一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

みんなの輪に誘い隊通信【第17号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第17号】
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2008年8月5日
北海道中小企業家同友会釧路支部
組織委員会グッドモーニングプロジェクト

【33人目】

釧路市漁業協同組合の浦田さんにお話を伺いました。「漁協は銀行業務や保険、物品販売、卸売、水産加工など、もろもろの業務を通して漁業者の仕事と生活をサポートするのが役目です。漁協で全てのものを手に入れることができる。それが理想ですね」と語る浦田さん。近年深刻な問題になっている原油価格の高騰について「漁船の燃料が高くなる一方で漁業資源が減ってきているので、漁業者の経営は苦しくなっています。漁協では釧路産の魚をブランド化するなどの工夫をして付加価値を上げる努力をしています」と語ってくださいました。「漁業は楽な仕事じゃないよ」と苦笑いしながらも、冷静に現状を分析してお話してくださいました。ありがとうございました!【取材:事務局・菊池】

釧路市漁業協同組合 会計主任 浦田 満さん
■所在地:釧路市浜町3−12
■業務内容:卸売業

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【34人目】

先月入会されたばかりの釧路昆布研究所の田川さんにお会いしました。田川さんは昆布の仮根(ガニアシとも言うそうです)を加工した健康食品を開発、販売していらっしゃいます。「昆布の仮根を摂取することで発毛促進や抜け毛、白髪の減少などの効果が確認されています。仮根は固くて食べられないので、粉末にする努力をしてきました」と語る田川さん。実際に乾燥させた仮根を見せていただきましたが、なるほど、ガチガチで食べられそうもありません。「粉末にする工程が一番苦労した」とのこと。現在開発中の商品の材料となる昆布は主に釧路管内のものを使っているそうです。「色々な地域の昆布を試したけれど、釧路の昆布森の昆布が一番良い。地元のために純釧路産の商品を作りたい」と笑顔で話す田川さんでした。【取材:事務局・菊池】

■釧路昆布研究所 代表 田川 保信さん
■所在地:釧路郡釧路町北都2−5−5 北都ビル2階
■業務内容:健康食品製造・販売

 

体力・気力・知力で積極的な経営を みけた会例会


 釧路支部みけた会(高橋歩会長)は7月29日に例会を開き、北海道中小企業家同友会釧路支部長の亀岡孝氏(綜合設備(株)代表取締役副社長)が『同友会に入って変わった事』と題して講演しました。

 亀岡氏は11年前に同友会に入会しました。2001年に開催された同友会祭りの運営を通して非常に大きなものを得たと語り、「1から10まで全ての段取りを自分達の手で行い、とても勉強になった。皆さんも今年の同友会祭りに参加して勉強してほしい」と述べました。
 また地域における会社経営のあり方について「少子高齢化が進んでいる中、中小企業は便利屋さん的営業を心がけ、地域に根ざした仕事を積み重ねて会社のファンを増やしていくべきだ」と強調し、「社長はやる気がないとできない仕事。体力をつけ、気力を養い、知力を磨いて積極的に取り組むべきだ」と語りました。

 その後のグループ討論では「同友会で生の付き合いをすることで刺激をもらい、レベルアップすることができる」「同友会で学んだことを社内でも活用している」など多くの意見が飛び交いました。

【講演する亀岡氏】
 

みんなの輪に誘い隊通信【第16号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第16号】
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2008年7月30日
北海道中小企業家同友会釧路支部
組織委員会グッドモーニングプロジェクト

【31人目】

ハンバーグレストランを運営するノーザンミツワ専務取締役の伊賀さんにお話を伺いました!伊賀さんはお仕事の傍らアウトドアにも力を入れていらっしゃいます。「年20日はスキーに行っています。冬の休みの日はほとんどスキーですね」と笑いながら話してくださいました。スキーだけではなく、カヌーにもはまっています。「海育ちなので、子どものころから舟で遊んでいました。水遊びが好きなのです」と語る伊賀さん。他にもゴルフ、釣りなど、様々な趣味をお持ちです。「スキーもカヌーも自分のペースで努力して成長したい」と話してくださいました。スキー場に行けば伊賀さんに会えるかも?【取材:事務局・菊池】

