一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

みんなの輪に誘い隊通信【第4号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第4号】
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北海道中小企業家同友会釧路支部組織委員会
グッドモーニングプロジェクト

同友会釧路支部「誘い隊」は、定期的に会員の皆さんを訪問しています。
(取材記者★リーダー:大久保 ★メンバー:相木・表・三上・平松・水口)

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【7人目】
 お忙しいなか、プリンスホテル17階、レストラン・トップオブクシロで待ち合わせし取材を敢行しました。サッカーをはじめ、野球、車、マリン、ウィンターなど、スポーツ大好きな渡部さんです。最近は友人と行くスノーボードに心を奪われているとか。渡部さんは「会社は野球のチームだ。1年を野球の1試合にたとえると、9回ウラの大逆転だって可能なんだ。常にあきらめない気持ちを持て!」と社内の若手社員に投げかけます。「わが社はものづくりしかない。どれだけ先方に満足してもらえるか。それが信頼に繋がっていく」と語ります。「渡部組は将来後継者を社内から抜擢したい。血気盛んな若者が育ち、能力のある人が経営する会社にしたい」と語る渡部さんは新事業への展開も模索しているとのこと。「内容はヒミツです」(取材:大久保)

(株)渡部組 専務取締役 渡部 哲夫さん
所在地/川上郡標茶町字ルルラン50―8
業務内容/特定建設業

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【8人目】
 皆さんご存知でしたか?前田さんが30歳で起業したから『フロムサーティ』なんですよ!15年経った今ではフロムサーティをはじめ、バグスワルン、ラウンジレラの3店舗を展開しています。前田さんは「基本的なことをおろそかにしないことが大事。来てくださるお客様は広告塔そのもの。今の自分があるのは誰のお陰かを常に念頭においています。間違いなくお店はお客様のものなんです」とキッパリ。企業を経営していくうえでは、従業員やお客様との人間関係が重要だといいます。「嬉しかったのは、去年の誕生日にスタッフがサプライズパーティを開いてくれたことです。本当に目頭が熱くなりました。自社の社員は家族そのものです。僕は『経営者』としてではなく『パパ』でありたい」と語っています。
 ここ数年スキューバダイビングに熱中しているとのことで、「マイルを貯めて家族を連れてバリ島周辺のコバルトブルーの海へ飛び込みたい。将来はバリ島に移住しようかな」と頬を緩めました。「私は謙虚さを忘れずにお店を続けていきたい。当店はチームワークのよさが売りです。皆さんのご来店をお待ちしてます」終始笑顔の前田さんでした。(取材:大久保)

(有)フロムサーティ 代表取締役 前田 秀幸さん
所在地/釧路市末広町5−13
業務内容/飲食業

南しれとこ支部、4町の財政状況を学ぶ


 南しれとこ支部(端賢二支部長、130社)は条例制定に向けた学習会を商工会と合同で2月4日に中標津町で開き、釧路公立大学で自治体財政学を研究している下山朗氏が講演しました。

 下山氏4町の人口の推移について述べました。「4町は2005年の52,000人から2020年には47,000人と5,000人減少するが、逆に中標津町は1,000人増加する。中標津町は全道的にも極めて稀な自治体だ。財政情況も他に比べて良い方だ。しかし、これからは地方交付税の減少や高齢化に伴う病院会計が町財政を圧迫するだろう。地域経済を活性化するためには、地元の中小企業が活発に活動して、若者が大勢働けるような環境づくりが求められるている」と語り、同友会が進めている中小企業振興基本条例制定運動の意義に触れました。

▼釧路公立大学の下山氏

 

硫黄山開発が釧路の都市形成の端緒、幹部大学で高嶋氏


 同友会釧路支部は幹部大学第5講を2月8日に開き、釧路公立大学の高嶋教授が、鄙びた漁村にしか過ぎなかった釧路が東北海道を代表する都市に発展した要因について講演し、19世紀末の川湯の硫黄山開発が大きな契機になったことを指摘しました。

 高嶋氏は釧路市が発展した要因として、「1884年に鳥取から入植した士族、1885年の標茶集治監の開設、そして1887年の安田財閥による硫黄山の開発の三つがあげられる。特に硫黄山開発が重要だ」と語りました。重罪犯を集めた集治監の開設によって原野の標茶に突然5000人の街が誕生しますが、その囚人を使って安田財閥は硫黄採掘の鉄道を敷設しました。結果として標茶に物資を供給する商業者が釧路に住み着きます。「標茶から釧路まで釧路川を利用して蒸気船で硫黄を運んだが、蒸気船の燃料である石炭を春採湖の周辺から採掘した。これが釧路炭田の黎明となった」と解説しました。

