一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

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別海町 中小企業振興基本条例 三月議会で制定へ


 別海町に中小企業振興基本条例の制定を求めている南しれとこ支部別海地区会(寺井範男会長・46社)は7月16日、条例制定を求める要望書を商工会と連名で水沼町長に手渡し、町側は「2009年3月の議会で制定して4月に施行したい」と語りました。別海町中小企業振興基本条例は制定に向けて大きく動き出しました。

 16日は寺井地区会長・山口地区幹事長、橋本商工会長、篠田商工会総務委員長が町役場に向い、町長など幹部5人と面談しました。町長は「同友会・商工会と意見交換を重ねて文案をまとめ、三月の議会で制定して4月1日から施行したい」と明言し、町の幹部も「条例を地域経済を守る砦にしたい」と語りました。今月23日には同友会・商工会・町の三者による第一回目の条例文案作成会議が開かれます。

 水沼町長は昨年11月の別海地区会発会式の挨拶で条例制定を公にし、2008年度行政執行方針演説にも条例制定を盛込んでいました。別海町で条例が制定されると全道の町では初めての制定になります。

*報道記事はこちらです。
http://portal.doyu-kai.net/modules/news/article.php?storyid=412

*条例の参考資料サイト http://www.doyu.jp/kensyou/

釧路支部政策セミナーで会員市議が語る


 釧路支部政策委員会(福井克美委員長)は15日、続木敏博氏、本城洋氏、曽我部元親氏の3名の会員市議を招いて政策セミナーを開き、「どうすれば釧路経済は活気づくか」をテーマに意見交換しました。
 
 曽我部氏は自社が建設業から異業種へ展開したことに触れ「現在建設業がおかれている状況は厳しいが、視点を変えてみることも必要だ。豊富な資源を利用し新事業分野へ展開できるかが鍵を握っているのではないか」と述べました。

 続木氏は中小企業振興基本条例の制定、民間委託、新産業創出の3つが重要とし、「地元意識を根付かせるために地場産物の有効利用が必要だ。また、働く場所がなければ地域の活性化は到底望めない。官と民が手をとり、新たな受け皿づくりを進めなければならない」と強調し、リサイクル事業をはじめとする釧路港の有効活用についても言及しました。

 本城氏は「中小企業には大企業に勝る柔軟な発想と技術力がある。これを十分に活かしたまちづくり、地域づくりが必要だ。地場の資源を活かし新資源を生み出すなど、全市をあげての取組みが重要になるだろう」と強調しました。

 最後に3氏の報告を受けて、福井政策委員長は「官民一体の人づくりが必要だと感じる。釧路は大手に支えられてきた歴史的背景があるが時代は大きく変わった。行政の意識変化が強く求められる時代になってきており、我々が取り組む中小企業振興基本条例制定運動は大きな意味を持つだろう」と総括しました。
 
 釧路支部では今後も意見交換の場として会員市議を交えた政策セミナーを開きます。

 

 

 

                         【曽我部氏】

 

                          【続木氏】

 

                            【本城氏】

弟子屈の歴史を学ぶ 摩周地区会例会


 釧路支部摩周地区会は7月14日(月)に弟子屈歴史講座の第1講を開催し、てしかが郷土研究会の会長である細川音治氏が「硫黄山と弟子屈町の歴史」というテーマで講演しました。会場には同友会会員だけでなく一般の参加者も多く集まり、あまり知られていない弟子屈の歴史を学びました。

 細川氏は明治期から昭和前半までの弟子屈の写真を使って講義をすすめ、かつての弟子屈の姿を細かく説明しました。また硫黄山で大量の硫黄を採掘していたことに触れ「火薬やマッチの原料として硫黄が求められ、硫黄運搬のために敷いた鉄道によって釧路が発展しました」と述べました。
 さらに「弟子屈には自然が美しい場所が沢山あるが、その場所を紹介する看板が立っていない。看板があると自然が荒らされるといわれているが、看板を立ててその場所を知ることで自然の豊かさを再認識できるのです」と語りました。

