一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

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全国の役員が札幌に集う 第10回中同協役員研修会


 第10回中同協役員研修会(中同協主催)が29日〜30日に札幌市で開かれ、全国から100名、釧根三支部からも4名の役員が参加し学びを深めました。

 中同協の歴史と理念について講演した中同協顧問の田山謙堂氏は、東京に日本中小企業家同友会が設立されてから運動が全国に波及したことについて触れ、「現在全国の同友に脈々と流れる『労使見解』は、我々の偉大な先駆者たちが成文化までに実に18年を費やした汗と涙の結晶だ。我々はしっかりと受継ぎ、同友会運動をより活発にし、声を出し地域に訴え続けなければならない」と述べました。

 また「同友会リーダーの使命、役割とは何か」と題して講演した鋤柄修中同協会長は、「同友会に入会し、すぐに経営指針の確立と社員と共に育つ社員教育の実践に着手した。労使間に問題のない企業はありえない。問題を発見し、解決に向けて邁進することが重要。我々はオーナーシップではなくリーダーシップを発揮しなければならない」と同友会リーダーのあるべき姿について強調しました。

 最後に中同協相談役幹事の赤石義博氏は「現代日本の中小企業の経営課題と同友会運動」と題して講演しました。赤石氏は今我々が抱えている問題には原因が必ず存在し、それを的確に読み取ることが重要だとし、「中小企業と同友会運動に対して、イ.全国全ての地域と全ての階層の繁栄と安定を確かにする真の日本経済再生取り組みつつ、ロ.全ての生命の母体である地球環境をつくり、ハ.資源の節約に取り組み、かつ国内食糧自給率の向上、ニ.世界の全ての人々の暮らしの継続的安定の実現への対処が時代の要請であると受け止めなければならない」と強調し、同友会運動がめざす企業づくり、社会づくりについて言及しました。

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投稿:『役員研修会に参加して』  釧路支部企画委員長 森川 浩一

 リラの花も香る、さわやかな札幌にて中同協役員研修会に参加して参りました。全国から集った役員が二日間にわたり、同友会運動の歴史、私たちの運動の中に流れる血、それから未来へ引き継いでいくものは何かというテーマで各テーブルで実践からの報告、お互いの批判からより優れた運動論への昇華という熱のこもった作業が行われました。
 
  講師陣は同友会運動の歴史の潮流にいる田山謙堂氏、また田山氏に心服し同友会運動を継承してきた赤石委義博氏、その赤石氏を17年間、学究し続けた現中同協会長鋤柄修氏という三人の話を聞いての討論でした。田山氏は同友会の運動の歴史、鋤柄氏は今回の中同協のEU視察にふれながら自社の創業と同友会との出会い。そして労使見解。赤石会長は田山氏と出会い、労使見解が誕生するまで、地域循環経済とおおざっぱにくくるとこのような内容でした。

  ここから私の感想ですが、今回の討論等通して感じたのは「同友会三つの目的」が会員の共通言語であることです。良い会社を作る、経営者になる、良い経営環境を作るということに立脚している同友会会員は初めて会う人であっても議論が早いし、それが同友会らしさであると痛切しました。そして労使見解です。旭川、札幌でも「労使見解」の勉強会が開催されています。今回の研修会では労使見解一辺倒といっても過言ではないと思います。時代は中小企業の時代となりつつあります。これは誤解を招く言い方です。正確にいうなら否応なしに中小企業家が立ち上がらなければならない時代に突入してきたということです。国規模の経済はまさに大量生産、大量廃棄、食料を効率の悪いエネルギーに変えるなどの常軌を逸しています。
 国外に目を向けた競争の時代は終わりにしなければなりません。国内で地域の人々人間らしく安心して暮らせる社会は中小企業の発展なくして実現できません。そういう時代の無意識の要請のなか中小企業は今舞台の中央に立たされているのです。中小企業振興基本条例制定を契機に、地域経済振興に我々ができることを本音で真剣に議論し、声を出し、訴えてなかればならない事を痛切に感じました。

             【田山謙堂中同協顧問】

 

              【鋤柄修中同協会長】

 

          【赤石義博中同協相談役幹事】

 