 「硫黄山は僅か十年で掘り尽されたが、遺された硫黄山鉄道で釧路駅が設置され、1907年には旭川と釧路の間に鉄道が全通した。石川啄木も釧路駅に降り立ち詩を詠むことができた。硫黄山がなければ釧路の都市形成は大幅に遅れた」と述べました。

▼高嶋弘志釧路公立大学教授

中小企業振興基本条例制定に意欲、別海町長地区会で語る


 南しれとこ支部別海地区会(寺井範男地区会長・41社)は1月30日に新年会を兼ねた例会を開催し、みどり建工の山崎社長と寺井建設の寺井社長が経営指針づくりを演題に講演しました。その後の新年会では、別海町長、別海町商工会長、別海町建設業協会長なども参加して懇親を深めました。水沼別海町長は挨拶の中で、「今までは酪農や水産の振興政策に町は重点を置いていたが、これからは中小企業振興を真剣に考えなければならない。同友会が提唱している中小企業振興基本条例を制定して町の将来像を描きたい」と条例制定に向けて意欲を示しました。

 例会で報告した山崎氏は、支部の経営指針づくり研究会に通って経営指針を作成した経験に触れ、「経営指針作成は同友会運動の根幹に関わる重要な活動だ。会員の皆さんには『労使関係の見解』を是非読んで欲しい」と語りました。その後報告した寺井氏は、「札幌の同友会の会議で経営指針について話題になり、他の会員は皆作成していた。我が社は成文化していなかったので慌てて作った。別海の会員の皆さんも早く取りかかってほしい」と訴えました。

 

▲みどり建工の山崎氏

▲寺井建設の寺井氏

▲水沼別海町長

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    〔 同友会と経営指針 〕    H20.1.30  YAMAZAKI  HIRISHI 
           
 「経営指針」成文化運動の歴史          
           
●  1957 (S32) 日本中小企業家同友会の創立       
●  1969 (S44) 中小企業家同友会全国協議会の設立       
●  1973 (S48) 「同友会の3つの目的」を成文化       
             良い会社をつくろう       
             良い経営者になろう       
             良い経営環境をつくろう       
●  1975 (S50) 「中小企業における労使関係の見解」を発表       
●  1977 (S52) 「経営指針を確立する運動」を提唱       
●  1979 (S54) 経営指針を 経営理念、方針、計画と定式化し、成文化を経営者の責務とする       
●  1981 (S56) 経営理念には 科学性、社会性、人間性の三要素が不可欠と提唱       
●  1993 (H 5) 21世紀型中小企業づくりの課題を提唱       

 

 

 

釧路支部、同友会祭りへ向け本格始動


 同友会釧路支部(横地敏光支部長)は31日、今年9月27日〜28日に開催する『同友会祭り』の第三回実行委員会を開きました。会議では実行委員の意思統一を図り、成功へ向け協力することが確認されました。

 亀岡実行委員長は「元気な地元中小企業の姿を市民に見せる。釧路市活性化の起爆剤にしたい」と同友会祭りへの意気込みを示しました。また大久保統括副実行委員長は「祭りを通じて会員同士の交流を深めるのはもちろんのこと、地域活性化への火付け役としての同友会祭りにしたい」と決意を表明しました。 

★同友会祭りは下記4項目を目的として開催されます。

?祭りを契機に会員の同友会への求心力を強める
?元気な中小企業の姿を市民に知ってもらう
?500社会員を達成するための起爆剤として位置づける
?同友会運動の新たなリーダーの創出

同友会釧路支部では同友会祭りの実行委員を募集しています。

               【亀岡実行委員長】

 

            【大久保統括副実行委員長】

 

 

根室支部新年交礼会で北海道同友会の安井副代表理事が講演


 同友会根室支部(福井富士雄支部長66社)は28日に2008年新年交礼会を開き、「社員が誇りを持ったとき本当の企業づくりがはじまった〜任せる、繋がる、育てるの実践〜」と題して北海道中小企業家同友会の安井清吉副代表理事が記念講演に立ちました。