弟子屈町歴史講座はあと2回開講されます。

【細川氏】

ライセンスを正しく理解しよう マルチメディア研究会例会


釧路支部マルチメディア研究会は7月10日に例会を開き、ソフトウェアのライセンスの勉強をしました。

ライセンスとはソフトウェアを使う際に必要となる「権利」で、誰しもがソフトを購入して実行する時にはソフトを使用する上での条件に同意してライセンスを得ています。コーディネーターの斉藤氏は「ソフトウェアは『無形の資産』であり、所有権が移動しない『デジタル著作物』です。ソフトの作り手側の立場に立ってライセンスを正しく理解し、違法なコピーなどを行わないようにする事が大切です」と述べました。

【ライセンスの説明を行う斉藤氏】

【例会風景】

 

みんなの輪に誘い隊通信【第14号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第14号】

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2008年7月10日

北海道中小企業家同友会釧路支部

組織委員会グッドモーニングプロジェクト

 

【27人目】

釧路市芦野にある眼鏡店OPTIQUE TAKANOさんにお邪魔しました。「眼鏡は『半医半商』、半分は医療なんです」と語る高野さんは以前眼科病院に勤めていたこともあるそうです。「釧路には世界のデザイナーの商品を取り扱える店がなかった。東京や札幌にひけをとらない品揃えを目指して店を始めました」とオープンした頃の初心を語ってくださいました。「視力検査をすると、9割の方が正常で残り1割の方が目に何か異常を抱えている。そういった方ひとりひとりに合った眼鏡を作るためにも技術が必要なのです。眼鏡は本当に奥が深いです」。これからはオリジナル商品を作って全国展開させたいと言う高野さん。「28年間眼鏡一筋」の人生はまだまだ続きます!【取材:事務局・菊池】


 

■OPTIQUE TAKANO   代表 高野 和也さん

■所在地:釧路市芦野3丁目1−19

■業務内容:眼鏡小売業

 

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【28人目】

先月入会されたばかり!木製建具の製作を手がける一色建具製作所の中野さんです。事務所に入ると木材の良い香りが漂ってきました。「今は木に触れることが少なくなってきています。もっと木に興味を持ってもらえるようにアピールして、若い人がこの業界に入ってきてくれるといいですね」と語る中野さんは現在はカラマツやタモの集成材を使った製品を主に製作されています。製作中のカウンターテーブルを見せていただきましたが、木独特の柔らかな雰囲気が伝わってきます。「昔とは材料が違うので使う技術も違ってきます。今は仕事に専念してどんどん新しいものを生み出していきたいです」と微笑む中野さんでした。【取材:事務局・菊池】

 

 

■(株)一色建具製作所  代表取締役  中野 伸行さん

■所在地:釧路郡釧路町桂2丁目3番地

■業務内容:木製家具、造作家具、木枠製造販売

釧路支部、5S向上プロジェクトスタート


 釧路支部では、洗練された職場環境をつくり、社員の士気と生産性の向上を目指そうと「5S向上プロジェクト」を行っています。5Sとは「整理」「整頓」「清潔」「清掃」「躾」の頭文字「S」をとったもので、事業所の業務改善運動とされています。

  今回が3回目の同プロジェクトは、約40の点検項目に従い釧路支部会員でコムの小川さんが7月に各事業所を点検します。事業所は指摘された箇所を改善し、8月の抜き打ち検査に臨みます。

 8日に小川さんが同友会釧根事務所を検査しました。

 

              【事務局内をチェックする小川氏】

第1回例会を開催 釧路支部ゴルフ同好会


釧路支部ゴルフ同好会は6月28日に第一回目の例会を開き、14名の参加者がゴルフを楽しみました。

ゴルフ同好会は今年度新たに発足した会で、会員企業及び社員のゴルフ愛好家によって組織されています。ゴルフ同好会会長の横地氏は「今日はゴルフ同好会での初めてのゴルフです。楽しんで回りましょう」と挨拶をし、その後4グループに分かれコースを回りました。

ゴルフ終了後クラブハウスで表彰式が行われ、優勝、準優勝、ニアピン賞、ドラコン賞、ブービー賞の方には賞品が贈呈されました。

■同友会釧路支部ではノイズ倶楽部、マウンテンクラブ、ゴルフ同好会、マージャン同好会の四つの同好会が活動をしています。詳細は事務局までお問い合わせください。

【石森さん】

【大道さん】

【優勝した伊勢興業の伊勢さん(左)と会長の横地さん(右)】

ゴルフ同好会第1回例会 成績

■優勝     (有)伊勢興業  伊勢 賢二さん
■準優勝   (株)丸誠 マトバ建設  的場 浩規さん
■3位     青木孝志税理士事務所  青木 孝志さん

■ニアピン賞   (有)伊勢興業  伊勢 賢二さん
           (株)ぱんどーら 石山 博士さん
           (有)ニッカ・プランニング  山吉 行雄さん
            丸成 鈴木建業(株)  石森 将敬さん