■ノーザンミツワ(株) 専務取締役 伊賀 修二郎さん
■所在地:釧路市鳥取5−12−5
■業務内容:一般飲食店

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【32人目】

釧路泌尿器科クリニックの小杉事務長にお会いしました!「この病院では泌尿器の治療と人工透析を主に行っていますが、昔に比べて患者さんが増えています。暴飲暴食は控えましょう」と語る小杉さんのお仕事は事務なので患者さんと直接関わることは少ないそうですが、元気になった方と旅行や焼肉をすることもあるそうです。「医者ではないので言葉でしか接することができません」と話す小杉さんはとても優しく院内の患者さんに話しかけていました。そんな小杉さんの趣味はゴルフで、年に何回もプレーをされるそうです。お忙しい中ありがとうございました!【取材:事務局・菊池】

■釧路泌尿器科クリニック 専務取締役 小杉 洋祐さん
■所在地:釧路市鶴ヶ岱2−8−11
■業務内容:診療所(泌尿器科)

原田康子と『挽歌』ゆかりの地を訪ねる 幹部大学同窓会


釧路支部幹部大学同窓会は7月27日に文学散歩を開催し、釧路工業高等専門学校の小田島本有教授の案内で原田康子の代表作『挽歌』ゆかりの地を訪ねました。

 原田康子は釧路出身の作家であり、『挽歌』も釧路が舞台になっています。参加者は幣舞橋周辺に点在するゆかりの地を訪ねて歩きました。映画のロケ地となった相生坂で小田島氏は「『挽歌』は当時70〜80万部売れ、初版から一年経たずに増刷されたベストセラーでした。『挽歌』というタイトルと、霧の街という舞台が人々を惹きつけたのかもしれません」と語りました。
 その後図書館で『挽歌』の原稿や映画の脚本など、貴重な資料を閲覧しました。最後に小田島氏は「地元にいながら『挽歌』を知らない人が多い。読み返して若い人に伝えてもらいたい」と述べました。

【挽歌の記念碑前】

【映画のロケ地となった相生坂】

【図書館で資料を閲覧】

【挽歌の原稿】

日本銀行釧路支店長 道東の経済を語る


釧路支部は7月25日に7月例会を開き、日本銀行釧路支店長の小澤浩太郎氏が『道東の地域経済と中小企業の現状』と題して講演しました。

 小澤氏はまずアメリカ経済の現状について触れ、「サブプライムローン問題でアメリカ経済の不振が続き、それが世界に波及して市場が不安定になっている。雇用者数は6カ月連続で下降し、また不動産の下落による金融不安が広がっている。これらの問題が日本の経済に悪い影響を及ぼしている」と述べました。
 また日本で大きな問題となっている原油価格の高騰と物価の上昇について「株に替わって原油に投機が行われるようになり、結果原油価格を押し上げている。原油価格の高騰と新興国における需要の拡大が物価の上昇を招き、日本経済にマイナスに働いている。新興国の需要の抑制が重要であり、G7だけでなく新興国も含めて対策を練る必要がある」と語りました。
 道東の経済については「製造業はよくなってきているが、非製造業が物価の上昇を価格に反映できず低水準が続いている。一次産業は道東の豊富な資源を活用し、付加価値率を高めていく必要がある。森林・バイオマス資源など、発展する余地は充分にある」と強調しました。

 講演後の質疑応答では「車社会の北海道において、公共投資削減によるインフラ整備の停止は大きな問題だ。こういった地域格差の問題を中央ではどのように考えているのか?」との質問に対し小澤氏は「放置できない問題だと考えている。戦後の北海道は比較的豊かな地域で、本州に物資を供給するなど日本の戦後復興を支えていた。その北海道をないがしろにすることはできない。必要なインフラ整備にはしっかり投資していくべきだ」と述べました。

【日本銀行釧路支店長 小澤 浩太郎氏】

 