 安井氏が経営するライナーネットワークは1984年に創業。フリーペーパー「ライナーネットワーク」を発行し、旭川市を中心とした15万世帯に無料配布しています。安井氏は「企業経営の良し悪しは”決算数値”と”人材育成”だ。努力によって5%の売上げアップと5%の経費削減ができる。また社員に様々なことを考えさせることで新たな発見ができるし、社員個々が成長することができる。自社の社員を大切にし、一緒になってどんな会社にしたいのかを徹底的に考える必要があるだろう」と強調しました。
 加えて氏は「どの中小企業も非常に経営環境は厳しい。今年一年は2年後、3年後の自社を見据えて経営基盤を確立するために、自社の悪い部分も含めて全て社員と共有し、話し合い、分かち合える環境づくりをしていく」と2008年の抱負を高らかに述べました。

★ライナーネットワークのホームページはこちらをご覧下さい
http://www.liner.jp/

                       【福井支部長】

 

                      【安井副代表理事】

 

幹部大学、「社員が主役の会社づくり」を学ぶ


  同友会釧路支部(横地敏光支部長460社)は25日に幹部大学第3講を開き、「社員が主役の会社をつくる」と題してあんずカンパニーの須藤隆昭さんと大島歯科医院の大島尚久さんが講演しました。
 鍼灸院を経営する須藤さんは「社員が成長するためにはまず経営者自身が成長しなければならない。経営者と社員が共に育つためには社員に仕事を任せられるかどうか。社員一人ひとりの独自性を見つけだし、お互いが今よりも半年後、一年後にどれだけ成長できるかが重要だ」と述べました。
 また釧路市内で歯科医院を営む大島さんは、開業当初に社員が理由もなく大量退職したことがきっかけになり意識が変わったといいます。「社員のいろいろな面を見て、能力を認めほめることをしなかった。我々は仕事の方向性を明確にし、仕事以外の場では社員とのコミュニケーションを緊密にするための環境をつくり、社員と意識を共有することが大切だ」と強調しました。

 

                 【須藤さん】

 

                  【大島氏】

みんなの輪に誘い隊通信【第3号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第3号】2008年1月25日
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北海道中小企業家同友会釧路支部組織委員会
グッドモーニングプロジェクト

同友会釧路支部組織委員会は定期的に会員企業を取材し、皆さんの近況をお知らせすることを目的とした「誘い隊」を組織しました。
(取材記者★リーダー:大久保 ★メンバー:相木・表・三上・平松・水口)
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【5人目】
 絲屋さんは創業75年の老舗で、自社の取扱商品の殆どは東京や大阪から仕入れています。一ヶ月の大半が出張で「ゼロに等しいくらいプライベートな時間はありません」と語る岡中さん。店内の全ての商品について何処に何があるか、価格はいくらなのか、全てが頭の中にインプットされているとのこと・・まさに仕事一筋!そんな岡中さんが喜びを感じる瞬間は―「仕事をすることで皆さんの生活に潤いを供給し、皆さんの楽しそうな笑顔を見ることができた時に尽きます」そう話す岡中さんの顔にも笑顔が見られます。
「皆さんの生活を少しでも快適にするためのお手伝いをしますので、お気軽に店舗へお越し下さい」(取材:平松)

 

(株)絲屋 専務取締役 岡中 孝寿さん
所在地/釧路市花園町3−5
業務内容/繊維・繊維製品・手芸雑貨卸

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【6人目】
 おっと!イケ面発見!! 石油製品販売 ミヤビエネルギーサービスの大貫社長に灯油配達のお忙しいところ、突撃インタビューしてきました。端正なお顔とやさしい話し方の大貫さんは今年43才を迎え、厄年もふっ飛ばしエンジン全開!!(おいらと同じ年) 高校卒業から25年間ず〜っとこの業界でがんばっています。ガソリンスタンド勤務を経て今年で独立して7年目だそうですが今年は新入社員を迎え、一段とがんばらないといけませんね。 
そんな大貫さんの楽しみはやはり仕事後の「くいっ!」 寒い冬、熱燗で一杯行きたい季節ですが、大貫社長は専らビール党だそうです。特に「レバ刺し」「鯨ベーコン」には目が無いようで「おいしいお店あれば紹介してください!」とのことでした。(今度是非ご一緒させて下さい。) またQ車好きなのも大貫さんのいい趣味! 昔は18RGのカムリ、S130Z等“かっちょいい”車に乗ってきたそうです。う〜ん、多分街できっと合っていますね!(黒介はシルバーのコロGに乗っていました。) 
お忙しいところ、いやな顔ひとつせずインタビューに答えていただいた大貫さんのお人柄が見えた一時でした。(きっと女性ファンが多いんだろうな!)(取材:真っ黒黒介)

