釧路支部(亀岡孝支部長・451社)は26日に、8月例会を開催し「農業発!新事業参入への挑戦」と題して帯広支部会員の尾藤農産社長の尾藤氏が報告しました。
尾藤氏は「小さい頃から農業が大好きだった。就農するのは必然的で、先代から60ヘクタールの農地を引き継ぎ、その後機械化を進め、現在は100ヘクタールを維持している」と語りました。
これまで目指してきた農業について「楽しい農業、豊かな農業、儲かる農業」とし、「農業も企業活動と同じだ。企業と同じように、成長していかないといずれ農家も衰退してしまう。そうならないためにも日本より農業が盛んな海外へ農機や農場を見学しに行き、効率化を図るために海外の農機を購入したり、土壌分析のコンサルをお願いしたりなど世界中の様々な事例から自分に合うものを実行している。何事も成功するまで実行することが大切だ」と自身の農業への取り組みを述べました。
また芽室町にある昭和初期に建てられたレンガ倉庫が解体の危機に瀕した際「自分達にできることは美味しいものを作って、地元の人に食べてもらうことだ。地元の子供達に芽室町の食べ物は美味しいと知ってほしい。それが農家にとっての社会貢献だ」とレンガ倉庫に焼肉店をオープンさせた経緯を語りました。
★尾藤氏が経営する焼肉KAGURA(火蔵)のホームページ
http://www.y-kagura.jp/
▼「地域との連携が大切」と語る尾藤氏
▼グループ討論の様子