 

 

 

五十嵐氏、水口氏が会社づくりを報告 釧路支部例会


 釧路支部は5月28日に例会を開催し、(株)クリエイトスハニーの五十嵐新市氏と(株)藤プリントの水口吉朗氏が『10年後の会社を見据えた社内体制づくり』というテーマで報告しました。

 水口氏は札幌の印刷会社に勤務していた時の経験と釧路に戻ってきてからの状況を報告し、「現場に追われる毎日で社員教育に充分手がまわらなかった」と語りました。また経営理念について「経営理念の必要性を感じ作成したが、自分ひとりで作ったため充分に社内に定着しなかった」と反省点を述べました。「これからの10年は理念・情報を社員と共有し、社員が会社づくりに参加できるようにしていきたい」と語りました。

 後半は五十嵐氏が報告し、これまで実践してきた社員教育について語りました。「理容業はお客様と直に接する仕事、サービスの質が満足度につながる。技術も大切だが、一番勉強すべきことは人間性・人間力だ。人間力によって技術を使いこなし、サービスの向上につなげることができる」と強調しました。

報告終了後は各グループで討論が行われ、報告内容について意見が交わされました。

【報告をする水口氏(右)】

【五十嵐氏】

 

 

児玉地区会長 木材業界の現状を語る


 釧路支部白糠地区会(児玉勇会長)は27日に例会を開き、児玉木材工業の児玉勇氏が木材業界の現状について報告しました。
 平成19年度の新設住宅着工戸数は率にして前年度比15.1%の大幅な減少となっています。児玉氏は「ここ数年で市場は激変した。需要は全国的に国産材から輸入材へのシフトが急速に進んでいる。道内でもロシア産材へと移り変わっている。また、中国をはじめとする新興国の経済は活況を呈しているが、限りある資源の取り合いを招き、価格の高騰など構造的な問題を生み出している」と業界を取り巻く現状を分析しました。
 さらに同氏は「昨今は地震のニュースを見る毎に、日本の建築技術の素晴らしさを感じる。日本の木材の素晴らしさはあるのだがなかなか伝わりにくいのが現状だ。木材業界は他の産業との融合により良さを積極的にアピールしていく必要がある」と強調しました。

 

 

達古武で植樹 同友会が苗木を寄付


5月24日にNPO法人トラストサルン釧路による植林が達古武で行われ、荒廃した釧路湿原の丘陵地を再び森に戻そうと約50名の参加者が広葉樹の苗木を植えていきました。

 釧路支部は2000年10月から会員企業の古紙問屋さんの協力を得て「同友会オフィス古紙リサイクル運動」を展開しています。2007年度は55社で25トンの古紙を回収し、益金で購入したドングリの木250本をトラストサルン釧路に寄付しました。

【桜の苗木を記念植樹】

【目録を贈呈する小松事務局員(右)】

 

条例制定へ向けて各地で勉強会


 同友会根室支部は5月21日に中小企業振興基本条例制定会議を開き、同友会常任理事の西谷博明氏が講演しました。また翌日22日には釧路支部厚岸地区会、摩周地区会で条例制定会議が開かれ、西谷氏を囲んで勉強を進めました。

 西谷氏は「今は好景気だと言われているが、景気が良いのは輸出型大企業だけで中小企業は全く実感できずにいる。真の景気回復のためには中小企業が発展して町が活性化することが重要だ。振興基本条例は中小企業だけでなく、地域全体が活性化しうる公共性のあるもの。地域が条例の制定を求めている」と強調しました。

 その後の質疑応答ではそれぞれの支部・地区会の会員が地域にあった条例のあり方を討論しました。根室支部の福井支部長は「市の幹部と共に学習会を開催できたのは大きな前進だ。市、市民、商工会議所との連携を保ち、条例制定へ向けて取り組みたい」、また厚岸地区会の中村一明会長は「これからじっくり時間をかけて勉強し、厚岸にあった条例を作り上げていきたい」と語りました。また摩周地区会の近藤会長は「摩周の歴史、自然、地理、産業を学び、地域が持つ潜在的な力を認識して条例の制定に結びつけたい」と述べました。

