一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

摩周地区会森田氏が報告 摩周地区会5月例会


釧路支部摩周地区会(近藤明会長)は25日に5月例会を開き、同地区会会員で摩周ハイヤーの森田氏が報告しました。

 森田氏は「日本でタクシー業務がスタートしたのは大正元年8月5日。東京のタクシー自動車株式会社が、T型フォード6台を使って営業を開始したのが始まりだ。今でも8月5日はタクシーの日として様々な催しが行われている」と業界の歴史に触れました。また同氏は業界の現状について「現在、国内年間輸送人数の総数は延べ306億人といわれている。そのうちタクシーでの輸送はおよそ22億人だ。平成14年の規制緩和以降、経営環境は様変わりした。地域に根ざした中小企業は、住民の様々なニーズに応えていくことが必要だ。安心で、安全な交通機関として企業経営しなければならない」と強調しました。

 

新しい社風創りの取り組みを語る 釧路支部5月例会


 釧路支部は5月27日に例会を開き、北海道中小企業家同友会帯広支部幹事長の山本英明氏が「創業の気概を継ぎ、新しい社風を創る」と題して講演しました。

 山本氏は1987年に家業の山本忠信商店に入社し、2005年に代表取締役に就任しました。就任初期を振り返り山本氏は「創業期はカリスマ経営者が全社員を統率する体制が良かったのかもしれないが、社員が自分でものごとを考えなくなってしまう。社長就任後は全力で社員の意識改革に取り組んだ。社風、社内常識の徹底が会社の方針を浸透させる土台になる」と語りました。

 また同氏は社員との交流や、若手社員が中心となって活動する委員会の設置など、様々な社内改革に取り組んでおり、その内容の一部を紹介しました。「山本忠信商店の施設や設備があっても今いる社員がいなければ会社を維持することはできない。我が社は人で出来ていると思っている。社員と真剣に語り合うことで社員は変わる。これからも自分の人生を真剣に考える社員と仕事をしていきたい」と強調しました。

 最後に同氏は今年9月に帯広で開催される青年経営者全国交流会に触れ、「支部が全国大会の設営を担当するのは全国でも初めての試み。全国大会に参加するまたとないチャンスなので、釧路支部の皆さんも是非参加していただきたい」と意気込みを語りました。

◆(株)山本忠信商店のホームページはこちらです。
http://www.yamachu-tokachi.jp/index.htm

 

▼北海道中小企業家同友会帯広支部 幹事長 山本英明氏<(株)山本忠信商店 代表取締役社長>

▼講演後に行われたグループ討論では活発な意見が交わされました。

古紙リサイクルの益金を寄付 トラストサルン釧路植林会


 5月24日にNPO法人トラストサルン釧路による植樹が達古武で行われ、荒廃した釧路湿原の丘陵地を再び森に戻そうと約30名の参加者が広葉樹の苗木を植えていきました。

 釧路支部は2000年10月から会員企業の古紙問屋さんの協力を得て「同友会オフィス古紙リサイクル運動」を展開しています。2008年度も多くの同友会会員企業が協力して古紙をリサイクルし、その益金3万7千円を苗木代としてトラストサルン釧路に寄付しました。また植林地の前の遊歩道に同友会の記念看板が建てられました。


▼荒れた土地に苗木を植える参加者

▼同友会が最初に植林した場所に記念看板が建ちました。            
     

みんなの輪に誘い隊通信【第48号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第48
号】
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2009年5月25日
北海道中小企業家同友会釧路支部
組織委員会グッドモーニングプロジェクト

【95人目】

「今の米町に敷島町という町がありました。それが社名の由来です」と話すのは酒や食料品の卸売を手掛ける敷島商会の小笠原専務です。忙しい中取材をさせていただきました。「個人経営の酒類卸売企業は道内でも数が少なくなっています。今は大手卸売が大手小売店に販売している状態で、小さな小売店は商品が入らず困窮してします。敷島商会を頼ってくれる小さな商店を大事にしていきたい。大手では扱えない商品で勝負します」と現状を語ります。小笠原さんは卸売のみならず、様々な企画にも力を入れており「企画を立案し、他社と提携して商品を製造しています。これからは創る卸売を目指したい」と意気込みます。90年続く歴史ある仕事を守りつつ、新たな分野への挑戦を続ける小笠原さんでした。【取材:事務局・菊池】


