一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

南しれとこ支部

労使見解を報告、南しれとこ支部青山氏


 南しれとこ支部(端賢二支部長:114社)は7月例会を7月25日に開催し、青山商会社長の青山隆志さんが同友会の労使見解について報告しました。社長になったばかりの青山さんは「最近は経営者の孤独と責任を痛感している。同友会の『労使関係の見解』は経営者と社員の理想的な関わり方を示しているのでこれを目標としたい」と語りました。さらに「労働者は企業内においては契約に基づいて経営者に労働力を提供している。その代償として経営者は賃金を払っている。ここで大事なことは労働者の全人格を束縛してはならないことだ」と強調し、『労使見解』に述べられている対等な労使関係について言及しました。

 『中小企業における労使関係の見解』は1975年に発行されて、全国の会員の間で読まれている同友会の”古典”です。同書は事務局で取り扱っています。一冊300円。

 ▼ 『労使関係の見解』

 

獏の会、「裁判員制度」を学ぶ


 南しれとこ支部獏の会(吉川睦之代表)は7月17日に7月例会を開催し、青山商会の青山隆志さん、クリエイトワークスの内藤靖徳さんが裁判員制度について報告しました。 裁判員制度は、市民から無作為に選ばれた裁判員が裁判官と共に裁判を行う制度で、国民の司法参加により市民が持つ日常感覚や常識を裁判に反映することが目的とされています。
 内藤さんは「裁判員制度が取り入れられることにより市民の常識が判決に反映される上、集中審議により裁判にかかる時間の短縮を可能にするメリットがある。一方で仕事、育児、学業に支障が出るので裁判員の確保が難しい」と裁判員制度の特徴について報告しました。 
 また青山さんは「年齢、重病、親族の介護等を除くと基本的には裁判員を断ることはできないが、威勢の強い人が多く発言し、口下手な人、コミュニケーションが苦手な人は思ったことを発言できなくなる可能性も高い。海外にも裁判員制度を採用しているところが多いが、多忙なビジネスマンは不参加が多く、結果的には年金受給者が多くなる傾向がある」と制度に対する問題点を報告しました。

 

同友会別海地区会、11月17日に発会


 南しれとこ支部(端賢二支部長:114社)は地域密着型の運動を進めるために、別海地区会を11月17日に発会させることになりました。南しれとこ支部は中標津、別海、標津、羅臼の四町を組織範囲としています。しかし、中標津町で開催する例会に別海から通うことは気象条件が悪化する冬期などは困難でした。
 別海には25社の会員が加盟していますが、かねてから地元で学べる地区会の発会が望まれていました。11月17日の発会式までに会員数を40社まで拡大し、守代表理事や多数の来賓を招いて盛大に発会する予定です。

▼別海地区会準備委員会

▼別海町内を流れるニシベツ川
 

獏の会、「会社法、税法」を学ぶ


  同友会南しれとこ支部獏の会(吉川睦之代表)は6月15日に6月例会を開催しました。『現代社会を考える例会』の第1回目の今回は「会社法・税法」をテーマに福田経営センターの山田晃裕さん、北斗防災の細野明弘さん、青山商会の青山隆志さんが報告しました。

 山田さんは「家族で会社を守っていくのが望ましいとする日本古来の風習に株式会社法が合わなかったこと、そして現実的に日本企業の98%は中小企業であり、ほぼすべての企業に対して同法を適用させるのは困難だったことが背景にある」と会社法改正の背景について述べました。
 また、青山さんと細田さんは「今ある中小企業の多くは株式譲渡制限会社に該当することになり、発行する全部の株式について、その譲渡には会社の承認が必要であると定款に定めなければならない」「取締役会の設置が必置ではないことや取締役の任期の長短など、組織の作り方としてはバリエーションが増えたことになる」と改正のポイントを語りました。

乗山徹氏、成長企業への営業・財務戦略を語る


 南しれとこ支部(端賢二支部長・112社)は5月23日に5月例会を開催し、ファーストコンサルティング代表の乗山徹氏が講演しました。乗山氏は「営業利益が二期連続マイナスだとビジネスモデルが時代に合わないのではないかと疑うべきだ」と指摘し、さらにSWOT分析で自社の強みと弱みを正確に分析して経営指針を確立することの大切さを訴えました。

 また、会社の改革の担い手である30代の社員の育成について、「社員研修を怠ると人は35歳を過ぎると輝きを失う。困難な仕事を与えてやり遂げさせ、社外人脈を作る同友会のような場に積極的に派遣すべきだ」と述べました。