【1支部、2地区会で講演した西谷常任理事】

みんなの輪に誘い隊通信【第10号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第10号】
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北海道中小企業家同友会釧路支部組織委員会
グッドモーニングプロジェクト

【19人目】

 誘い隊通信史上初めての女性です!パンスタジオ・ヴォールさんにお邪魔しました。「お店にあるパンは全て無添加。入れなくてもいいものは入れていません」と語るのは、代表の齋藤さん。手作りパンの販売だけでなく、パンやお菓子などの教室も開いていらっしゃいます。取材に伺ったときもちょうど教室が終わった直後だったそうです。「子どもの食べるものに気をつけだしたのが手作りを始めたきっかけ」そんな齋藤さんのイチ押し商品はなんと30以上の種類がある食パンと天然酵母のパン。もちろん無添加で、市内だけでなく地方からも「食パンリピーター」がやってくるほど。また食物アレルギーを持つ人のために、その人の要望に合わせたパン作りもなさっています。「また来てくれる事がうれしい。顔も憶えられるし、次いつ来てくれるのかもわかるようになる。その人のお目当てのパンを用意しておくことができます」最後に会員の皆さんに一言お願いします。「一度食パンと天然酵母のパンを食べてみてください。夜の教室もやっていますよ!」(取材:事務局・菊池)

パンスタジオ ヴォール 代表 齊藤 姫美子さん 
所在地/釧路市治水町5−25
業務内容/パン製造販売
 
 

小川氏が会長再任 マルチメディア研究会総会


 釧路支部は5月17日(土)にマルチメディア研究会の総会を開催し、2008年度の活動方針、予算などが採択されました。会長には(株)おが和専務取締役である小川衛治氏、幹事長にはファーストコンサルティング(株)代表取締役の乗山徹氏がそれぞれ再任されました。

 

【マルチメディア研究会会長 小川 衛治氏】

 

釧路支部の石森幹事長が白糠高校で講演


 同友会釧路支部(亀岡孝支部長460社)の石森将敬幹事長が17日、「進路を決定する上での心構え」と題して、白糠高校で講演しました。

 石森氏は今後就職・進学を迎える同校2年生83名に「社会に出るということは自分と違う人たちと手を取り合って皆が一致団結してひとつのものを作り上げていくことが”仕事をする”ということだ」と述べ、社会におけるチームワークの重要性を説きました。

 さらに同氏は「自らの目標を設定することでそれをクリアしようとする。やろうと思った瞬間にやれるようになる。思い描いてやれないことはない。あとは一歩前に踏み出すことができるかどうかだけだ」と強調しました。

釧路支部昼食会 仕事を通して社員を幸せにしたい 小野寺氏


 同友会釧路支部(亀岡孝支部長・460社)は14日に昼食会を開き、とび工事業を経営する、おのけん代表取締役の小野寺憲一氏が講演しました。会社を創業してから10年を迎えた小野寺氏は、自らの来し方を振り返りながら経営者の責任について触れました。

 母子家庭の一人子として育った小野寺氏はいつも寂しさを抱えて少年期を過ごしました。高校の卒業を控えても就職がなく、夜遊びを繰り返す荒れる小野寺少年を母親が一喝します。「おまえは男だろ。精一杯やったのならジタバタするな」。気分転換に散歩に出かけると、とび職人の集団に偶然出会います。「作業着がかっこよかった」のですぐに履歴書を書いて、二時間後にはとび会社のドアを叩き社長に会いました。

「とびになりたい。俺を採用してください!」
「おう解かった。明日から来い!」。小野寺少年18歳の春の転機でした。

 その会社でとび職人として経験を積んだ小野寺氏は30歳で独立し、今では職人16名、車両12台を抱えるまでに業容を拡大しました。「母親の一喝が私の人生を決定づけた。経営者には様々な問題が降りかかるが、気持ちが折れたら社員を守れなくなる。失敗の数だけ気持ちが強くなった。これからも社員の生活を守り社会に貢献するために頑張りたい」と決意を語っていました。

みんなの輪に誘い隊通信【第9号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第9号】
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北海道中小企業家同友会釧路支部組織委員会
グッドモーニングプロジェクト

