同友会釧路支部(横地敏光支部長460社)は25日に幹部大学第3講を開き、「社員が主役の会社をつくる」と題してあんずカンパニーの須藤隆昭さんと大島歯科医院の大島尚久さんが講演しました。
鍼灸院を経営する須藤さんは「社員が成長するためにはまず経営者自身が成長しなければならない。経営者と社員が共に育つためには社員に仕事を任せられるかどうか。社員一人ひとりの独自性を見つけだし、お互いが今よりも半年後、一年後にどれだけ成長できるかが重要だ」と述べました。
また釧路市内で歯科医院を営む大島さんは、開業当初に社員が理由もなく大量退職したことがきっかけになり意識が変わったといいます。「社員のいろいろな面を見て、能力を認めほめることをしなかった。我々は仕事の方向性を明確にし、仕事以外の場では社員とのコミュニケーションを緊密にするための環境をつくり、社員と意識を共有することが大切だ」と強調しました。
【須藤さん】
【大島氏】