ミヤビエネルギーサービス 代表 大貫 弘雅さん
所在地/釧路市鶴野東4丁目8−18
業務内容/燃料・各種商品卸売業

 

幹部大学、三浦哲郎『とんかつ』を学ぶ


 同友会釧路支部(横地敏光支部長460社)は18日に幹部大学第2講を開講し、『文学における食』と題して、釧路工業高等専門学校で日本文学を研究している小田島本有教授が講演しました。受講生は三浦哲郎の「とんかつ」を読み、学びを深めました。
  小田島氏は「今日の『食』をめぐる風景は孤食といわれるように、人と人とを繋ぐ場面が見られなくなってきている」と語りました。
 また氏は「作品で描かれている『とんかつ』は俗世と僧の世界とを繋ぐ役割という以上に、言葉を通じ合わずに意思を伝えるコミュニケーションの道具として重要な役割を果たしている。現代はプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力の重要性ばかりが説かれているが、重要なのは?話す?聞く?書く?読むの4つの要素をフル活用することだ」と強調しました。

 

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【幹部大学第3講のご案内】

■日時:1月25日(金)18:00〜20:15
■会場:まなぼっと602号室
■テーマ:「社員が主役の会社をつくる」 ★グループ討論有
■講師:大島歯科医院      院長      大島 尚久氏
     (有)あんずカンパニー 代表取締役 須藤 隆昭氏 

植松電機植松氏、釧路支部新年交礼会で宇宙ロケットを語る


 同友会釧路支部(横地敏光支部長460社)は17日に2008年新年交礼会を開き、100名の会員が参加しました。『宇宙ロケットに夢をのせて』と題して植松電機の植松努氏が講演しました。

 同社は1955年にモーター修理業として創業し、2003年より本格的に宇宙開発事業へと展開している道内の宇宙開発におけるパイオニアです。
 植松氏は「新事業を展開する際に、違いが出てくるのは先に踏み出すことができるかどうか。今の設備、能力でできることだけやっていては進化には繋がらない。前進するために必要なのは資格でも知識でもなく、今よりどれだけ変われるかという変化できる能力だけだ。”できる”と思い込むこと、社員に”できる”と思い込ませることがリーダーとしての役割だ。それが動機づけになる」と述べました。
 さらに同氏は「私たちは単に利益を上げるために働くのではなく、可能性を追求し、次世代を担う子供たちのために胸を張って見本となるような生き方を模索したい」と強調しました。

 また懇親会で挨拶に立った釧路市の伊東市長は「同友会の積極的な条例制定運動を理解している。制定するならば地域の中小企業の実態に即したより良い条例を制定しなければならない」と条例制定に対し理解を示しました。

 

★植松電機のホームページはこちらをご覧ください

http://uematsu-electric.fte.jp/

 

 

                       【植松氏】

 

                     【横地支部長】

 

 

                      【伊東市長】

 

                       【ノイズ倶楽部】

                      【石森幹事長】

 

釧路支部、条例制定に向け加速


 同友会釧路支部(横地敏光支部長460社)は15日、同友会会員の釧路市議と懇談会を開きました。出席したのは本城洋氏、続木敏博氏、曽我部元親氏の3市議と同友会会員の中小企業振興基本条例制定プロジェクトメンバー。両者は互いに意見交換をし、釧路市に中小企業振興基本条例制定するための運動さらに加速することを確認しました。
 出席した市議からは「現行の釧路市の条例は企業誘致や融資に関するものだ。釧路市において中小企業は雇用の99%を担っている。地域経済政策の中心となる中小企業を育成していくための理念を付加していこう」と会員の市議として中小企業振興基本条例制定に前向きであることを強調しました。

 条例は地方公共団体がその自治権に基づいて制定する自主法をいいます。同友会釧路支部は以下の3項目が条例に盛り込まれることが重要だと考えています。

(1)中小企業が地域を支え、地域に支えられている存在であり、中小企業の振興は地域経済の発展と市民生活全体に関わるものであることを具体的に謳うこと。

(2)中小企業が地域で果たしている役割にふさわしく発展できるための基本方針と基本施策を明確にすること。その場合中小企業の振興は、中小企業の創意工夫と自主的な努力を尊重し、国や道、他の機関の協力を得ながら推進することを明文化する。