■ドラコン賞    (有)伊勢興業  伊勢 賢二さん

 

 

 

 

みんなの輪に誘い隊通信【第13号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第13号】

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2008年6月30日

北海道中小企業家同友会釧路支部

組織委員会グッドモーニングプロジェクト

 

 

【25人目】

家具や建具、什器など、とにかく木に関することはどんなことでもやっているという得地ファニチャ工業さんです。特に福祉関係の製品作りに熱心に取り組まれています。「お客様に喜んでもらえるのが一番嬉しい。完璧なものを納めるのがモットーです」と語る得地さんは「木が趣味」と言い切るほど木に対する深いこだわりを持っていらっしゃいます。「木の模様を紙に印刷して貼っているだけの家具や建具が多い。子ども達には木に触れ、木で遊んでもらって本当の木の良さを知ってもらいたい」。金属やプラスチックでは出せない丸みや温もりが木にはあるという得地さん。各地を旅行して常に新しい技術を勉強しています。「ものづくりは無限に続きます。年齢は関係ありません」。ありがとうございました!【取材:事務局・菊池】

 

■得地ファニチャ工業(株) 代表取締役 得地 吉尾さん

■所在地:釧路郡釧路町中央3丁目20番地1

■業務内容:家具・建具・装飾品製造

 

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【26人目】

釧路市星ヶ浦の伊藤建業さんにお邪魔しました。「色んな団体があるけど、同友会が一番熱心でがんばっていますね」と語るのは代表取締役の伊藤成五さんです。「我が社では新築住宅やリフォームなどを手がけております。お客様にとっては一生に一回の新築。とことんこだわりを聴いて理想の家を建てています」。伊藤建業さんでは毎年「伊藤建業祭」というお祭りを開催し、社員さんが出店も出しています。「毎回OB客が沢山来てくれる。そういった場で『いい家を作ってくれた』と言ってもらえるのがとてもうれしいです」そんな伊藤さんの趣味はゴルフ。気の合う仲間と楽しくプレイをされるそうです。「プレイの後仲間と杯を交わすのが最高ですね」。ゴルフ同好会も発足しましたので是非ご参加ください!【取材:事務局・菊池】

 

■(株)伊藤建業 代表取締役 伊藤 成五さん

■所在地:釧路市星ヶ浦南1−5−12

■業務内容:建売・注文住宅

 

 

会員拡大プロジェクトが始動! 釧路支部組織委員会


  同友会釧路支部組織委員会(相木幸委員長)は2008年度の活動方針として決議されていた『会員拡大プロジェクト』を6月16日から始動させました。プロジェクトメンバーはこれから会員拡大に励むことになります。

 6月18日に相木組織委員長と千田組織副委員長(第1グループリーダー)が、また25日には相木組織委員長と水口組織委員(第5グループリーダー)がプロジェクトメンバーを訪問し、「プロジェクトメンバーの皆様には同友会の会員拡大のため是非ご協力をお願いいたします」と会員拡大の委嘱状を渡しました。

 【サンエス・マネジメントシステムズ 太田 勉さん】

【菅原塗料 菅原 宏樹さん】

【カーショップオモテ 表 共良さん】

【プラスアート 高木 俊一さん】

人材を育成しさらに飛躍を 宮田電気宮田氏が報告


 釧路支部摩周地区会(近藤明会長)は24日に例会を開き、「私の生い立ちと経営課題」と題して同地区会会員で宮田電気の宮田歓朗氏が報告しました。同社は川上郡一円で主に内外線工事業を展開する会社です。