▲ホテルと提携して企画したお酒

■(株)敷島商会 専務取締役 小笠原 健容さん
■所在地:釧路市住吉2−13−28
■業務内容:酒・食品総合卸売業

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【96人目】

今年1月に入会したばかりのHYSカスタムの坂本社長です。以前は食品会社に勤めていましたが、心機一転趣味のバイクのお店を開業しました。「それまで車輌関係の仕事をしたことがなかったので、整備や改造の技術は全て独学で身につけました」と話す坂本さんは、様々なイベントにも取り組んでいます。「2002年に初めてチャリティーイベントを開催しました。益金は全て障害を持った人たちのために寄付してします。今後は雰囲気を変えて開催していきたい」。車輌販売の他に運転代行業も営んでおり、積極的に活動している坂本さんは「将来は海外の情報をいち早く手に入れ、世界の色々な商品を揃えて提供していく仕事がしたいと思っています」と夢を語ります。【取材:事務局・菊池】

■(有)HYSカスタム 代表取締役 坂本 賢一さん
■所在地:釧路市鳥取大通3丁目21番1号
■業務内容:中古二輪・四輪販売、パーツ販売、カスタマイズ

一般社団法人北海道中小企業家同友会へ移行 第41回定時総会開催!!


  北海道中小企業家同友会は18日に第41回定時総会を札幌で開き、全道から350名の代議員が集まり、2009年度の活動方針案、役員案及び一般社団法人への移行に伴う定款案が採択されました。
 また総会後には、北海道同友会設立40周年及び一般社団法人設立記念式典が華々しく執り行われ、創立から現在まで各支部を牽引してきた歴代支部長に感謝状と記念品が授与されました。
 釧根三支部からも25名が参加しました。総会特別報告に立った釧路支部の福井氏は「釧路市では同友会の力強い働きかけが実を結び、4月1日から釧路市中小企業基本条例が施行された。条例制定は、行政担当者の中小企業政策に対する意識改革にも繋がる。今後の円卓会議では、地域に適合した中小企業政策立案に真正面から取り組みたい」と述べ、釧路市中小企業基本条例制定がもたらす効果に触れ、今後の活動に意欲を示しました。

 また記念式典では、出席した釧根三支部の歴代支部長8名にも感謝状が贈呈されました。釧路支部で18年にわたって支部長を務められ、同友会運動の礎を築いた井上氏は、「どうやって人材を育て、いい会社をつくりあげるかが当社の課題だった。設立当初、紆余曲折を経た。同友会に入会して多様な業種の経営者とともに切磋琢磨してきたことが、現在の企業経営に繋がっていることは言うまでもない」と語り、自身の同友会活動を回顧しました。

 

▼三神代表理事

 

 

▼釧路支部:福井氏

 

▼守代表理事

 

▼歴代釧路支部長:(左から)井上氏、五十嵐氏、福井氏、横地氏

 

▼南しれとこ支部:端氏

 

▼根室支部:杉山氏

 

▼根室支部:魚谷氏

 

▼根室支部:吉田氏

 

 

 

 

 

 

ビジネスマナーの基礎を学ぶ 釧路支部マナー講習会


 釧路支部は5月19日にマナー講習会を開催し、参加者がマナーの意味や挨拶、名刺交換の仕方などの基礎を学びました。

 今回のマナー講習会は全2講で開講されます。第1講の開催に先立って共育求人委員会副委員長の矢部政仁さんは「今回の講習会はマナーに関する思い込みを直す機会です。普段とは違う人達と触れ合うのも良い経験になりますので、がんばって受講してください」と挨拶しました。

 講師の小川睦子さんはまず応対の心構えについて「今の社会ではお客様に満足と感動を与える人が求められている。たった1人の社員の悪印象が会社全体のイメージを左右することをしっかりと認識して行動してください」と語り、マナーに対する意識の向上を呼びかけました。

 その後参加者同士が向かい合って挨拶と名刺交換の仕方を繰り返し練習しました。小川さんは「人の第一印象は態度と声でほぼ決まる。一度悪い印象を持たれてしまうと挽回は難しい。人と接する時は笑顔と明るい大きな声を心がけましょう」とポイントを説明しました。

第2講は下記の要領で開講します。

+【第2講】+++++++++++++++++++++++++++++++
<テーマ>「その電話応対間違っていませんか?」
〜あなたの声が会社のイメージを変える〜
<講 師>(株)コム キャリアカウンセラー 小川 睦子氏(釧路支部会員)
■日時 5月26日(火)18時30分〜20時30分
■会場 まなぼっと703号室
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▼釧路支部共育求人委員会 副委員長 矢部 政仁氏

▼(株)コム キャリアカウンセラー 小川 睦子氏(釧路支部会員)