(3)地域経済と中小企業の振興をはかるための市長の責務、中小企業者の努力、大企業者の努力、市民の理解と協力を明文化する。

 同友会釧路支部は引き続き条例制定に向け運動を展開していきます。

 

 

第15期同友会釧路幹部大学開講


 同友会釧路支部(横地敏光支部長460社)は11日に第15期同友会釧路幹部大学を開講しました。同支部は企業人として必要な経済、文化、文学、哲学、歴史などの学習を通じて幹部社員として不可欠な科学的なものの見方、考え方を見につけることを目的とした「幹部大学」を毎年開講しています。これまで14年の歴史を誇り、150人の修了生を輩出しています。
 第1講では「職場の人間関係をどう築くか」と題して釧路工業高等専門学校准教授の三島利紀氏が講演し、受講生は様々なグループワークを通じて学びを深めました。
 三島氏はジョハリの窓を用いて、自分の開放領域を広げることがコミュニケーションが円滑化につながると指摘し、「我々は自分の意図していることが相手に伝わっていると思い込みがちだが、重要なのは常に相手に伝わっていないという前提で会話をすることだ。社内においても常に意識したいものだ」と強調しました。

=幹部大学第2講のご案内=

■日時:1月18日(金)18:00〜20:30
■会場:まなぼっと601号
■テーマ:『文学における食』〜三浦哲郎「とんかつ」を題材にして〜
■講 師:釧路工業高等専門学校 教授 小田島 本有氏

 

 

南しれとこ支部、新年交礼会に集う


 同友会南しれとこ支部(端賢二支部長130社)は10日に2008年新年交礼会を開き新春を祝しました。また、『逆境を乗り越える力』と題して同友会札幌支部会員でもあるインフォネットの岩谷公司氏が新春記念講演に立ちました。
 冒頭で端支部長は「中小企業は地域経済における重要な役割を占めている。我々同友会では更なる会員増強を促進し、地域の企業を活性化させるためにも中小企業振興基本条例の制定は不可欠だ。2008年は制定に向け、さらに意欲的に取り組んでいきたい」と新年に向けての意気込みを強調しました。

 また新春記念講演に立った岩谷氏は「異業種から転職して今の仕事に就いた。事業の立ち上げから信頼し合っていた幹部の相次ぐ死により己の弱さを痛感すると共に、企業経営も一度はどん底にたたき落とされた。しかし1999年に同友会に入会し様々な活動を通じて学び続けることによって己を知ることができた。会社を育てるためには、まず第一に自分自身の成長なくしてはなにも始まらない。その上で社員と共に企業を作り上げていきたい」と述べました。

 

                                        【開会挨拶をする端支部長】

                                            【西澤町長】

                                      【インフォネット 岩谷氏】

みんなの輪に誘い隊通信【第2号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第2号】2008年1月10日
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北海道中小企業家同友会釧路支部組織委員会
グッドモーニングプロジェクト

同友会釧路支部組織委員会は定期的に会員企業を取材し、皆さんの近況をお知らせすることを目的とした「誘い隊」を組織しました。
(取材記者★リーダー:大久保 ★メンバー:相木・表・三上・平松・水口)
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【3人目】
 一寸強面だけど、笑った顔がキュート小野寺憲一さんは創業は平成11年5月〜鳶一筋、北高校在学時代近くの鳶会社のユニフォーム姿に憧れ門を叩く。以後12年間仕事一筋にがんばってきたが、仕事を覚えて行くに従って「こうやった方がうまくいくのに」「ここはこの工法がいいのだが・・。」真剣に仕事に取り組むからこそ、たくさんの疑問が生じてきた。「職人で終わるのはいやだ!」プライドを持ってやってきたこの仕事で「自分の思い通りの仕事をしたい!」この結果独立創業の道が開けた! 小野寺憲一30歳の春でした。
   それから〜9年目を迎え、更なる飛躍を目指し走り続ける。「おのけんさん」の名刺やトラックに入っている文字「気一生」の文字、小野寺社長は語る「人間の源となる言葉、“気”この言葉を一生漲らせて行きたい。」「今後は突っ走るだけではなく、「人間の愚かさ」を隠さず、それをマイナスではなくむしろプラスに出来る様に考えて生きたいと思う。」と語ってくれました。16人の社員を抱えた若き社長が大きく見えた瞬間でした。
                                                                                                             