 宮田氏は学校卒業後に札幌の電材業者に勤務、そして釧路市内の会社に勤め宮田電気に入社しました。当時を宮田氏は「札幌や釧路で勤務していたときに良い先輩や仲間に恵まれ、経験を積み、仕事の面白さを感じることができ、素晴らしい時間を過ごすことができた」と振り返り、自らの原点について語りました。
 また同氏は「次々と新工法が誕生しており、それに対応するための十分な設備と人材の確保が最重要課題だ。技術者の養成は容易ではないが、一から育てるしかない。人の能力にもよるが最前線で活躍するには5〜10年程を要する。若い人材を大事に育て一流の技術者にしなければならない。人材育成に力を入れ、今まで以上に業務を拡大していきたい」と現状に満足することなく前進することを強調しました。

 

安心して暮らせる地域社会を 釧路支部6月例会


釧路支部は6月23日に例会を開き、福井克美政策委員長(トーワ計装)が中小企業振興基本条例について報告しました。

 福井氏は中小企業振興基本条例の必要性について語り「中小企業振興基本条例とは、首長が地方自治体の責任において中小企業振興策を最優先課題として進めていくことを宣言することです。地域にあった中小企業振興基本条例を制定し、人間らしく安心して暮らせる地域社会を目指したい」と強調しました。
 報告後参加者によるグループ討論が行われ、「条例制定後は行政・企業・市民のネットワークを作り、同じテーブルについて話し合いたい」「第一次産業、製造業の加工能力を向上させ、付加価値をつけて販売すべきだ」などの意見が交わされました。また最後に春光堂薬局の続木氏が発言し「グローバル経済の進展によって地方と中小企業が衰退してきている。条例を制定し地方経済を活性化させるべきだ」と述べました。

【報告をする福井氏】

プリザーブドフラワーを作成 釧路支部あゆみの会


 釧路支部あゆみの会(浅野葉子会長)は19日に例会を開き、市内でフラワーアレンジメントの講師をしている坂下恵子さんと渡邊クララさんをお招きし、プリザーブドフラワーを作成しました。

 プリザーブドフラワーとは最新の保存加工技術により、保存の仕方によっては花の色合い、形、柔らかさを永年保つことのできる新しいタイプのお花であり、軽くて扱いやすいのが特徴です。

 参加者は、手順に従ってそれぞれのイメージを膨らませながら作成しました。

 

 

健康に楽しく生きるために 南しれとこ支部6月例会


 同友会南しれとこ支部は6月20日に例会を開き、中標津こどもクリニックの栗山智之院長が経営者の健康管理について講演しました。

 栗山氏はメタボリック症候群について「メタボは生活習慣病の元です。脂肪が増えると身体に良くない分泌物が増えて、良い分泌物が減っていく。するとまた脂肪が増えて悪いスパイラルに陥り、結果脳卒中や脳梗塞を引き起こしてしまう。脳卒中などを回避するためにはまず運動をし、食事を調整して禁煙すること。それでもダメなら最後は薬でメタボとさよならしましょう」と語りました。
 またダイエットの方法について「食べないダイエットは絶対駄目。運動をしてしっかり食事をとることが重要です。少しずつでもいいので健康な身体にしていきましょう。子どもがスクスク育つためにも、大人が見本を見せなければいけません」と強調しました。

【中標津こどもクリニック 院長 栗山智之氏】

歴史を学び、企業経営に活かす 別海地区会例会


 南しれとこ支部別海地区会(寺井範男会長)は21日に例会を開き、「別海の歴史を学ぶ夕べ」と題して同地区会会員でイソジェックの磯田忠雄氏が報告しました。

 磯田氏は50年前の別海町の地図を用いて、製造、小売等各業種の変遷について触れ、「昭和8年に西別駅が開業してから町は急速に発展してきた。かつては事業主が現在よりも多く、今より盛んに経済活動が行われていた。我々が置かれている環境は必ずしもよくはないが、こういう時代だからこそ地域に根ざした中小企業家は古きを知り、今後の企業経営に役立てていかなければならない」と強調しました。

 例会後の懇親会では、別海町の歴史や町の変遷についての話題で語り合いました。

 

みんなの輪に誘い隊通信【第12号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第12号】

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2008年6月20日

【発行】北海道中小企業家同友会釧路支部

組織委員会グッドモーニングプロジェクト

 

