釧路支部は5月28日に例会を開催し、(株)クリエイトスハニーの五十嵐新市氏と(株)藤プリントの水口吉朗氏が『10年後の会社を見据えた社内体制づくり』というテーマで報告しました。
水口氏は札幌の印刷会社に勤務していた時の経験と釧路に戻ってきてからの状況を報告し、「現場に追われる毎日で社員教育に充分手がまわらなかった」と語りました。また経営理念について「経営理念の必要性を感じ作成したが、自分ひとりで作ったため充分に社内に定着しなかった」と反省点を述べました。「これからの10年は理念・情報を社員と共有し、社員が会社づくりに参加できるようにしていきたい」と語りました。
後半は五十嵐氏が報告し、これまで実践してきた社員教育について語りました。「理容業はお客様と直に接する仕事、サービスの質が満足度につながる。技術も大切だが、一番勉強すべきことは人間性・人間力だ。人間力によって技術を使いこなし、サービスの向上につなげることができる」と強調しました。
報告終了後は各グループで討論が行われ、報告内容について意見が交わされました。
【報告をする水口氏(右)】
【五十嵐氏】