【17人目】

 10年間札幌で異業種の仕事をし帰釧。空手をやっていたということで素晴らしい体格の持ち主です。「ムツゴロウ王国で働きたいと思ったこともあります。動物はとっても素直で、単にかわいいだけじゃないんです」と笑顔で語るのは、昨年11月に市内春採にペットショップをオープンさせた渥美さんです。小学校の文集に「将来は社長になりたい」と書くほど、幼い頃からいつかは自分で事業をやりたいと思っていたといいます。
 「ただ商品を売るだけの仕事ではなくアフターフォローをしっかりしてリピーターになってもらいたい。サービスや値段ではなく、仕事の原点は人とのつながりやコミュニケーションだと思います。人をどれだけ知ることができるか、そしていかにお客様に心地よく思ってもらえるかを常に考えています」と渥美さんは力強く語ります。
 「好きなことはいろいろあるけど、熱中できるものは仕事しかありません」とキッパリ。毎日をとてもお忙しくお過ごしの渥美さんは仕事に全てを注いでいます。(取材:事務局)

Wans Garden FRIENDS 代表 渥美 貴志さん
所在地/釧路市春採8丁目2−19
業務内容/ペットショップ経営

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【18人目】

 オリエンタルプラザ5階、カメラードにお邪魔しました。お店を始めて30余年の大島さんを取材しました。大島さんは8年ほど前から社内にデザイン部門をつくり、店内のデザインは全て大島さんとスタッフが手掛けているそうです。元々芸術・芸能・ファッションなどの分野に興味があったという大島さんは「昔ちょっとだけ」とは言うものの、以前首都圏で雑誌やショーにも出演するファッションモデルをやっていたとのこと!「当時はレーサーの福澤幸雄に憧れていた」と、当時のご自分の写真片手に話してくださいました。
 とにかく様々なことに興味があるという大島さんはものすごい「メモマン」です。ポケットから出てきたのは凄い数のメモ用紙!!細かいことでも気になったことは直ぐにメモをとるのだそうです。
「とりあえずいろいろなものに触れてみること。触れたものを結集させて一つの形を作り上げることが好きです。話すのは苦手でも頭の中で考え、展開していくことは大好き。よく変わってる人だといわれます。ただ現状に満足してしまい、夢を語れなくなるのは寂しいことだと思います」と語る大島さんは今、新しい分野への挑戦を計画しているとのことです。(取材:事務局)

(有)ケンブリッジ 代表取締役社長 大島 博史さん
所在地/釧路市武佐2−9−14
業務内容/飲食店経営

支部長に亀岡氏 釧路支部総会


 北海道同友会釧路支部は2008年度総会を17日に開き、活動方針案と予算案を採択し新しい役員を選出しました。5年間にわたって支部長を務めた横地敏光氏が退任し、新支部長には綜合設備代表取締役の亀岡孝氏が就任。活動方針には、釧路市中小企業振興基本条例の制定運動の強化、9月に開く同友会祭り(三丁目の夕日祭り)を成功させることなどが盛込まれました。

 支部長として最後の挨拶に立った横地氏は、「ここなら息子や娘を預けたいと市民に評価されるような企業が増えると地域に人材が残る。会員企業は同友会三つの目的の体現者となろう」と呼びかけました。新支部長の亀岡孝氏は、「困難な経済情勢の中で支部長に就任することは重責だ。役員と力を合わせて同友会運動に力を注ぎたい」と語りました。

 記念講演は釧路市港湾空港部部長の繁本護氏が、地域経済を支える釧路港の役割について論及しました。 会場の会員からは、「持続可能な地域経済をつくるために中小企業振興基本条例制定運動を同友会は進めている。同友会の理念に沿う問題提起だ。第一次産業重視の経済政策は市や商工会議所とともに進める産業振興会議で取り組むべき課題だ」と感想が出されました。要旨は次です