▼向かい合って自己紹介をする参加者

みんなの輪に誘い隊通信【第47号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第47
号】
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2009年5月18日
北海道中小企業家同友会釧路支部
組織委員会グッドモーニングプロジェクト

【93人目】

今年で創立7年目を迎えるアルキテットの鈴木社長を取材しました。主に一般住宅や店舗の建設を手掛ける同社が大切にしているのは経営理念です。「真心をこめた建物を笑顔で使っていただく、この理念でなりたっている会社だと思っています」と鈴木社長は語ります。また力を入れているのが創業当初から発行している会報。様々な内容の記事が盛り込まれており、家を建てたお客さんや見学に来た方に送り続けています。「あるお客様の話ですが、見学に来てから5年半後に家を建てられました。その間ずっと会報を読み続けてくださっていました。時間をかけて着実に会社のファンを増やしていくことが重要だと思います」。お客さんの「ありがとう」の一言のために日々仕事に励む鈴木さんでした。【取材:事務局・菊池】

■(有)アルキテット 代表取締役 鈴木 功さん
■所在地:釧路市北大通12丁目1番14号
■業務内容:住宅建設
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【94人目】

「みんなで支えあって仕事をする、それが大企業にはない中小企業の良さだと思います」と語るのは道東鶏卵の梅宮専務です。以前は名古屋と札幌で大手飲料メーカーに勤めていましたが、3年前に父親が経営する同社に入社しました。最初は力仕事や経理業務に戸惑いを感じたと話す梅宮さんですが、入社後多くのことに挑戦しています。「地元のチーズを生産している会社と提携して、小規模ですがチーズの卸売を始めました。自社でしか扱っていないことが強みであり、面白いところでもあります。他にも隠れた良い商品を発掘し扱っていきたい」。その他にもマヨネーズの販売など様々な食品に意欲的に取り組んでおり、「『道東鶏卵がないと困る』と言われる存在になりたい」と意気込んでいます。【取材:事務局・菊池】

■道東鶏卵(株) 専務取締役 梅宮 哲也さん
■所在地:釧路市宝町1番3号
■業務内容:飲食料品卸売業

くしろ合同会社説明会を開催 


 同友会釧路支部は5月15日に釧路商工会議所と共催で合同会社説明会を開催し、8社の同友会会員企業を含め15社が参加しました。

 毎年開催されているこの説明会には、釧路管内はもとより道内各地からも学生が訪れます。今年は昨年を上回る約180人の学生が参加し、各社の採用担当者の説明を熱心に聴いていました。参加した学生からは「地元にどのような企業があるのか、どのような仕事をしているのかがわかり、大変参考になった」などの感想が寄せられました。休憩スペースでは人事担当者と学生が1対1で面接する場面も見られ、会場は学生たちの熱気に包まれました。

◇合同会社説明会に参加した会員企業◇

1.(株)学習塾あすなろ会
2.(株)北日本広告社
3.(株)釧路新聞社
4.釧路トヨタ自動車(株)
5.釧路三菱自動車販売(株)
6.(株)福原(アークスグループ)
7.(株)三ツ星レストランシステム
8.(株)柳月

みんなの輪に誘い隊通信【第46号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第46
号】
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2009年5月12日
北海道中小企業家同友会釧路支部
組織委員会グッドモーニングプロジェクト

【91人目】

 齊藤さんの、生まれは苫小牧。同社の販売スタッフや倉敷の工場立ち上げプロジェクトに携わり、1年8ヶ月前に北海道工場へ赴任しました。「浜中農協と以前からお付き合いしており、石橋組合長の勧めで同友会に入会しました。同友会の活動には興味があった」と語る齊藤さんは、「やはり、当社も地域があっての企業であることは間違いない。将来的にはこの北海道工場から全国の工場へ人材を輩出できるようにプロを育て上げたい。これだけ生産者と密接になれる環境は他にはない。これをチャンスととらえたい」と意欲を強調します。
  それにしてもハーゲンダッツは何であんなに美味しいのでしょうか?「この浜中町で生産された高品質の牛乳を早く製品化することで、もともとの品質を保つことができるのです」と語ります。【取材:大久保】

■梨乳業(株)北海道工場 工場長 齊藤 博昭さん 
■所在地:厚岸郡浜中町茶内栄44番地
■業務内容:乳製品製造販売
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【92人目】