 講演のレジュメは下記からダウンロードできます。
http://portal.doyu-kai.net/modules/mydownloads/visit.php?cid=3&lid=94

 

新支部長に端賢二氏が就任


  同友会南しれとこ支部は4月24日に2007年度の支部総会を開催し、新支部長にはハタ建材社長の端賢二氏が選ばれました。
 南しれとこ支部の会員数は111社ですが、今年度中に120社会員を目指すことが確認されました。今年度も会員の皆様のご支援をお願いします。

 また「社風が人を育てる〜同友会の共育理念と社員教育活動での学びをもとに」と題してユタカ商会社長の本郷利武氏が記念講演に立ちました。
  本郷氏は「人は、まわりから刺激を受けて育ちます。家族からは家風、学校からは校風、会社からは社風、地域からは地域の風、時代からは時代の風という刺激を受けて育ちます。会社においては社員一人ひとりが人に成長を促す刺激を与えられる存在になり、お互いに切磋琢磨して育ち合っていくことが重要だ」と述べました。

               【端賢二支部長】

◆総会の資料は下記からダウンロードできます。

↓ ↓ ↓
http://portal.doyu-kai.net/modules/mydownloads/visit.php?cid=2&lid=87

 

 

南しれとこ支部、地域と業界の現状を学ぶ


  同友会南しれとこ支部(今野慎也支部長:111社)は3月27日に3月例会を開催し、「地域と業界の現状報告、そして明日の地域産業を考える」と題して中山勝志さん、磯田忠雄さん、松村康弘さん、秋山俊彦さん、中田千佳夫さんが報告しました。

 別海町で大規模酪農場を経営している中山さんは「去年は12年ぶりの生産抑制が実施された年であり、乳牛個体価格が下がり、牧草の品質が落ちたことにより乳量が減った。さらに昨夏の異常気象と燃料価格高騰により、輸入していた飼料価格が高騰してしまった。今後数年も飼料価格は高止まりし、神経質な日々が続きそうだ」と地域の酪農業を取り巻く環境について報告しました。

 また測量会社を経営する磯田さんは日高管内で30億円を売り上げる建設業者でも倒産に追い込まれたという新聞記事に衝撃を受けたことを報告し、「建設業では公共事業が全道的に減らされているのが実態。今後も深刻な状況に変わりはない」と語った上で、水産業に関しては「ニシベツ秋鮭のような地域ブランドをつくりあげることが重要であり、自らの商品にストーリーとヒストリーをつけて大事に育てていくことが課題となっている」と述べました。

 中標津町内でスポーツ店を経営する秋山さんは「大型店の進出により、町の先駆者たちが築きあげてきた商店街が破壊されている。町の文化、歴史を大切にしようという心を忘れ、明確なビジョンがないままで組織が一人歩きしているのが現状だ」と中標津町商店街の実態を語りました。

 獣医として活躍する中田さんは「獣医の高齢化が進み、大動物専門医不足のために牛の診療所確保が今後の課題となっている」と指摘し、さらに観光事業について「町のPRをしても地域の人が無関心で、本州の人しか関心を持たない現状は寂しいの一言に尽きる」と観光事業の発展が地域産業振興に重要だと提起しました。

 冷暖房・給排水事業を展開する松村さんは「中標津町の全就労人口の3割を建設・建築業が占めているが、鉄・銅・ステンレスの価格高騰により仕切値はそのときにならないとわからない状況だ。官工事の減少に伴い、業界が衰退していく現状を親身になって考えてくれる人が少ないのが問題ではないだろうか」と建設業が置かれている状況を報告しました。

 5名のパネリストと共に参加者は地域と業界の現状について理解を深めました。

 

南しれとこ支部、経営指針を学ぶ


 南しれとこ支部(今野慎也支部長111社)は2月例会を2月22日に開催し、「経営指針をつくって第二の創業を目指そう」と題して、中標津保養所温泉旅館社長の加藤達雄さんと、みどり建工社長の山崎宏さんが報告しました。二人は2006年度に開講した「経営指針づくり研究会第二グループ」で学び、七ヶ月で自社の経営指針をつくりました。

 加藤さんは「この会社に勤めていても自分の未来はないと思い大手企業を退職して家業の温泉旅館を継いだ。社員全員が辞めるなど現在に至るまで多難な歳月だったが、同友会に入会して社員と経営者が共に育つ『共育』の大切さを学んだ。この度経営指針を作ったことで全社一丸となって未来を見つめることができるようになった」と語りました。

 山崎さんは「同友会に入会してから『労使関係の見解』を手にして衝撃を受けた。社員と経営者の信頼関係の構築が会社の基礎だと学んだ。公共工事が激減する厳しい情勢の中で会社の後継者を選ばなければならない。その時に経営指針があれば創業の理念や社風を伝えやすい」と強調しました。