<講演要旨>
 小さな政府、市場原理主義の現体制において、逼迫する地元経済は縮小する公共事業では救えない。釧路には120周年を迎える釧路港というゲートウェイがある。そして釧路港の背景にある道東四庁(釧路・網走・根室・北見)は日本の食料の生産基地といっても過言ではない。日本の食料自給率39%のうち80%をこの地域が占めている事実を見逃してはならない。釧路の地域経済が従来の公共事業依存や、炭鉱・水産・製紙などの主要産業で維持発展が出来ないのであれば、この食料という部分に着目して新たな産業を創出すべきではないか。
 現状では釧路港の利用率が低い理由は、クレーンなどの設備の問題で繋留時間時間が長引き、製品輸入量が少ないため片道が空荷になるなどの問題点があるためだ。現状では工場に近い苫小牧港の利用が圧倒的に多い。食料に関しては生乳も農水産物も原料を鮮度の良いまま送ることを至上命題としている。
 これらを解決するには、港湾設備の充実と港湾付近への産業の集約化である。特に経済効果が期待できるのは食品加工だ。原材料を送るだけではなく、自前で加工し製品化して送る事や貯蔵により出荷時期を調整することで雇用を含めて高い経済効果が期待できる。

▼5年間支部長を務めた横地氏

▼新支部長に選出された亀岡孝氏

▼三神北海道同友会代表理事

▼総会議長の近藤氏

▼活動方針を提案する石森幹事長

▼講演する繁本釧路市港湾空港部長

▼新執行部

▼上原釧路市副市長

▼村井商工会議所副会頭

▼ノイズ倶楽部

 

新会長に児玉木材工業の児玉氏が就任、白糠地区会


 釧路支部白糠地区会は14日に総会を開き、2008年度の活動方針などが採択されました。また新地区会長には児玉木材工業の児玉勇氏が就任し、新年度のスタートを切りました。児玉氏は「会員の皆さんの協力を得ながら、今年度は地区会に新たな仲間を増やし、活発な地区会活動を展開していきたい」と新年度の抱負を語りました。
 また「中小企業が主役の時代をつくる」と題して、釧路支部幹事の成澤祥明氏が記念講演に立ちました。成澤氏は「中小企業の魅力は地域の人との触れ合いを通じ、互いに細かい気遣いができることだ。人と人とのつながりを大事にすることが、地域経済の活性化につながり、新たなビジネスを生む可能性へと発展する」と述べました。

            【新地区会長の児玉氏】

 

               【講演する成澤氏】

【釧路支部白糠地区会役員(敬称略)】

1.会長    児玉 勇         児玉木材工業(株)
2.副会長   野村 宣彦      野村運輸(株)
3.副会長   平賀 勝也      (有)紫香舎
4.副会長    砂金 良洋      (有)丸洋イサゴ運輸
5.幹事       鍛冶 淳一      鍛冶石油販売(株)
6.幹事       本城 洋         釧路西部自動車(有)
7.幹事       山吉 公徳      (有)おしゃれハウス山吉
8.幹事       田森 滋         丸吉田森漁業(有)
9.幹事       高原 隆一      (有)高原重機
10.相談役  大畑 幸男      北興建設(株)

摩周地区会総会を開催 会長に近藤氏


 同友会釧路支部摩周地区会は4月14日に地区総会を開催し、2008年度の活動方針と役員体制を決定し、近藤建設の近藤明氏が会長に再任されました。

 近藤会長は冒頭で「同友会活動を通じて情報収集をし、自助努力で厳しい時代を生き延びなければいけない」と挨拶しました。総会では2008年度の活動方針として、30社会員の達成、会員の経営実践から学ぶ例会の開催、中小企業憲章の学習を採択しました。

 記念講演では綜合設備の亀岡氏が講演し、「弟子屈は自然に囲まれたすばらしい風土。もっと利用法を考え活用しなければもったいない。環境と共存・共栄して観光の発展を」と強調しました。

 

会長       ()近藤建設         代表取締役   近藤 明

副会長      ()中屋商店         代表取締役    桐木茂雄

幹事        ()熊谷工務店       代表取締役    熊谷和則

幹事        摩周工産()         代表取締役    古瀬 透

幹事        ()摩周植物園       専務取締役    古瀬文明

幹事        弟子屈郵便局         局長          藤原将男

幹事        ()川湯観光ホテル   代表取締役  中嶋康雄

幹事    (株)摩周調剤薬局   専務取締役   竹森英彦

 

<近藤会長(左)と桐木副会長(右)>

 

<講師の亀岡氏>

会長に高橋氏。釧路支部みけた会2008年度がスタート!