摩周地区会がビジネスマナーを学ぶ


釧路支部摩周地区会は7月24日にマナー講習会を開催し、(株)コムのインストラクター 小川睦子氏がビジネスマナーの基本について講演しました。

小川氏は第一印象の大切さについて語り、「人は主に相手の態度と話し方で第一印象を決めています。笑顔で明るく話すことを心がけましょう」と述べました。またビジネス上の相手との関係について、「上下関係が生じる『サービス』よりも、相手と共存共栄する『ホスピタリティ』を目指し、心から相手をもてなす気持ちを持ちましょう」と強調しました。

その後参加者から名刺に関する質問があり、受け渡しの練習を行いました。

【名刺の受け渡し練習】

みんなの輪に誘い隊通信【第15号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第15号】
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2008年7月22日
北海道中小企業家同友会釧路支部
組織委員会グッドモーニングプロジェクト

【29人目】

CIR曽我さんにお邪魔しました。入ってびっくり、とてもお洒落なオフィスです!「事務用品を扱っていますから、会社のオフィスがそのままサンプルになっているんです」と語るのは専務の望月さんです。綺麗なオフィスを心がけて毎朝全社員で掃除をしているそうです。「掃除をすることでシャキッとしますし、社員同士のコミュニケーションにもなります。もちろん専務も掃除していますよ」と笑って話すのは曽我さん。「我が社は販売からサポートまで全てやっています。『全員一営業マン』の気持ちでお客様に満足してもらうように努力しています。事務用品は何でも揃いますので、ちょっとしたことでも気軽にお申し付けください」と力強く語ってくださいました。では最後に曽我さんと仲良くツーショット!【取材:組織副委員長 千田】


【千田組織副委員長(左)と曽我さん(右)】

■シー・アイ・アール曽我(株)  専務 望月義春さん&曽我晃芳さん  
■所在地:釧路市白金町7番11号
■業務内容:事務機器・事務用品・文具・印章・教材小売業

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【30人目】

川上町にあるカクテルバーJiZiの中島さんにお話をお聞きしました。オープンして15年、どこか懐かしい洋風の雰囲気が特徴的なお店です。「今はエスニックが主流だから、レトロな洋風が若い人には新鮮だと思います」と語る中島さんは元々70〜80年代の映画や音楽が好きで、JiZiは『趣味をぶつけられるお店』なのだそうです。現在の中島さんの趣味はプラモデルで、お店の2階にあるバーには趣味で作ったプラモデルやジオラマなどが展示されています。「作り方を覚えるプロセスが楽しいです。店作りにも役立っているし、店作りがプラモデル作りにもつながっています」。今後は他の街にも出店を考えているようです。ありがとうございました!【取材:事務局・菊池】

■カクテルバーJiZi  店主  中島 幹夫さん
■所在地:釧路市川上町5−1
■業務内容:レストラン・喫茶・飲食・宴会場

厚岸地区会7月例会で西田氏が報告


釧路支部厚岸地区会は7月17日に例会を開き、(有)厚岸清掃社代表取締役の西田哲己氏が「我が社を取り巻く経営環境」について報告をしました。

西田氏は東京の大学を卒業後厚岸清掃社に入社し、現場の仕事と経理の仕事の両方を先代の社長から学び経験を重ねていきました。昭和60年代、産業廃棄物の取り扱い方が厳しくなるなかで西田氏は産業廃棄物の収集業務を始めました。当時を振り返り西田氏は「根室市まで手をのばすことで事業が軌道に乗り、釧路周辺の町村の産業廃棄物の収集も依頼されるようになった。現在は小さな仕事の積み重ねだが、地道に努力をしてきたおかげで今がある」と述べました。

【西田氏】

【例会風景】

弟子屈の歴史を学ぶ 摩周地区会例会


 釧路支部摩周地区会は7月14日(月)に弟子屈歴史講座の第1講を開催し、てしかが郷土研究会の会長である細川音治氏が「硫黄山と弟子屈町の歴史」というテーマで講演しました。会場には同友会会員だけでなく一般の参加者も多く集まり、あまり知られていない弟子屈の歴史を学びました。