【23人目】

「歯科」と名のつく物は歯ブラシから数千万円もする機械まで取り扱っている、D.U.S.さんにお邪魔しました。なぜ「D.U.S.」という会社名なのでしょうか?「Dental Umekichi Suzukiの略です。創業者の名前ですね」と語る滝本さんは3代目の経営者です。お話によると、商品管理を大手運輸会社に委託しているのが特徴です。「コンピューター管理によってどこに何をどれだけ売ったか全て追跡できます。全面委託することで責任の所在が明確になります。お互い真剣な取り引きをすることでミスもほとんどなくなり、負担が軽減されました」。滝本さんは今年4月に入会されたばかりです。「例会には必ず出ますよ」。お待ちしております!(取材:組織委員 千田)

 

【滝本さん(左)と千田組織副委員長(右)】

 

■D.U.S.(株) 代表取締役 滝本好之さん

■所在地:釧路市昭和中央1丁目2番1号

■業務内容:歯科器械・材料・金属の販売

 

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【24人目】

自動車のリサイクル事業を手がけていらっしゃる、高橋商会さんです。工場内を案内していただきましたが、とにかく敷地が広い!そしてゴミ一つ落ちていません!「廃車を山積みにせず、敷地は全部舗装しています。業界のモデルになりたい」と語る高橋敏さんは先日釧路市と釧路町に釧路短大の学生さんとの共同で作成した環境問題に関する絵本を寄付したとのこと。「最近不法投棄が増えてきています。工場に見学にくる小学生に絵本を配り幼い頃から環境について勉強してもらいたい」。実際に工場内に省エネルギー型の電動機械を導入するなど、環境に配慮した事業を実践していらっしゃいます。お忙しい中優しくお話ししてくださった高橋さんに感謝!(取材:組織委員 千田)

 

【高橋さん(左)と千田組織副委員長(右)】

 

■(株)高橋商会 代表取締役 高橋 敏さん

■所在地:釧路郡釧路町若葉2−19

■業務内容:資源再生業

人との出会いが全て フロムサーティ前田氏が報告


  同友会釧路支部(亀岡孝支部長460社)は18日に昼食会を開き、フロムサーティの前田秀幸氏が報告しました。前田氏は釧路市内にフロムサーティ、バグスワルン、ラウンジレラの3店舗を展開しています。

 小学生の時に釧路に移ってきた前田氏は30歳の時に起業しました。「私にとって全てのチャンスは人との出会いから生じている。人と出会い自らが成長することにより、出会いが生んだチャンスを活かすことができた。今の会社と自分があるのは人との関わり合いがあってこそだ」と回顧し、様々な人との出会いが自らを大きく成長させてくれた要因になったと語りました。

 また同氏は「企業経営は必ずしも順風満帆ではない。様々な苦労をし、足を使い、汗をかく。社長は誰よりも一番の働き者でなければならない。そして『誠意』『謙虚さ』『初心』を忘れないことが肝要だ。釧路に恩返しができるような企業経営を目指す」と強調しました。

 

 

 

 

 

 

社員の意識の向上を みけた会例会


釧路支部みけた会は6月16日に例会を開き、(有)アチーブ取締役の藤田康弘氏が『パンとバスケとわたし』というテーマで講演しました。

藤田氏は自身の経歴を東京での修行時代、研究所での研究時代、独立して工場を営んでいた時代に分けて語りました。藤田氏は「実家であるアチーブに入社して首都圏とのギャップを感じた。職人のレベルアップのために意識を向上させる必要があった」と述べて、「パンの面白い所は一から作るところ。全国どこへいっても同じような材料で同じような技術を使っているが、できあがるものは違う。職人の技術・知識が重要だ」と強調しました。また趣味のバスケットボールについて「チーム全員が『練習して勝つ』という一つの目的のために頑張っている。仕事も同じで、従業員全員で同じ目標を目指してがんばりたい」と語りました。

講演後例会参加者によるグループ討論が行われ、「企業経営における変えるべきものと守るべきもの」というテーマで意見を交わしました。「サービスを向上させて付加価値をつけ、さらに維持していくことが大切だ」「会社を変えるためにはまず経営者が勉強して変わっていくべきだ」など、様々な意見が飛び交いました。

【講師の藤田氏】

みんなの輪に誘い隊通信【第11号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第11号】

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2008年6月10日

【発行】北海道中小企業家同友会

釧路支部組織委員会

グッドモーニングプロジェクト

 