 南しれとこ支部は新年度から経営指針づくり研究会を再開する予定です。

南しれとこ支部新年交礼会のご報告


同友会南しれとこ支部は1月15日(月)に新年交礼会をトーヨーグランドホテルで開催しました。

2007年度の全道共育研究集会の開催地でもある苫小牧支部。南しれとこ支部の記念講演は苫小牧支部支部長の(株)電気工事西川組の西川社長さんが「人を惹きつけ人を繋ぐ、物を活かし業を起こす」というテーマで講演しました。

  【美苫の取組みを熱く語る西川苫小牧支部長】

【講演要旨】

 中小企業家同友会苫小牧支部「美苫みのり会」が企画してできた「美苫」が2002年に完成しました。樽前山の伏流水と、厚真町内で育てた酒造好適米で造った「しぼりたて純米吟醸酒」です。この地元の米や水を使い、地産地消をコンセプトにして作られた美苫が地域に普及してきたことにより、美苫を使ったお菓子の開発や、美苫に合うおかずづくり等、地域の人達の間で話題になり、色々な効果が生まれてきています。
 
今まで苫小牧は観光という点では何も見る所がないといわれてきました。しかし、自分達の地域をじっくりと眺めてみると様々な特徴というものが見えてきます。誰かがやってくれるという気持ちでは何も変わりません。これからも自分達が動いて自分達の地域を変えていくんだという気持ちで取り組んでいこうと思います。

【同友会苫小牧支部で作られた「美苫」】

   【「美苫」を使ったお菓子】

 

 

        【西川氏の講演を熱心に聞く参加者】

その後、懇親会会場に移動し、南しれとこ支部会員同士の交流を深めました。

 

            【懇親会 全体風景】

構造改革特区は有効な政策か?


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構造改革特区の現状について学ぶ

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 南しれとこ支部(今野慎也支部長:109社)は11月例会を1127日に開催し、小泉政権が進めた構造改革特区について道職員を講師に迎えて学びました。

 地域経済の阻害要因となっている規制を取り除き、民間の活動を活発にさせることが特区の目的です。しかし特区には国の財政的支援はなく、「どぶろく特区」などのように国税が関係してくる特区はごく限られた自治体にしか許可を出さないのが現状のようです。様々な省庁の権益を調整するのが困難で、またそれら省庁の許認可権益が錯綜し、地域経済浮揚の切り札とは現実的にはなっていないようです。

 道などの地方政府が中央政府から自立して地域に相応しい政策をするにはどうしたらよいのでしょうか。支部として今後も議論を深めていく予定です。

別海で10月例会開催


 南しれとこ支部(今野慎也支部長・109社)は10月例会を17日に別海町で開催し、北海道が進めている「新しい総合計画」について議論しました。

 講師の北海道地域振興部の白幡哲史主幹は、「道民の意見を十分に取り入れながら、2008年から始まる第四次長期総合計画を立案したい」と述べ、今回の計画が道民との双方向・対話型で立案する意向を示しました。参加者からは、「道の経済産業政策の骨子に記されている情勢認識が甘い。経済のグローバル化、人口減少社会、公共投資削減など、すでに10年前から指摘されている内容だ。道職員は地域を歩き、現状を把握して政策に反映させて欲しい」などの厳しい意見が出されていました。

道の総合計画はここから入手できます。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sk/ksn/newplantop.htm

獏の会10月例会のご報告


同友会南しれとこ支部獏の会(代表世話人:吉川睦之)は10月例会を10月12日に開催しました。

今年1年間をかけて新商品の開発に取り組んでいる獏の会。

前回の集まりでついにネーミングも決定し、今回はその新商品の販売戦略について検討を行いました。

 【年代別の人口調査の結果を報告する加藤さん】

  【各部門の進捗状況について語り合いました】

南しれとこ支部9月例会のご報告


9月25日(月)、南しれとこ支部9月例会を開催いたしました。

テーマ:「同友会がめざす良い会社とは」〜人育ての核心に迫る〜

講 師:(株)コム  代表取締役  小川 安夫氏

小川さんは1991年に現在の会社を設立し、主に組織行動(人のやる気をどう育てるか、コミュニケーションのとり方など)を専門に講演しています。

まず最初に、雇用に関する時代環境の変化についてお話しを伺い、更に?〃弍勅圓伴勸凌?頼関係をどう育てるか?△匹里茲Δ併某佑呂笋覽い鬚?こすかという点をポイントに小川氏に講演して頂きました。

