は必ず理由がないと行動を起こさない。f−Bizにも理由がないと相談者が来ない。相談者が来るためには具体的でわかりやすい成功事例を次から次へと生み出すことが重要だ。今日はその成功事例を皆様方のヒントにしてもらいたい」述べました。
 新たなビジネスを生み出すポイントとして「セールスポイントを生かす」、「ターゲットを明確にする」、「連携する」の三点を挙げました。「どの会社にでも必ずセールスポイントはある。ヒト、モノ、カネが揃いづらい中小企業では、知識よりも知恵を使って新たな活路を見出して欲しい」と自身がこれまで携わったサポート事例を基に説明しました。
 地域活性のためには従来のイベントやハコモノでの活性化は一過性に過ぎないとし「地域にチャレンジする人が多くなれば、必ず地域が活性化にするはずだ。大きなイノベーションを生み出すことは難しくても、小さなイノベーションを多く作ることができる。ぜひ皆さんには前向きにチャレンジしてほしい」と強調しました。

★当日の様子が北海道新聞に掲載されました。こちらからご覧ください。
http://portal.doyu-kai.net/uploads/files/nakashibetsu.pdf

▼前向きにチャレンジすることが大切と語る小出氏

▼小出氏の報告に熱心に耳を傾ける参加者

医良同友(いいどうゆう)医療講演会 〜喫煙と職場環境〜


 別海町医療サポート隊・医良同友(いいどうゆう)(寺井範男会長)は26日に医療講演会を開催し、「喫煙と職場環境」と題して町立別海病院内科医長の鈴木英雄氏が講演しました。

 

 鈴木氏は「多数の人が利用する職場での喫煙は、本人の健康を損なうだけではなく、非喫煙者も受動喫煙によって被害を受ける可能性が高い。結果として職場全体での病気発症のリスクを高めてしまう」と職場においての喫煙のリスクについて解説しました。また「勤務中の喫煙は自席を離れるケースが多いため労働時間のロスになる。全社で禁煙に取り組むことは生産性の向上にも繋がる」と企業内における禁煙の効果についても紹介しました。

 

 最後に「従業員の健康確保のために、職場環境を整えるのは会社の責務。これを機に、是非とも職場の全面禁煙に取り組んでほしい」と強く訴えました。

 

▼熱心に聞き入る参加者