釧路支部は8月19日、社員研修会の第一講を開講しました。この研修会は、初めて部下を持った中堅社員を対象に責任能力と相互理解能力の向上を目的として行われます。
講師の竹森英彦氏(摩周調剤薬局専務)は『部下と上司をつなぐ気配り・心配り』と題して講演しました。竹森氏は自身のサラリーマン時代からの経験を踏まえ、「どうしたら企業の宝である幹部になれるのか」について言及し、まず第一に「会社を支える存在になりたいと強く思うこと」が大事と述べました。その後、どんな時でも元気に明るく挨拶できる。何事も聞く前に考える。常に納期を意識して働く。手抜きをしない。失敗の原因を追及する。常に最悪のことを想定して動く。常に強い意識を保つ等、具体的に語りました。
さらに竹森氏は、社長が考える『評価』と社員が考える『評価』は違うことを意識する事。「人を育てることも評価の対象であるし、企業が与える目標はそのまま自分に対する期待にあたる」とし、楽をしたいという気持ちを捨てなければ会社を支える存在にはなれないと参加者に訴えました。最後に自身の勤務前の習慣にも触れ、「仕事について自分で考える時間を作って欲しい。その時間を使って1日一つ今まで出来なかったことが出来るようになったら、何も考えない人とは1か月で約20の差が1年では240の差となってあらわれる。それが仕事の成果に繋がる」と結びました。
★第2講は8月25日19:00〜 三ツ輪ビル3階会議室で行います。
▼会社を支える人になってほしいと語る竹森氏