雇われる側の時代環境は行動特性や思考特性を持っていること。経営する側は、優秀な人材に選ばれる会社であることです。

ポイント?,砲弔い蕩祐覿箸噺朕佑隆愀犬砲録翰?契約が働き、これで信頼関係が生まれます。個人が会社に期待することは?/祐屬箸靴涜砂鼎靴討?れる?∋纏醗貊錣棒?長できる。会社が個人に期待することは?.ぅ瓠璽犬鮃發瓩討?れる??忠誠心があり何事にも最善を尽くしてくれることです。

ポイント?△砲弔い蕩擁?理的環境を変えても作業効率は上がらない。経営者や従業員同士の関係が良い状態であることが何にも勝る作業効率アップの秘訣です。又、使い走りのような仕事ではなく、自律性、有能性を持ってもらうことが大切です。

経営者と社員の信頼関係を基礎に、基本的な課題に取り組みながら同友会がめざす良い会社づくりを共に目指しましょうと小川氏は語りました。

<南しれとこ支部9月例会にご参加の皆さん>

南しれとこ支部経営指針づくり研究会第二グループ例会の報告


南しれとこ支部は8月31日に経営指針づくり研究会第二グループ例会を開催しました。

 21世紀に入って、中小企業をめぐる状況は一段と厳しくなっています。産業の空洞化が進み、地域経済が危機にさらされ、中小企業のよって立つ基盤が大きく崩壊しつつあります。これに長期不況が追い討ちをかけ、市場の成熟化が進み、量より質へ、本物志向となる一方、IT化の進展も本格化しています。
これらの動きのいずれをとっても従来の経営のやり方では対応できません。今こそ環境変化を的確にとらえ、社員の誰もが納得し、安心してついていけるような自社の今後の進むべき方向を的確な方針として示すことが、今、経営者に求められています。

 例会ではメンバーそれぞれが、「経営指針 策定指導書」の?.薀ぅ侫廛薀鵝↓?経営理念、??事業の明確化、?ぅ咼献腑鵝↓ヌ簑蠶鶺?、?μ簑蟆魴茵↓Х弍腸歛蠅旅猝椶傍?入してきたものを、各社の経営指針作成取組み状況を盛り込みながら報告し合いました。

 【ライフプラン作成の取組みについて語る佐々木氏】

      【後継者問題について語る加藤氏】

            【全体風景】

★次回の経営指針づくり研究会(第二グループ)例会は9月14日(木)に開催します。

別海で懇談会開催


 北海道中小企業家同友会南しれとこ支部(今野慎也支部長:109社)は8月29日に別海で懇談会を開催し、別海の会員と執行部が同友会運動の動向について語り合いました。別海では昨年度に多数の経営者が入会し、現在では24社が加盟しています。地域の主要な経済団体としての地歩を固めつつあります。
 支部の10月例会は別海が担当して開催することも決まりました。

 

 

経営指針成文化研究会(2グループ)のご報告


7/27 南しれとこ支部経営指針成文化研究会(2グループ)がグループ会議を行いました。

 21世紀に入って、中小企業をめぐる状況は一段と厳しくなっています。産業の空洞化が進み、地域経済が危機にさらされ、中小企業のよって立つ基盤が大きく崩壊しつつあります。これに長期不況が追い討ちをかけています。 また市場の成熟化が進み、量より質へ、本物志向となる一方、IT化の進展も本格化しています。これらの動きのいずれをとっても従来の経営のやり方では対応できません。今こそ環境変化を的確にとらえ、ぶれない座標軸をもった経営が必要となっています。

同友会の経営指針が目指すものは、一言でいえば自立型企業とそれを支える自主的社員を育成することです。経営指針の確立とそれを社員とともに実践していくことで会社は変わります。

 南しれとこ支部経営指針成文化研究会(2グループ)では、なぜ、経営指針が必要かについて確認しあい、その後、それぞれが作成してきた経営理念を発表し合いました。

                        【全体風景】

【なぜ経営指針が必要なのかについて語る佐々木氏】

★今後はSWOT分析のシートに我が社の強みや弱みを記入し、次回(8月3日)に発表を行います。

南しれとこ 知床岬上陸ツアー&羅臼湖トレッキングのご報告


7月23日(日)南しれとこ支部は知床岬上陸ツアー&羅臼湖トレッキングを開催しました。

【知床岬上陸ツアー】

今年は、羅臼海上保安庁の職員も同行して頂いたお陰で、知床半島突端のアブラコ湾に上陸することができました。(昨年はペキンの岬まで)湾に上陸した会員は早速周辺の清掃作業にとりかかりました。