 今年度、副支部長に就任した石橋さんを取材しました。先日は厚岸地区会の総会でも講演しています。また、釧路支部の幹部大学には社員の方々を積極的に派遣しています。石橋さんは「農協は地域に根ざした中小企業と全く同じ。農協は人材を育て、地域を育てる大きな役割を担っていると思います。同友会が掲げる理念と農協の理念には通じるものがあります」と強調しています。今後も更に同友会運動にご協力を宜しくお願いします。
 石橋さんが「美味しくて当然です」と言い切る浜中町の牛乳はハーゲンダッツの原料になっています。「道東の水は非常に高品質。この水を使って牛を育て、成長した牛が良質の乳を出す。浜中の牛乳を飲んだら、他地域の牛乳との違いが手に取るようにわかります。当農協では全国の農協に先駆けた事業があります。それが農協の強みになっています」と、石橋さんは生産された牛乳に大きな自信を持っています。【取材:大久保】

【大久保さん(左)と石橋さん(右)】

■浜中町農業協同組合 代表理事組合長 石橋 榮紀さん
■所在地:厚岸郡浜中町茶内栄61番地
■業務内容:農業協同組合

 

 

釧路支部福井政策委員長 オホーツク支部で講演


 同友会釧路支部政策委員長の福井氏がオホーツク支部で『地域を守り、変える中小企業!中小企業基本条例で地域を変えよう』と題して講演しました。2009年4月1日から釧路市中小企業基本条例が施行されています。同氏は条例制定運動の先頭に立って活躍してきました。

 福井氏は「同友会が提唱する中小企業振興基本条例は、特定の支援策ではなく、首長の責務や中小企業、大企業の努力や市民の役割を明確化したものだ。現在日本の企業の99%を中小企業が占めており、雇用の70%強を中小企業が担っているのが事実だ。しかし1999年の中小企業基本法改正に伴い、国の施策が大幅に変化した。同友会も地方自治体の政策決定に積極的に参画し、国の目を中小企業に向けさせなければならない。中小企業の発展なくして地域経済の振興はありえない」と強調し、同友会が制定運動を進めている中小企業振興基本条例の重要性を説きました。

 加えて同氏は「条例は地域の中小企業を守り、地域社会を発展させることに繫がる。また、条例制定により市職員の意識改革に繫がり、中小企業の目線で施策を講じる行政マンを生み出すことが可能になる。条例制定運動は全国に拡がっており、北見市においても同友会と、商工会、市が連携して早期制定を目指して欲しい」と期待を寄せるとともに、条例制定がもたらす効果を述べました。

 

★福井氏講演資料はこちらからダウンロードできます(PDF版)
http://portal.doyu-kai.net/modules/mydownloads/visit.php?cid=2&lid=158

★釧根三支部 各自治体の中小企業振興基本条例制定ヘの取り組みをまとめました(PDF版)
http://portal.doyu-kai.net/modules/mydownloads/visit.php?cid=2&lid=159

 

▼福井政策委員長

2009年度がスタート 厚岸地区会総会


 釧路支部厚岸地区会は27日に地区会総会を開き、2009年度の活動方針案と役員体制が決議されました。地区会長には中村一明氏が再任し、新年度のスタートを切りました。

 冒頭で挨拶に立った中村氏は「我々中小企業を取り巻く環境は厳しさを増しているが、同友会と行政、商工会が緊密に連携し、地域経済を盛り上げていかなければならない。まずは今年度に厚岸町中小企業振興基本条例を制定し、圧倒的多数の町民が安心して暮らせる厚岸町を作り上げたい」と述べ、新年度に対する意欲を強調しました。

 また、記念講演に立った浜中町農業協同組合の石橋氏は、「企業づくり・地域づくりには人が必要不可欠。農協は中小企業と同じで、人を育て地域を育てる役割を担っている。産業は人がいなければ成立しない」と語りました。
 さらに同氏は、「食料は絶対的必需品であり我々の生活と切り離すことのできないものだ。そして、農協にはそれを供給する使命がある。地域発展には確固たるリーダーの存在が必要不可欠だ。優秀な人材を育てていかなければならない」とし、地域に地域に根ざした組織としての役割について述べました。

【2009年度厚岸地区会役員体制(敬称略)】

1.会長      (株)サカイ                中村一明
2.副会長     (有)厚岸清掃社         西田哲己
3.副会長        (株)ナリテツ              成澤則充
4.幹事           (株)丸一タバタ           田畑圭悟
5.幹事           (株)宮原組               宮原文憲
6.幹事           (株)ダイシメ舟山商店  舟山敏次
7.幹事           (株)村上石材工業      村上民夫
8.幹事           (株)浜食料品店         浜 秀利
9.幹事           (株)西口電機商会      西口英希
10.幹事         カキキン(有)            中嶋 均
11.幹事         眞栄木材(株)           伊藤秀人
12.幹事         (有)池田経営サービス 林田敬二