 釧路支部みけた会は12日に総会を開き、2008年度の活動方針及び予算などが採択されました。新会長には高橋クリーニングの高橋歩さんが再任し、新年度のスタートを切りました。

 総会に先立ち、釧路支部会員でALSの大澤社長が「若手経営者・幹部の皆さんに期待すること」と題して講演しました。
 同社は不動産の売買交換、賃貸の仲介、管理業務を展開しています。大澤氏は「平成17年に会社を設立し、当初はいろいろなことがあった。様々な人との出会いとつながりがあり助けられたことが多く、どんなに闇が深かろうとも、必ず良い方向へ向かうと信じること。常に前向きの姿勢でありたい」と述べました。さらに同氏は同友会の幹部大学を通じて様々なことを学んだと語り、「地域に根ざした企業とは何か?仕事とは何か?を考えさせられた。現状に満足することなく、常に変化に富んだ企業をつくる必要がある」と強調しました。

 

                  【高橋会長】

 

                   【大澤氏】

《2008年度みけた会役員(敬称略)》

1.会長            高橋 歩           (有)高橋クリーニング
2.副会長         千田 貴裕         千田塗装興業(株)
3.幹事長         林田 敬二        (有)池田経営サービス
4.副幹事長      沢村 辰也         沢村産業資材(株)
5.幹事            成澤 寛之        (有)春の湯
7.幹事            大屋 大介        (有)ベルプラザ
8.幹事            深山 浩昭         プロシステム釧路
9.幹事            佐藤 幸二        (株)リラィアブル
10.幹事          佐藤 圭介        (株)エルム楽器釧路支店
11.幹事          安田 正二         安田経営労務管理事務所
12.幹事          山口 敏夫        (株)山一写真スタジオ
13.幹事          岸本 真希人     (有)スズヤ書店
14.幹事          梅宮 哲也         道東鶏卵(株)
15.幹事          藤田 康弘        (有)アチーブ
16.幹事          松井 智聖        (株)ラコンテ
17.幹事          冨山 聡           (株)スギヤマオート
18.幹事          高橋 健司        (株)富士計器
19.幹事          石山 博士        (株)ぱんどーら
20.幹事          関根 純也        イベントワークス(有)
21.会計監査    相田 美樹雄     (株)くしろ紅庄

みんなの輪に誘い隊通信【第8号】


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みんなの輪に誘い隊通信通信【第8号】
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北海道中小企業家同友会釧路支部組織委員会
グッドモーニングプロジェクト

同友会釧路支部「誘い隊」は、定期的に会員の皆さんを訪問しています。
(取材記者★リーダー:大久保 ★メンバー:相木・表・三上・平松・水口)

【15人目】

 クレーン作業や重量物運搬の有限会社藤田興業 藤田光利専務にインタビューしてきました。藤田興業さんは昭和51年設立で今年33年目、藤田さんのお父さんの現社長が独立して現在までこの分野でがんばって来られております。

 藤田専務も入社して今年22年目色々な現場で勉強させていただきましたと謙虚に語っておりました。その中でも鶴見橋の工事のときに橋のシンボルとなっているあの「鶴のレリーフ」を吊った時はさすがに緊張したそうです。1体なんと○千万円・・・話を聞いているだけこちらも緊張しました。仕事柄、重いものを吊ったり、運んだりしているそうですが今まで最高で25tのものを吊り上げたそうです。

 体型も立派ですから素手でもかなり重いものでも持ち上げることが出来るのでしょうね?と野暮な質問をしたら「コンマ1(0.1t)位なら大丈夫です。」と頼もしい回答が帰ってきました。

 ブラックコーヒーが似合う藤田専務ですが昔はヘビーメタルバンドでボーカルをしていたそうです。「今はすっかりフォークですね。松山千春がいいですね。」と目を細めながら話していただきました。そう言われると雰囲気ありますね。同友会には「ノイズ倶楽部」もありますので、今度是非美声をお聞かせください。(取材:真っ黒黒介)