 細川氏は明治期から昭和前半までの弟子屈の写真を使って講義をすすめ、かつての弟子屈の姿を細かく説明しました。また硫黄山で大量の硫黄を採掘していたことに触れ「火薬やマッチの原料として硫黄が求められ、硫黄運搬のために敷いた鉄道によって釧路が発展しました」と述べました。
 さらに「弟子屈には自然が美しい場所が沢山あるが、その場所を紹介する看板が立っていない。看板があると自然が荒らされるといわれているが、看板を立ててその場所を知ることで自然の豊かさを再認識できるのです」と語りました。

弟子屈町歴史講座はあと2回開講されます。

【細川氏】

ライセンスを正しく理解しよう マルチメディア研究会例会


釧路支部マルチメディア研究会は7月10日に例会を開き、ソフトウェアのライセンスの勉強をしました。

ライセンスとはソフトウェアを使う際に必要となる「権利」で、誰しもがソフトを購入して実行する時にはソフトを使用する上での条件に同意してライセンスを得ています。コーディネーターの斉藤氏は「ソフトウェアは『無形の資産』であり、所有権が移動しない『デジタル著作物』です。ソフトの作り手側の立場に立ってライセンスを正しく理解し、違法なコピーなどを行わないようにする事が大切です」と述べました。

【ライセンスの説明を行う斉藤氏】

【例会風景】

 

みんなの輪に誘い隊通信【第14号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第14号】

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2008年7月10日

北海道中小企業家同友会釧路支部

組織委員会グッドモーニングプロジェクト

 

【27人目】

釧路市芦野にある眼鏡店OPTIQUE TAKANOさんにお邪魔しました。「眼鏡は『半医半商』、半分は医療なんです」と語る高野さんは以前眼科病院に勤めていたこともあるそうです。「釧路には世界のデザイナーの商品を取り扱える店がなかった。東京や札幌にひけをとらない品揃えを目指して店を始めました」とオープンした頃の初心を語ってくださいました。「視力検査をすると、9割の方が正常で残り1割の方が目に何か異常を抱えている。そういった方ひとりひとりに合った眼鏡を作るためにも技術が必要なのです。眼鏡は本当に奥が深いです」。これからはオリジナル商品を作って全国展開させたいと言う高野さん。「28年間眼鏡一筋」の人生はまだまだ続きます!【取材:事務局・菊池】


 

■OPTIQUE TAKANO   代表 高野 和也さん

■所在地:釧路市芦野3丁目1−19

■業務内容:眼鏡小売業

 

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【28人目】

先月入会されたばかり!木製建具の製作を手がける一色建具製作所の中野さんです。事務所に入ると木材の良い香りが漂ってきました。「今は木に触れることが少なくなってきています。もっと木に興味を持ってもらえるようにアピールして、若い人がこの業界に入ってきてくれるといいですね」と語る中野さんは現在はカラマツやタモの集成材を使った製品を主に製作されています。製作中のカウンターテーブルを見せていただきましたが、木独特の柔らかな雰囲気が伝わってきます。「昔とは材料が違うので使う技術も違ってきます。今は仕事に専念してどんどん新しいものを生み出していきたいです」と微笑む中野さんでした。【取材:事務局・菊池】

 

 

■(株)一色建具製作所  代表取締役  中野 伸行さん

■所在地:釧路郡釧路町桂2丁目3番地

■業務内容:木製家具、造作家具、木枠製造販売

第1回例会を開催 釧路支部ゴルフ同好会


釧路支部ゴルフ同好会は6月28日に第一回目の例会を開き、14名の参加者がゴルフを楽しみました。

ゴルフ同好会は今年度新たに発足した会で、会員企業及び社員のゴルフ愛好家によって組織されています。ゴルフ同好会会長の横地氏は「今日はゴルフ同好会での初めてのゴルフです。楽しんで回りましょう」と挨拶をし、その後4グループに分かれコースを回りました。

ゴルフ終了後クラブハウスで表彰式が行われ、優勝、準優勝、ニアピン賞、ドラコン賞、ブービー賞の方には賞品が贈呈されました。

■同友会釧路支部ではノイズ倶楽部、マウンテンクラブ、ゴルフ同好会、マージャン同好会の四つの同好会が活動をしています。詳細は事務局までお問い合わせください。

【石森さん】

【大道さん】

【優勝した伊勢興業の伊勢さん(左)と会長の横地さん(右)】

ゴルフ同好会第1回例会 成績

■優勝     (有)伊勢興業  伊勢 賢二さん
■準優勝   (株)丸誠 マトバ建設  的場 浩規さん
■3位     青木孝志税理士事務所  青木 孝志さん

■ニアピン賞   (有)伊勢興業  伊勢 賢二さん
           (株)ぱんどーら 石山 博士さん
           (有)ニッカ・プランニング  山吉 行雄さん
            丸成 鈴木建業(株)  石森 将敬さん