 

▼中村地区会長

 

▼石橋氏

2009年度の活動を始動 マルチメディア研究会総会


 釧路支部マルチメディア研究会は4月28日に総会を開き、前年度の活動報告と決算報告、2009年度の役員案と活動方針案及び予算案を採択しました。会長には小川氏が再任しました。

 2009年度の活動方針には会員報告の充実や公開例会の開催が盛り込まれ、これまで以上に活発に活動していくことを確認しました。

 記念講演には同研究会副会長の斉藤氏が立ち、OSSの導入事例について語りました。OSS(Open Source Software)はソースコードが公開されており、自由な使用が可能なソフトを意味します。斉藤氏は「OSSは無償で配布されており、導入コストは安くなるが、サポートや維持には従来のソフト同様費用がかかる。『安い』ということよりソフトの選択肢が広がることが大きなメリットだと思う」と話しました。その後実際にOSSが導入された例を紹介しました。「会津若松市は全庁舎のオフィスソフトをOSSに切り替えた。地元企業と協力して入れ替えを進めているのが大きなポイントだ。また大舘市は市町合併に伴い、各役場をつなぐIP電話を設置し、OSSの電話交換ソフトを導入した。これはある若い職員が提案した方法で、一般回線を使った方法より数段安く設置できた。市が一職員の提案を了承したのはすばらしいことだ。削減できた導入予算を使って地元の技術者を育成していくべきだ」と強調しました。

<マルチメディア研究会 2009年度役員>

会長      小川衛治       (株)おが和
副会長     深山浩昭       プロシステム釧路
副会長     斉藤和芳       丸中釧路中央青果(株)
幹事長     乗山徹         ファーストコンサルティング(株)
副幹事長   柳原博志       トーワ計装(株)
副幹事長   佐々木圭一      釧路綜合印刷(株)
幹事      太田勉         (株)サンエス・マネジメントシステムズ
幹事      大道博文       マル道セフティサービス(株)
幹事      相木幸         (有)アセットプランニング
会計監査   田中啓一       (有)菊地電機商会

▼マルチメディア研究会 小川衛治会長<(株)おが和 専務取締役>

▼斉藤和芳副会長<丸中釧路中央青果(株)>

2009年度ゴルフ同好会がスタート!


 釧路支部ゴルフ同好会は4月25日に2009年度第1回目の例会を開き、13名の会員が晴天の下ゴルフを楽しみました。

 ゴルフ同好会は同友会釧路支部のゴルフ愛好家によって組織されています。幹事の残間氏はスタート前に「同友会の仲間同士、楽しくプレーをしましょう」と挨拶をしました。

 ゴルフ終了後クラブハウスで表彰式が行われ、賞品の贈呈が行われました。

【今後のスケジュール】
 ■6月20日(土) 8:30スタート 釧路カントリークラブ
 ■9月19日(土) 8:30スタート 釧路カントリークラブ

<ゴルフ同好会 2009年度第1回例会成績>

優勝     日章運輸機工(株)   中井厚志さん
準優勝    釧路技研(株)      高瀬力さん
3位      (株)ぱんどーら     石山博士さん

ニアピン賞 日章運輸機工(株)   中井厚志さん
        釧路技研(株)      高瀬力さん

ドラコン賞  (株)丸誠マトバ建設   的場浩規さん
        日章運輸機工(株)   中井厚志さん

▼ノーザンミツワ(株) 伊賀修二郎さん

▼(株)残間金属工業 残間順雄さん

▼(株)丸誠マトバ建設 的場浩規さん

会長に森川氏が再任 幹部大学同窓会総会


 釧路支部幹部大学同窓会は4月25日に総会を開き、前年度の活動報告と決算報告、2009年度の活動方針案と予算案と採択しました。会長には森川浩一氏が再任し、今年16期を修了した会員3名が新たに幹事に選ばれました。

 2009年度の活動方針には公開例会の開催、幹部大学院の開講などが盛り込まれました。また役員改選で新幹事に選ばれた16期修了生は「幹部大学同窓会を盛り上げるためがんばりたい」と抱負を述べました。

 総会後の記念講演には釧路支部副幹事長の大久保芳直氏が立ち、「人との出会いと感謝」と題して自らの経験を語りました。生い立ちから社会人になるまでの経緯を話し「嬉しいことも悲しいことも自らの糧になっている。当時があるから今の自分がある」と振り返りました。