★そんな小野寺さんの横顔紹介
好きな食べ物〜パイの実、アポロチョコ、ハッピーターン
う〜ん、以外にかわいいものが好きなのネ。
好きな歌〜タイガー&ドラゴン これはピッタリヨ。    (取材:真っ黒黒介)

(株)おのけん 代表取締役 小野寺 憲一
所在地/釧路市愛国東3丁目11−3
業務内容/総合工事業・大工

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【4人目】
 やさしい雰囲気がいっぱいの寺田店長は小樽市出身だそうです。釧路に赴任した時は「釧路は小樽と同じ港町なので、潮のかおりは非常に懐かしい感じがした」そうです。「やはり海産物は何を食べてもおいしいですね」と答えていただきました。帯広本社で入社しその後イオンSC昭和店、北広島店を経て2年前にこの釧路店に着任したそうです。休日は専らドライブで気分転換をしているそうです。「道東の名勝はだいたい網羅しました。」とのことでした。
 最後にお店のPRを一言 「やさしい・かわいい・きれいがお店のコンセプトです。お気に入りの商品がきっと見つかると思います。かわいい商品をたくさん取り揃えておりますので一度ご来店下さい」
                                                                                                             (取材:真っ黒黒介)

長谷川産業(株)釧路店店長 寺田 秀信
所在地/釧路市材木町1−9
業務内容/家具・建具・家庭用電気器具小売業

 

釧路支部幹事会、500社会員達成を決議


 釧路支部(横地敏光支部長:460社)は今年最初の幹事会を1月8日に開き、今後の活動方針を練りました。

 昨今の景気低迷の影響で、釧路管内の人口は14000人減少し、法人企業数もここ5年間で4600社から3400社へと1300社減少しました。その間、同友会釧路支部は活発な活動が奏効して会員拡大が進み、法人組織率が13.5%へと上昇しました。幹事会では今後の短期目標を500社(組織率15%)に設定して地域に密着した運動を展開していくことを決議しました。
 今年は、「中小企業振興基本条例制定運動」の強化をはじめ、「第三回同友会祭り(9月27日・28日)」、会員のビジネス交流会「冬の饗宴(2月23日)」などの開催が予定されています。 

みんなの輪に誘い隊通信【創刊号】


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みんなの輪に誘い隊通信【創刊号】2007年12月25日
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北海道中小企業家同友会釧路支部組織委員会
グッドモーニングプロジェクト

同友会釧路支部組織委員会は定期的に会員企業を取材し、皆さんの近況をお知らせすることを目的とした「誘い隊」を組織しました。
(取材記者★リーダー:大久保 ★メンバー:相木・表・三上・平松・水口)
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【1人目】
 同友会入会後10年間スリーピング会員だった大久保さん、3年前に支部組織委員になったときを境にして180度環境が変化しました。「もともと笑っていることが大好きで、尚且つ人が笑ってくれるのを見ると自分も輪の中の一員になっていると感じることができて幸せだ」と話す大久保さんは、仕事であっても笑いであっても決して手は抜きません。「“念ずれば花開く”―小さな積み重ねを怠らず、想いにむかって行動し続ける強い信念を持ち続ければできないことなど何もない」と今日も自分に言い聞かせています。やりがいのある仲間に感謝!!(取材:事務局)

(有)道東暖熱工業所  代表取締役 大久保 芳直さん
所在地/釧路市愛国東1−21−8
業務内容/住宅設備工事・鳶工事・内装塗装・耐火工事

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【2人目】
 伊原さんは20年前に釧路に戻ってきました。「苦労したけれど、本気でやっていれば誰かが助けてくれる。『あきらめない』という言葉を胸に刻んで仕事をしてきた」と振り返ります。伊原さんの職場は従業員数が60名、女性が多いのが特徴です。「最近は心理学の勉強をしています。人は命令では動かないことを経験的に解かりました。経営者にはカウンセリング能力が求められているかもしれません」。伊原さんご自身はどういう人ですか?「全てのことを自分で決めたい、命令されるのが嫌いな自由欲求が高い人間です」と穏やかに笑いました。(取材:大久保)                         