■ドラコン賞    (有)伊勢興業  伊勢 賢二さん

 

 

 

 

みんなの輪に誘い隊通信【第13号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第13号】

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2008年6月30日

北海道中小企業家同友会釧路支部

組織委員会グッドモーニングプロジェクト

 

 

【25人目】

家具や建具、什器など、とにかく木に関することはどんなことでもやっているという得地ファニチャ工業さんです。特に福祉関係の製品作りに熱心に取り組まれています。「お客様に喜んでもらえるのが一番嬉しい。完璧なものを納めるのがモットーです」と語る得地さんは「木が趣味」と言い切るほど木に対する深いこだわりを持っていらっしゃいます。「木の模様を紙に印刷して貼っているだけの家具や建具が多い。子ども達には木に触れ、木で遊んでもらって本当の木の良さを知ってもらいたい」。金属やプラスチックでは出せない丸みや温もりが木にはあるという得地さん。各地を旅行して常に新しい技術を勉強しています。「ものづくりは無限に続きます。年齢は関係ありません」。ありがとうございました!【取材:事務局・菊池】

 

■得地ファニチャ工業(株) 代表取締役 得地 吉尾さん

■所在地:釧路郡釧路町中央3丁目20番地1

■業務内容:家具・建具・装飾品製造

 

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【26人目】

釧路市星ヶ浦の伊藤建業さんにお邪魔しました。「色んな団体があるけど、同友会が一番熱心でがんばっていますね」と語るのは代表取締役の伊藤成五さんです。「我が社では新築住宅やリフォームなどを手がけております。お客様にとっては一生に一回の新築。とことんこだわりを聴いて理想の家を建てています」。伊藤建業さんでは毎年「伊藤建業祭」というお祭りを開催し、社員さんが出店も出しています。「毎回OB客が沢山来てくれる。そういった場で『いい家を作ってくれた』と言ってもらえるのがとてもうれしいです」そんな伊藤さんの趣味はゴルフ。気の合う仲間と楽しくプレイをされるそうです。「プレイの後仲間と杯を交わすのが最高ですね」。ゴルフ同好会も発足しましたので是非ご参加ください!【取材:事務局・菊池】

 

■(株)伊藤建業 代表取締役 伊藤 成五さん

■所在地:釧路市星ヶ浦南1−5−12

■業務内容:建売・注文住宅

 

 

会員拡大プロジェクトが始動! 釧路支部組織委員会


  同友会釧路支部組織委員会(相木幸委員長)は2008年度の活動方針として決議されていた『会員拡大プロジェクト』を6月16日から始動させました。プロジェクトメンバーはこれから会員拡大に励むことになります。

 6月18日に相木組織委員長と千田組織副委員長(第1グループリーダー)が、また25日には相木組織委員長と水口組織委員(第5グループリーダー)がプロジェクトメンバーを訪問し、「プロジェクトメンバーの皆様には同友会の会員拡大のため是非ご協力をお願いいたします」と会員拡大の委嘱状を渡しました。

 【サンエス・マネジメントシステムズ 太田 勉さん】

【菅原塗料 菅原 宏樹さん】

【カーショップオモテ 表 共良さん】

【プラスアート 高木 俊一さん】

安心して暮らせる地域社会を 釧路支部6月例会


釧路支部は6月23日に例会を開き、福井克美政策委員長(トーワ計装)が中小企業振興基本条例について報告しました。

 福井氏は中小企業振興基本条例の必要性について語り「中小企業振興基本条例とは、首長が地方自治体の責任において中小企業振興策を最優先課題として進めていくことを宣言することです。地域にあった中小企業振興基本条例を制定し、人間らしく安心して暮らせる地域社会を目指したい」と強調しました。
 報告後参加者によるグループ討論が行われ、「条例制定後は行政・企業・市民のネットワークを作り、同じテーブルについて話し合いたい」「第一次産業、製造業の加工能力を向上させ、付加価値をつけて販売すべきだ」などの意見が交わされました。また最後に春光堂薬局の続木氏が発言し「グローバル経済の進展によって地方と中小企業が衰退してきている。条例を制定し地方経済を活性化させるべきだ」と述べました。

