一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

新しい社風創りの取り組みを語る 釧路支部5月例会


 釧路支部は5月27日に例会を開き、北海道中小企業家同友会帯広支部幹事長の山本英明氏が「創業の気概を継ぎ、新しい社風を創る」と題して講演しました。

 山本氏は1987年に家業の山本忠信商店に入社し、2005年に代表取締役に就任しました。就任初期を振り返り山本氏は「創業期はカリスマ経営者が全社員を統率する体制が良かったのかもしれないが、社員が自分でものごとを考えなくなってしまう。社長就任後は全力で社員の意識改革に取り組んだ。社風、社内常識の徹底が会社の方針を浸透させる土台になる」と語りました。

 また同氏は社員との交流や、若手社員が中心となって活動する委員会の設置など、様々な社内改革に取り組んでおり、その内容の一部を紹介しました。「山本忠信商店の施設や設備があっても今いる社員がいなければ会社を維持することはできない。我が社は人で出来ていると思っている。社員と真剣に語り合うことで社員は変わる。これからも自分の人生を真剣に考える社員と仕事をしていきたい」と強調しました。

 最後に同氏は今年9月に帯広で開催される青年経営者全国交流会に触れ、「支部が全国大会の設営を担当するのは全国でも初めての試み。全国大会に参加するまたとないチャンスなので、釧路支部の皆さんも是非参加していただきたい」と意気込みを語りました。

◆(株)山本忠信商店のホームページはこちらです。
http://www.yamachu-tokachi.jp/index.htm

 

▼北海道中小企業家同友会帯広支部 幹事長 山本英明氏<(株)山本忠信商店 代表取締役社長>

▼講演後に行われたグループ討論では活発な意見が交わされました。

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