<幹部大学同窓会 2009年度役員体制>【敬称略】

会長       釧路鶴ヶ岱郵便局              森川浩一
副会長     (有)スズヤ書店                岸本真希人
幹事長     (有)フリーライフ               長濱正昌
副幹事長     (株)残間金属工業              残間巌
副幹事長    菅原塗料(株)                 菅原宏樹
幹事       安田経営労務管理事務所          安田正二
幹事       (合)フローリスト花もよう           石黒達広
幹事       (有)アセットプランニング                  相木幸
幹事       (医)大島歯科医院                     大島尚久
幹事       (株)あゆみ調剤                                矢部政仁
幹事       (株)くしろ紅庄                        相田美樹雄
幹事       千田塗装興業(株)                      千田貴裕
幹事       (株)サンエスマネジメントシステムズ      斉藤芳則
幹事       (有)カキキン                  中嶋均
幹事       (有)あんずカンパニー            松山優 
幹事       ヤマト機械(株)                松尾祐志【新】
幹事       (株)ぱんどーら                菅井達也【新】
幹事       (有)豊成                    原大樹【新】
会計監査    トーワ計装(株)                柳原博志

▼幹部大学同窓会 会長 森川 浩一氏

▼報告と提案を行う長濱幹事長<(有)フリーライフ 取締役>

▼講演する大久保氏<(有)道東暖熱工業所 代表取締役>

根室支部総会開催 新支部長に高岡氏


 根室支部は24日に支部総会を開き、2009年度の活動方針及び役員体制を採択しました。新支部長には高岡一朗氏、幹事長には田嶋靖照氏が就任し、新たなスタートを切りました。

 新支部長に就任した高岡氏は、「かつてない逆風の中で新年度を迎えることとなった。しかし、激動する情勢は厳しさと同時に新しい可能性を生み出す。その可能性を現実のものにする上で、5200社を越える会員へと前進した北海道同友会の役割はますます重要になっていくはずだ。道内各地で条例制定運動を進めているが、根室支部においても、今年度中の根室市中小企業振興基本条例制定を目指し、金融機関、市、商工会議所と連携し運動を進めたい」と述べ、新年度へ向けた意気込みを力強く語りました。
 また、記念講演に立ったテキサスの落合氏は、創業当初の危機を乗り越えたことが今の企業経営に繫がっているとし、「企業経営をする上で、怠慢とおごりが会社を危うくする。当社はお客様の声を積極的に取り上げている。それらは経営を左右するほど重要な意味を持つ。常に謙虚に耳を傾ける姿勢を心がけたい」と述べました。

■総会議案書はこちらからダウンロードできます(PDF版)
http://portal.doyu-kai.net/modules/mydownloads/visit.php?cid=2&lid=156

■2009年度根室支部役員名簿はこちらからダウンロードできます(PDF版)
http://portal.doyu-kai.net/modules/mydownloads/visit.php?cid=2&lid=157

 

▼福井前支部長

 

▼落合副代表理事

 

▼高岡新支部長

みんなの輪に誘い隊通信【第45号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第45
号】
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2009年4
月27日
北海道中小企業家同友会釧路支部
組織委員会グッドモーニングプロジェクト

【89人目】

 珍味の製造を手掛けるおが和の小川専務にお話しを伺いました。父親が創業し、当初は水産加工品の販売業を営んでいました。しかし専務の学生時代の経験が製造業に転換するきっかけになりました。「群馬県で釧路産のかまぼこを見た時、こんなに離れている所で釧路のものが売られているなんてすごい!製造業をやりたい!と思った。そこで父親の会社に就職し、新たに製造業を始めました」。塩辛や蛸わさ、「つぶのやわらか煮」などが同社の売れ筋商品。また全国区の週刊誌で「すじめさわやか煮」が北海道のおみやげベスト10に選ばれ、釧路のみならず全国で支持されています。「選ばれた他の商品はほとんどお菓子。珍味は流行に合ったものではないかもしれませんが、時代に即した商品を模索していきたいと思います」。北海道産の材料を使用することにこだわり、毎日新しい商品開発に奮闘する小川さんでした。【取材:事務局・菊池】