【報告をする福井氏】

健康に楽しく生きるために 南しれとこ支部6月例会


 同友会南しれとこ支部は6月20日に例会を開き、中標津こどもクリニックの栗山智之院長が経営者の健康管理について講演しました。

 栗山氏はメタボリック症候群について「メタボは生活習慣病の元です。脂肪が増えると身体に良くない分泌物が増えて、良い分泌物が減っていく。するとまた脂肪が増えて悪いスパイラルに陥り、結果脳卒中や脳梗塞を引き起こしてしまう。脳卒中などを回避するためにはまず運動をし、食事を調整して禁煙すること。それでもダメなら最後は薬でメタボとさよならしましょう」と語りました。
 またダイエットの方法について「食べないダイエットは絶対駄目。運動をしてしっかり食事をとることが重要です。少しずつでもいいので健康な身体にしていきましょう。子どもがスクスク育つためにも、大人が見本を見せなければいけません」と強調しました。

【中標津こどもクリニック 院長 栗山智之氏】

みんなの輪に誘い隊通信【第12号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第12号】

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2008年6月20日

【発行】北海道中小企業家同友会釧路支部

組織委員会グッドモーニングプロジェクト

 

【23人目】

「歯科」と名のつく物は歯ブラシから数千万円もする機械まで取り扱っている、D.U.S.さんにお邪魔しました。なぜ「D.U.S.」という会社名なのでしょうか?「Dental Umekichi Suzukiの略です。創業者の名前ですね」と語る滝本さんは3代目の経営者です。お話によると、商品管理を大手運輸会社に委託しているのが特徴です。「コンピューター管理によってどこに何をどれだけ売ったか全て追跡できます。全面委託することで責任の所在が明確になります。お互い真剣な取り引きをすることでミスもほとんどなくなり、負担が軽減されました」。滝本さんは今年4月に入会されたばかりです。「例会には必ず出ますよ」。お待ちしております!(取材:組織委員 千田)

 

【滝本さん(左)と千田組織副委員長(右)】

 

■D.U.S.(株) 代表取締役 滝本好之さん

■所在地:釧路市昭和中央1丁目2番1号

■業務内容:歯科器械・材料・金属の販売

 

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【24人目】

自動車のリサイクル事業を手がけていらっしゃる、高橋商会さんです。工場内を案内していただきましたが、とにかく敷地が広い!そしてゴミ一つ落ちていません!「廃車を山積みにせず、敷地は全部舗装しています。業界のモデルになりたい」と語る高橋敏さんは先日釧路市と釧路町に釧路短大の学生さんとの共同で作成した環境問題に関する絵本を寄付したとのこと。「最近不法投棄が増えてきています。工場に見学にくる小学生に絵本を配り幼い頃から環境について勉強してもらいたい」。実際に工場内に省エネルギー型の電動機械を導入するなど、環境に配慮した事業を実践していらっしゃいます。お忙しい中優しくお話ししてくださった高橋さんに感謝!(取材:組織委員 千田)

 

【高橋さん(左)と千田組織副委員長(右)】

 

■(株)高橋商会 代表取締役 高橋 敏さん

■所在地:釧路郡釧路町若葉2−19

■業務内容:資源再生業

社員の意識の向上を みけた会例会


釧路支部みけた会は6月16日に例会を開き、(有)アチーブ取締役の藤田康弘氏が『パンとバスケとわたし』というテーマで講演しました。

藤田氏は自身の経歴を東京での修行時代、研究所での研究時代、独立して工場を営んでいた時代に分けて語りました。藤田氏は「実家であるアチーブに入社して首都圏とのギャップを感じた。職人のレベルアップのために意識を向上させる必要があった」と述べて、「パンの面白い所は一から作るところ。全国どこへいっても同じような材料で同じような技術を使っているが、できあがるものは違う。職人の技術・知識が重要だ」と強調しました。また趣味のバスケットボールについて「チーム全員が『練習して勝つ』という一つの目的のために頑張っている。仕事も同じで、従業員全員で同じ目標を目指してがんばりたい」と語りました。

