一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

南しれとこ支部、4町の財政状況を学ぶ


 南しれとこ支部(端賢二支部長、130社)は条例制定に向けた学習会を商工会と合同で2月4日に中標津町で開き、釧路公立大学で自治体財政学を研究している下山朗氏が講演しました。

 下山氏4町の人口の推移について述べました。「4町は2005年の52,000人から2020年には47,000人と5,000人減少するが、逆に中標津町は1,000人増加する。中標津町は全道的にも極めて稀な自治体だ。財政情況も他に比べて良い方だ。しかし、これからは地方交付税の減少や高齢化に伴う病院会計が町財政を圧迫するだろう。地域経済を活性化するためには、地元の中小企業が活発に活動して、若者が大勢働けるような環境づくりが求められるている」と語り、同友会が進めている中小企業振興基本条例制定運動の意義に触れました。

▼釧路公立大学の下山氏

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です