■(株)おが和 専務取締役 小川 衛治さん
■所在地:釧路市材木町21−27
■業務内容:水産加工業

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【90人目】

 「撮る側と撮られる側に適度な緊張感が出るようにしています。あまり和みすぎると凛とした表情が撮れないからです」と話すのは山一写真スタジオの山口社長です。同じくカメラマンの父親と母親の跡を継ぎ、2代目としてがんばっています。「仕事ではとても高価なカメラを使っていますが、普段の生活では普通のデジカメを使用します。高価なカメラはしっかり風景の中に入り込めるのですが、持った途端に仕事の気分になってしまうし、大きくて自然に撮れません。一般のデジカメの方が一緒にいる人との時間を大切にできるのです」。高価、安価に関わらず、自分のLife(撮影)スタイルに合ったカメラを使うのが大事と話す山口さん。「写真だけじゃなく、動画を撮ることをお薦めします。子どもの小さい時の声は忘れてしまいますから」。記録を残し、そしてその場にいる人との時間も大切にする山口さんでした。【取材:事務局・菊池】


【山口さんが使用するカメラ。仕事用から普段用まで様々。持っているのは動画用のカメラ】

■(株)山一写真スタジオ 代表取締役 山口 敏夫さん
■所在地:釧路市若松町8−21
■業務内容:記念日・婚礼・お祝い・建築等写真撮影

地区会長に児玉氏が再任 釧路支部白糠地区会総会


 釧路支部白糠地区会は4月22日に総会を開き、前年度の活動方針と決算報告及び2009年度活動方針案と予算案を採択しました。地区会長には児玉木材工業代表取締役の児玉勇氏が再任しました。

 総会では2009年度の活動方針が提案され、中小企業振興基本条例の制定や会員報告例会の開催などが盛り込まれました。

 記念講演には同友会釧路支部長の亀岡孝氏が立ち、「地域に根ざした中小企業経営」と題して自身の経験を語りました。同氏は「同友会祭りや当時の支部長の言葉から多くのことを学んだ。例会に出席して『同友会での学び方』を学んでほしい」と語りました。また白糠町について「白糠には水産業、農業、林業と3つの一次産業が揃っている。まだまだやれることがあるはずだ。最悪の景況と言われているが、プラス思考で乗り越えていこう」とエールを送りました。

<2009年度釧路支部白糠地区会役員>【敬称略】

会長        児玉 勇      児玉木材工業(株)
副会長       野村 宣彦     野村運輸(株)
副会長       平賀 勝也     (有)紫香舎
副会長       砂金 良洋     (有)丸洋イサゴ運輸
幹事        鍛冶 淳一     鍛冶石油販売(株)
幹事        本城 洋      (有)マックスロード
幹事        山吉 公徳     (有)おしゃれハウス山吉
幹事        田森 滋      丸吉田森漁業(有)
幹事        高原 隆一     (有)高原重機
相談役       大畑 幸男     北興建設(株)

▼白糠地区会長 児玉勇氏 <児玉木材工業(株) 代表取締役>

▼記念講演に立った亀岡孝釧路支部長 <綜合設備(株)代表取締役副社長>

みんなの輪に誘い隊通信【第44号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第44
号】
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2009年4
月21日
北海道中小企業家同友会釧路支部
組織委員会グッドモーニングプロジェクト

【87人目】

 介護付有料老人ホームのときわ台ヒルズで園長を務める原澤さんです。同施設は2007年の11月にオープンし、現在では多くの方が入居しています。「毎月第1日曜日にはギャラリーで様々なイベントを開催しています。その関係で芸術家や音楽家など色々な人とのつながりができました」と話す原澤さんは、海外の同業者と盛んに交流をしています。特に韓国とは職員を交換留学させるなど、活発な活動を行っています。「お互いに国を行き来して文化を知ることは大変勉強になります。職員だけでなく、お年寄りのツアーも国内外問わず受け入れており、釧路の良さを発信していきたい」。数年前に来釧し、釧路の景観の良さ、人情の厚さが大好きになったと話す原澤さん。地域の役に立つ施設を目指し走り続けています。【取材:事務局・菊池】

■シルバーシティときわ台ヒルズ 園長 原澤 芳男さん
■所在地:釧路市春採7丁目5番1号
■業務内容:介護付有料老人ホーム

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【88人目】

 貝塚で印刷業を営む米川印刷の2代目、米川浩二さんです。社内のデザイン・製作・営業を行っています。「前身となる会社から数えると34年間営業しています。以前札幌で同業種の仕事に就いていて、そこでマック(パソコンの機種)の扱いを学びました。今はその知識を活かしてパソコンのソフトのセッティングの仕事もやっています」と語ります。また将来ついて、「米川印刷は、印刷が主な業務ではなくなると思います。力を入れていくべきはデザイン力と企画力です。自前で大きな印刷機を導入しなくてもインターネットで外注を出せる時代なので、営業力が勝負だと思います」。自らの知識を活かし、会社を盛り立てようとがんばる米川さんでした。【取材:事務局・菊池】