【21人目】

水道機器の製造販売を手がける富士計器さんにお邪魔しました。土中に埋まっている水道メーターを簡単に点検・交換できるようにした伸縮式のメーターボックスは釧根で100%のシェアを誇っています。また蝶々の形をした活水器は元々は通信販売でしたが、今では大手ハウスメーカーでも採用されています。「健康・社会福祉に関わる商品を作っていきたい」と語るのは営業推進本部の伊藤さん。製品を紹介していただきましたが、水に関わる商品の多様さに驚きました。「現状で満足してしまうとものづくりはできない。『活躍のステージは地球。毎日新しいことにチャレンジ!!』をキャッチフレーズに新しい商品開発を行っています」日々新しいことに挑戦しつづける伊藤さんはプライベートでは毎週3〜4冊小説を読む読書家です。「小説を読むことで色んな地域の事を知ることができます。小説が私の情報源です」豊富な情報と経験で生みだされる製品。次はどんな商品が登場するのでしょうか?(取材:事務局・菊池)

 

 

■富士計器(株) 営業推進本部課長 伊藤 彰芳さん

■所在地:釧路市星ヶ浦4−5−51

■業務内容:精密機械、計測・測量機

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【22人目】

防水・防蝕工事を主に手がけていらっしゃいます、レジテックの熊谷さんにお会いしました。熊谷さんは札幌の企業で技術を学び、地元である釧路に戻り会社を興しました。「この業種の業者が釧路には少なくて、発注は全部札幌にいってしまう。札幌で働いていた時はどの地方に行ってもよそ者。地元釧路で自分の信じることをやりたかった」そう語る熊谷さんの自慢は北海道でも数少ない設備とそれを使った完璧な工事。写真は塗床工事をする際、下地のコンクリートを調整する機械です。「『地元の企業』という看板を出して地元の工事の相談を受け、やっと地元の人間になれた。今はおかげさまで忙しく仕事をしています。考えを理解してくれる従業員にも恵まれている。地元の産業の発展のために自社の技術を使ってもらいたい」地元釧路への熱い思いが伝わってきました。ありがとうございました!(取材:事務局・菊池)

 

<塗床工事の際に使用する機材。北海道に数台しかないそうです

 

■(有)レジテック  代表取締役 熊谷 明男さん

■所在地:釧路市光陽町2−15

■業務内容:塗膜防水工事

テーブルマナーを身につけよう マナー講習会


  釧路支部共育求人委員会(須藤隆昭委員長)はマナー講習会を開き、第2講の今回は『テーブルマナーの基本を学ぶ』をテーマに、第1講に引き続き釧路支部会員でコムの小川睦子氏が講演しました。

 マナーの基本を知らなければ、会社全体の評価が下がります。「この人のマナーはどこかおかしい」と思われていても誰も指摘してくれないものです。講習会は挨拶や名刺交換などのビジネスマナーの基本を再確認することと、テーブルマナーの基本を習得し紳士淑女の出会いの円滑化を目的とし、2回にわたって開きました。

 小川氏は身振り手振りを交えて、テーブルマナーの基本について語り、「マナー習得の意義は究極的には相手に対する思いやりを持つということです。時代と共にある程度変化はあるものの、皆さんが気を悪くしないように気配りを忘れないようにしたいものです」と述べました。

 講習会は、一流シェフが調理した地場の食材をふんだんに使った料理を食しながら終始和やかな雰囲気のなか行われました。

 

 

マナーの基本を再点検 ビジネスマナー講習会


同友会釧路支部は6月4日にビジネスマナー講習会の第1講を開催し、(株)コムのキャリアカウンセラー小川睦子さんが講演しました。

小川さんは応対の心構えや身だしなみなど、社会人に要求される基本的なマナーについて語り、「100−1=0。これは100人のグループの中でひとりでもマナーが出来ていない人がいると、グループ全体が同じ評価を受けるという意味。皆さんもこのひとりにならないようにしてください」と述べました。実技指導では声の大きさやお辞儀の角度を繰り返し練習し、参加者は自分のパートナーと向かい合って「おはようございます!」と大きな声で挨拶をしました。名刺交換では様々な場面を想定し、状況に合わせた交換の仕方を学びました。小川さんは「人は第一印象を態度や声で判断する。第一印象は覆すのが難しいので、身だしなみは上品で清潔に、目をキラキラさせて、笑顔で応対することが重要だ」と強調しました。

【小川睦子氏】