同友会釧路支部(横地敏光支部長460社)は18日に幹部大学第2講を開講し、『文学における食』と題して、釧路工業高等専門学校で日本文学を研究している小田島本有教授が講演しました。受講生は三浦哲郎の「とんかつ」を読み、学びを深めました。
小田島氏は「今日の『食』をめぐる風景は孤食といわれるように、人と人とを繋ぐ場面が見られなくなってきている」と語りました。
また氏は「作品で描かれている『とんかつ』は俗世と僧の世界とを繋ぐ役割という以上に、言葉を通じ合わずに意思を伝えるコミュニケーションの道具として重要な役割を果たしている。現代はプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力の重要性ばかりが説かれているが、重要なのは?話す?聞く?書く?読むの4つの要素をフル活用することだ」と強調しました。
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【幹部大学第3講のご案内】
■日時:1月25日(金)18:00〜20:15
■会場:まなぼっと602号室
■テーマ:「社員が主役の会社をつくる」 ★グループ討論有
■講師:大島歯科医院 院長 大島 尚久氏
(有)あんずカンパニー 代表取締役 須藤 隆昭氏