(有)藤田興業 専務取締役 藤田光利

所在地/釧路郡釧路町鳥取東3−76

業務内容/クレーン揚重業

 

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【16人目】

 函館への出張から帰釧したばかりの戸松社長にお時間をいただきました。「新事業立ち上げのための市場調査をしてきました」と語る戸松社長は近い将来、「これはおもしろそうだと思った」という飲食業に進出する予定とのことです。東邦美装は昭和50年に設立。53年に戸松社長が引継ぎました。「当初おふくろの事業を引継いだときは非常に忙しくて寝る暇もなかった。全て自分ひとりでやっていたが、手がまわらなくなり徐々に仕事が減っていった。当時の経験から、社員と一緒になって手分けして業務にあたることにより、細かい仕事でもおろそかにせずに積み重ねることの重要性を学んだ。この経験は現在20名いる社員にも欠かさず言っている」と戸松社長は言います。

 夏はゴルフ、冬はカーリングを楽しんでいる戸松さん。「カーリングをやっていることを人に話すと必ずびっくりされます」どちらも集中力が必要なスポーツですね。“これだ!!”と決めて邁進する戸松さんとピッタリ重なる気がしました。(取材:事務局

(有)東邦美装 代表取締役 戸松忠良

所在地/釧路市鶴ヶ岱1丁目9番18番

業務内容/ビルメンテナンス・清掃業務・サッシ施工・販売

厚岸地区会会長に中村氏


 釧路支部厚岸地区会は地区総会を8日に開き、2008年度の活動方針などが採択され、新会長には中村一明氏が再任されました。
 中村氏は「街の衰退を止めるためには同友会が進めている中小企業振興基本条例の制定が不可欠だ。今年度は厚岸町に条例の制定を求める運動を強めたい」と述べました。
 総会の後に、一年半前に長野県から厚岸に移住して開業した司法書士の赤堀氏が講演しました。「多重債務で悩んでいる社員が多いので経営者は注意を払ってほしい。また遺言状を公証人役場で作成していない会社は揉め事を避けるために元気なうちから作ることを勧める」と語りました。

<2008年度 厚岸地区会幹事・敬称略>

1.会長    (株)サカイ         中村 一明
2.副会長  (有)厚岸清掃社     西田 哲己
3.副会長  (株)ナリテツ        成澤 則充
4.幹事    (株)丸一タバタ      田畑 圭悟
5.幹事    (株)宮原組         宮原 文憲 
6.幹事    (株)ダイシメ舟山商店  舟山 敏次
7.幹事      (株)村上石材工業    村上  民夫
8.幹事    (株)浜食料品店    浜   秀利
9.幹事     (株)西口電機商会    西口 英希
10.幹事    カキキン(有)       中嶋 均
11.幹事   眞栄木材(株)       伊藤 秀人
12.幹事   (有)池田経営サービス  林田 敬二 

▼中村会長

▼西田副会長

▼講演に立った赤堀司法書士

釧路支部女性部あゆみの会、浅野会長体制がスタート


 同友会釧路支部女性部あゆみの会は4月7日に総会を開き、2008年度の役員体制と活動方針及び予算を決定しました。新会長にはアシストの浅野葉子氏が就任し、新年度のスタートを切りました。
 今年度も会員の皆様のご支援を宜しくお願いします。

  総会に先立ち「地域に夢を与える営業〜今日求められる営業戦略」と題して、釧路支部幹事で前田美粧の前田昭夫氏が記念講演に立ちました。
 前田氏は「業界の現状は非常に厳しく、大きな努力がそのまま大きな成果に繋がる時代ではない。ただ、細かいことでもコツコツと積み重ねていくことが基本であって一番大事だ。簡単なことをおろそかにしてはいけない」と語りました。
 また同氏は同友会し様々なことを学んだと語り、「毎日一緒にいる社員であっても気持ちは伝わりにくい。同友会の『共育』をさらに深めるためにも本音の会話をし、いかに想いを社内に響かせることができるか。『響いて育つ』ことを実践したい」と強調しました。

 