■(有)米川印刷 常務取締役 米川 浩二さん
■所在地:釧路市貝塚3−7−22−60
■業務内容:一般印刷

亀岡氏が支部長再任 釧路支部総会


 同友会釧路支部は4月17日に第37回定時総会を開催し、一般社団法人化に伴う定款案と、活動方針及び予算案を採択しました。また新役員の選出が行われ、綜合設備代表取締役副社長の亀岡孝氏が支部長に再任しました。

 挨拶に立った亀岡支部長は「釧路支部は30余年前、10数名の経営者が集まり設立され、2008年度には会員数470社を達成した。経営者と社員の信頼関係を強固にし、活力に満ちた企業作りを目指したい」と語りました。

 活動方針案では485社会員の達成、2011年の釧路支部道研の開催、青年経営者全国交流会への積極的な参加などが提案され、承認されました。

★主な役員【敬称略】

支部長    亀岡 孝      綜合設備(株)       代表取締役副社長
副支部長   石橋 榮紀     浜中町農業協同組合  代表理事組合長
副支部長   漆崎  隆      萬木建設(株)       代表取締役
副支部長   宮原 文憲     (株)宮原組        代表取締役
副支部長   大島 尚久     (医)大島歯科医院    理事長
幹事長    木内 敏子     (株)ダスキン釧路    代表取締役
副幹事長   岩口 潔      タカオ工業(株)      常務取締役
副幹事長   浅野 葉子     (株)アシスト        代表取締役
副幹事長   大久保 芳直      (有)道東暖熱工業所  代表取締役

■釧路支部総会議案書
http://portal.doyu-kai.net/modules/mydownloads/visit.php?cid=2&lid=155

■2009年度釧路支部幹事
http://portal.doyu-kai.net/modules/mydownloads/visit.php?cid=2&lid=154

▼挨拶をする亀岡孝支部長<綜合設備(株)代表取締役副社長>

▼北海道中小企業家同友会 代表理事 三神純一氏<(株)エミヤ代表取締役会長>

▼総会議長に選出された近藤明氏<(株)近藤建設 代表取締役>

▼青年経営者全国交流会をPRする実行委員(左から樋口氏、千田氏、大久保氏、高橋氏)

▼閉会の挨拶をする石橋榮紀新副支部長<浜中町農業協同組合 代表理事組合長>

▼ノイズ倶楽部の演奏

みんなの輪に誘い隊通信【第43号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第43
号】
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2009年4
月14日
北海道中小企業家同友会釧路支部
組織委員会グッドモーニングプロジェクト

【85人目】

 「今は輸入車と国産車の差がなくなりつつあり、ベンツも安くなってきています」と語るのはベンツの販売代理店を手掛ける東北海道ヤナセの本間支店長です。以前は車の登録や納車業務などの事務を行っていましたが、支店長になって今月で3年目になります。「コーナーを曲がるときや長距離運転のときなど、ベンツは運転していてとても楽な車です。安全性が高いのも魅力です」。同社は昨年、車を販売した後のサービスなどのアフターセールス部門の売り上げで全国1位を獲得しました。「車を買ったあとの安心が認められ、とてもうれしかった。全体的に自動車販売が低迷している中、今後はより一層お客様との信頼関係を築き、売り上げにつなげ ていきたい」と、ベンツが並ぶ店内で将来の意気込みを語りました。【取材:事務局・菊池】

■東北海道ヤナセ(株) 執行役員支店長 本間 満夫さん
■所在地:釧路市星ヶ浦大通4−13−27
■業務内容:自動車販売・修理・整備

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【86人目】

 インターネット通信販売を手がけるE−Wingsの舟山社長です。釧路で加工された水産品を中心に約100種類の商品を販売しています。「主に本州の都市圏からの注文が多いです。釧路では当たり前になっている商品でも、本州では価値が高い場合があるので、どんどん商品を発掘していければと思います」と語る舟山さん。直接発送できるように冷凍庫も設備しています。「個人商店でインターネット販売をしているところが少なく、せっかく名産があるのにもったいない気がします。インターネットには知識や労力が必要になるので、ノウハウを提供することで事業の発展の手助けができればと考えています」。釧路発の大規模なネットショップを確立し、雇用・流通の活性化を目指したいと夢を語る舟山さんでした。【取材:事務局・菊池】

◇舟山さんのインターネットショップはこちらです:http://www.ewings.jp/

■(株)E−Wings 代表取締役 舟山 和宏さん
■所在地:釧路市昭和中央6−24−1
■業務内容:インターネット通信販売