天気くもり 船で岬へ向かう

知床岬アブラコ湾上陸

会員、羅臼海上保安庁職員と一緒に記念撮影。

この日集めた大量のゴミを船に積み込み羅臼漁港まで運びました。

【羅臼湖トレッキング】

羅臼湖は知床五湖に比べ観光客も少なく、トレッキングには快適でした。この日は南しれとこから2名、根室から2名の会員が参加しました。

羅臼展望台へ向かう途中で車を降り、アップダウンの山道を歩くこと約10分。目の前に現れたのは7月でも斜面に溶けずに残った雪を抱えたこんな景色でした。(白く見えるのが雪)

↑木道や雪道を抜け、羅臼湖を目指します。ひんやりとした雪の感触は履いていた長靴を通してここちよく身体に伝わります。

 

晴れている時にはこの「三の沼」に羅臼岳が映るとか。この日はあいにく霧がかかり残念!!

「羅臼湖にて記念撮影」中央の黒い服の方がガイドの桜井さん。

一の沼から五の沼を抜け2時間30分ほどかけて羅臼湖に到着。ガイドの桜井さんがその場でお湯を沸かして入れてくれたミルクティの美味しかったこと。「持ってきたビールより旨いなぁー」と誰かがポツリと一言。

この日教わった花の名前「チングルマ」「チシマザクラ」「ツマトリソウ」「ゴゼンタチバナ」etc

南しれとこ支部5月例会のご報告


南しれとこ支部は6月1日(木)に例会を開催し、釧路支部会員の北山税理士が「会社法と税制の改定に迫る〜中小の同族会社経営に大幅課税!役員給与控除額が損金不参入になる」というテーマで報告しました。

昨年末の与党税制改正大綱で「役員給与の損金参入の見直し」が盛り込まれました。報酬800万円以上のケースで現行70万円の法人税などが、改定されると130万円を超えてしまします。

同友会は、同族会社だけに差別を設ける合理性はなく、中小法人の法人格を事実上否定するという理由で改定に強く反対しています。

【北山氏の報告要旨】

「今までは100万円の利益が出たら持って行かれるのは3〜4割、でもこのままだと100万円の利益が出ても赤字(税が108万円)になるケースが出てくる。負担能力がないのに税金を払わなくてはならない。一番大切なことは皆さんが『これはおかしい』と声をあげていくことが大切です。また、今回の会社法の改正は商法の大改正といわれており、中小企業に大きな影響を与えるものです。最低限の原則的なことは知っておいて欲しい」

 

      【当日の司会の(株)ハタ建材の端氏】

            【全体風景】

【同族会社の役員給与の一部損金不参入について説明する北山税理士】

 

 

南しれとこ支部、支部長に今野氏就任


南しれとこ支部は定時総会を4月27日に開催し、2006年度の活動方針と役員を審議し、支部長に今野慎也氏、幹事長に端賢二氏を選びました。新執行部は4役会を連休後に開き、具体的な活動を立案します。

四役は下記の方です

支部長   今野 慎也    (有)今野電工
副支部長  金曽 義昭   広栄メンテナンス(株)
副支部長  菊池 勤     (株)寿宴
副支部長  田子内市男   (有)田子内製麺
副支部長  寺井 範男   寺井建設(株)
幹事長    端 賢二    (株)ハタ建材
副幹事長  鈴木 克弘    (有)丸建すずき

▲札幌からかけつけた三神代表理事

▲2006年度支部長に就任した今野慎也氏

獏の会3月例会のご報告


南しれとこ支部獏の会(吉川代表・14名)は3月例会を3月15日に開催し、小針土建(株)の斉藤課長より「『救急救命』について」というテーマで、?\\崕住砲弔い董↓⊃看拜廟庫,硲腺釘帖兵?動対外式除細動器)の使い方について実技を交えながらお話していただきました。

斉藤さんは、昨年日本赤十字社の救急法指導員の資格を取得しました。AEDは、突然心臓停止状態に陥った時、心臓に電気ショックを与えて正常な状態に戻す医療機器です。特に2004年7月からは医療従事者だけでなく一般市民も使用できるようになり、中標津空港や町立病院にも設置されています。

 【赤十字について質問を交えながら説明する斉藤氏】

傷病者を発見した場合、まず『意識』、『呼吸』、『心臓』の状況を確認し、それぞれの場合における対処法について人形を使いながら指導して頂きました。

 【指導を受けながら気道の確保に取り組む吉川氏】

       【心臓マッサージを行う加藤氏】

      【AEDの使い方を説明する斉藤氏】