【2008年度あゆみの会役員(敬称略)】

1.会長     浅野 葉子      (株)アシスト
2.副会長    伊藤 美知子     (有)オー・エス・アイ
3.副会長    前田 洋子      (株)前田美粧
4.副会長    杉本 眞美       西興建設(株)
5.副会長    水野 久枝       (有)水野ガラス店
6.会計監査  木内 敏子           (株)ダスキン釧路

 

             【記念講演に立つ前田社長】

新会長に森川氏 幹部大学同窓会総会


釧路支部は4月4日、釧路幹部大学同窓会の総会を開催し、2008年度の活動方針と予算を決定しました。

 会長には釧路鶴ヶ岱郵便局局長の森川浩一さん、幹事長にはフリーライフ取締役の長濱正昌さんがそれぞれ就任しました。また3月に15期幹部大学を修了したカキキンの中嶋均さんとあんずカンパニーの松山優さんが副幹事長に選ばれ、同じく15期のアシストの打矢さんが幹事に就任しました。松山さんは「任命されたからにはがんばってやりたい」と就任の挨拶をしました。
 記念講演では富士塗研興業社長の藤平幸治さんが講演し、板金塗装会社の社長になるという夢を持ち続け、起業して成功するまでの道のりと様々な出会いについて語りました。「人との出会いは偶然ではなく必然。強く求め、アクションをおこせば必ず良い人材に出会うことができる」と強調しました。

 【2008年度の役員体制】

会長       森川 浩一     (11期)  釧路鶴ヶ岱郵便局
副会長      岸本 真希人    (13期)  (有)スズヤ書店
           菅原 宏樹     (11期)  菅原塗料(株)
幹事長        長濱 正昌     (11期)  (有)フリーライフ
副幹事長       中嶋 均       (15期)  (有)カキキン
                 松山 優       (15期)   (有)あんずカンパニー
幹事              大島 尚久     (11期)  大島歯科医院
          安田 正二     (1期)   安田経営労務管理事務所
          矢部 政仁     (12期)   (株)あゆみ調剤
          相田 美樹雄    (13期)  (株)くしろ紅庄
          相木 幸       (8期)   アセットプランニング
          遠藤 美行     (2期)   日章運輸機工(株)
          残間 巌       (12期)  (株)残間金属工業
          石黒 達広     (6期)   フローリスト花もよう
          平井 昌弘     (13期)  (株)ユタカコーポレーション
          北川 裕士     (13期)  (有)カーショップオモテ
          斉藤 芳則     (14期)  (株)サンエス・マネジメント・システムズ
          坂上 めぐみ    (14期)  (株)釧路新聞社
          千田 貴裕       (13期)  千田塗装興業(株)
          打矢 晶一      (15期)  (株)アシスト
会計監査    柳原 博志      (6期)   トーワ計装(株)

【新会長の森川氏】

【藤平氏】

新入事務局員のご紹介


北海道中小企業家同友会は今春三名の新人を採用しましたが、釧根事務所に男性が一人配属されることになりました。
菊池洋介(北海道教育大学英文科卒業)です。よろしくお願いします。

▼中央が菊池

▼札幌で開いた同友会合同入社式

釧路支部みけた会、カーショップオモテを見学


  釧路支部みけた会(高橋歩会長)は28日に例会を開き、釧路支部会員カーショップオモテを見学しました。同社は中古車・中古パーツの販売、自動車修理・解体を手掛ける釧路の企業です。

 参加者は同社の表社長の説明を受けながら整備工場、ショールームを見学しました。表さんは「自分の楽しいことをやらないと仕事はつまらないものになる。利益の問題ではなく事業を展開することがなんらかの形で社会に貢献できるものであることが一番だ」と語りました。
 また表さんは積極的な障がい者雇用、空き缶のリサイクル事業等、多方面で活躍中です。「仕掛け方はいろいろある。他人と違うことを見つけ、それをどれだけ楽しんでやることができるか。どんなに薄っぺらなマーケットであってもやり方一つで大きな変化が起こる。そのためにはいろいろな人と出会い知り合って、知識を身につける。自らを高めることが必要だ」と強調すると共に、若手経営者に大きな期待を寄せました。

★カーショップオモテのホームページはこちらです。
http://www.carshop-omote.com/