学校法人北海道学院  理事長 伊原 明さん
所在地/釧路市昭和中央2−7−3
業務内容/幼稚園、各種学校

ぱんどーら石山氏、宅配パン業界を語る


 同友会釧路支部(横地敏光支部長)は11日に昼食会を開き、『宅配パン業界の現状について』と題してぱんどーらの石山氏が報告しました。
 同社は釧路市を本拠とし、北見市、旭川市でパンの宅配業を展開しています。また、新鮮なもつを利用した本格的もつ料理店「もつのだるま」を道内で5店舗経営する企業です。
 石山氏は様々な業種を経験しパン業界に辿りついたことを語り「パン業界に進出したときに当時の部長、所長、主任があいついで退職した。信頼してきた部下の退職はショックが大きかったが、今となっては経営者の心意気一つで会社の雰囲気や従業員の士気に多大な影響をもたらすということがはっきりと分かった」述べました。
 さらに同氏は「今は部下との間にも良い信頼関係が構築できていると思う。加速をあげて競争が激化している宅配パン業界だが、常にお客様に美味しいと喜んでもらえるようなパンをつくり続け、札幌進出そして全国へと展開していきたい」と意欲を述べました。

☆ぱんどーらのホームページはこちらです
http://www.pando-ra.co.jp/

☆もつのだるまのホームページはこちらです
http://www.pando-ra.co.jp/daruma/index.htm

 

釧路支部、クリスマスムードを満喫


 同友会釧路支部は12月8日にクリスマスパーティを開き、約190名が参加し一足早くクリスマスムードを満喫しました。

 今年で3回目を迎える同友会釧路支部クリスマスパーティは釧路支部会員で実行委員会(高橋歩実行委員長)を組織し、同友会会員の家族にも同友会の雰囲気を肌で感じていただくとともに、会員同士の『知り合い・学び合い・助け合い』が深まる機会の創造を目的として企画されてきました。
 同友会会員で結成されたハンドベル隊の演奏に始まり、高橋実行委員長が高らかに開会を宣言すると、横地支部長、石森幹事長が変装して登場したイベント、ノイズ倶楽部の演奏、各種ゲームとイベント盛りだくさんのパーティとなりました。 

 今回のクリスマスパーティにご協賛頂いた会員の皆様、本当にありがとうございました!!また、準備・設営に携わってくださった皆様、本当にお疲れ様でした!!

 

                  【賛美歌を演奏するハンドベル隊】

 

                   【開会を宣言する高橋実行委員長】

                        【司会の相田さん】

 

                    【パーティを運営する実行委員】           

 

                【仮装する横地支部長(右)と石森幹事長】

 

                   【会場に集まった180名の会員】

 

                    【熱唱するノイズ倶楽部のメンバー】

 

                   【北のさくらさくをPRする須藤さん】            

 

 

              【北のさくらさくのPRをギターで支える森川さん】

 

 

釧路高専三島氏が、白糠地区会で講演


 同友会釧路支部白糠地区会(大畑幸男会長19社)は29日に例会を開催し、『グループワークから学ぶ人間関係づくり』と題して釧路工業高等専門学校准教授の三島利紀氏が講演しました
 三島氏は「教師と生徒、経営者と社員、双方に共通しているのが非常に人間関係が希薄化しているということだ。心と心の触れ合い、本音と本音の語り合いがなされていない」と現代社会を分析しました。
 さらに同氏は「人と人との意思疎通は難しいが言葉は非常に有効な情報伝達手段だ。ただ、相手に伝わっているつもりに陥るケースが多い。ミスコミュニケーションが生じているという前提で会話を進めていくことが望ましい。そうすることにより相手の気持ちを察し、気遣いにも繋がるはずだ」と述べました。

 参加者は様々なグループワークを通じ、理解を深めました。

 

あゆみの会、港を学ぶ


 同友会釧路支部あゆみの会(伊藤美知子会長)は26日に例会を開き、「港と港町の変遷」と題して北海道教育大学釧路校の酒井多加志氏が講演しました。
 酒井氏は天然の良港の定義として湾入していること、大河川の下流域に存在すること、沖合いに島が存在すること、潟が存在することとした上で、「釧路港は函館港をはじめとする全道の港と比較しても決して環境が恵まれているわけではない。ただ、硫黄山で採掘された大量の石炭輸送に使われた釧路川下流域に存在していたことが発達してきた大きな要因だろう」と語りました。
 さらに酒井氏は港の取扱い貨物量の増加、船舶の大型化が新港建設の理由とし「街の発展には機能性を重視した港づくりは欠かせないが、土地の有効な利用方法を考えた港づくりが必要だ」と強調しました。