講演後例会参加者によるグループ討論が行われ、「企業経営における変えるべきものと守るべきもの」というテーマで意見を交わしました。「サービスを向上させて付加価値をつけ、さらに維持していくことが大切だ」「会社を変えるためにはまず経営者が勉強して変わっていくべきだ」など、様々な意見が飛び交いました。

【講師の藤田氏】

みんなの輪に誘い隊通信【第11号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第11号】

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2008年6月10日

【発行】北海道中小企業家同友会

釧路支部組織委員会

グッドモーニングプロジェクト

 

【21人目】

水道機器の製造販売を手がける富士計器さんにお邪魔しました。土中に埋まっている水道メーターを簡単に点検・交換できるようにした伸縮式のメーターボックスは釧根で100%のシェアを誇っています。また蝶々の形をした活水器は元々は通信販売でしたが、今では大手ハウスメーカーでも採用されています。「健康・社会福祉に関わる商品を作っていきたい」と語るのは営業推進本部の伊藤さん。製品を紹介していただきましたが、水に関わる商品の多様さに驚きました。「現状で満足してしまうとものづくりはできない。『活躍のステージは地球。毎日新しいことにチャレンジ!!』をキャッチフレーズに新しい商品開発を行っています」日々新しいことに挑戦しつづける伊藤さんはプライベートでは毎週3〜4冊小説を読む読書家です。「小説を読むことで色んな地域の事を知ることができます。小説が私の情報源です」豊富な情報と経験で生みだされる製品。次はどんな商品が登場するのでしょうか?(取材:事務局・菊池)

 

 

■富士計器(株) 営業推進本部課長 伊藤 彰芳さん

■所在地:釧路市星ヶ浦4−5−51

■業務内容:精密機械、計測・測量機

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【22人目】

防水・防蝕工事を主に手がけていらっしゃいます、レジテックの熊谷さんにお会いしました。熊谷さんは札幌の企業で技術を学び、地元である釧路に戻り会社を興しました。「この業種の業者が釧路には少なくて、発注は全部札幌にいってしまう。札幌で働いていた時はどの地方に行ってもよそ者。地元釧路で自分の信じることをやりたかった」そう語る熊谷さんの自慢は北海道でも数少ない設備とそれを使った完璧な工事。写真は塗床工事をする際、下地のコンクリートを調整する機械です。「『地元の企業』という看板を出して地元の工事の相談を受け、やっと地元の人間になれた。今はおかげさまで忙しく仕事をしています。考えを理解してくれる従業員にも恵まれている。地元の産業の発展のために自社の技術を使ってもらいたい」地元釧路への熱い思いが伝わってきました。ありがとうございました!(取材:事務局・菊池)

 

<塗床工事の際に使用する機材。北海道に数台しかないそうです

 

■(有)レジテック  代表取締役 熊谷 明男さん

■所在地:釧路市光陽町2−15

■業務内容:塗膜防水工事

五十嵐氏、水口氏が会社づくりを報告 釧路支部例会


 釧路支部は5月28日に例会を開催し、(株)クリエイトスハニーの五十嵐新市氏と(株)藤プリントの水口吉朗氏が『10年後の会社を見据えた社内体制づくり』というテーマで報告しました。

 水口氏は札幌の印刷会社に勤務していた時の経験と釧路に戻ってきてからの状況を報告し、「現場に追われる毎日で社員教育に充分手がまわらなかった」と語りました。また経営理念について「経営理念の必要性を感じ作成したが、自分ひとりで作ったため充分に社内に定着しなかった」と反省点を述べました。「これからの10年は理念・情報を社員と共有し、社員が会社づくりに参加できるようにしていきたい」と語りました。

 後半は五十嵐氏が報告し、これまで実践してきた社員教育について語りました。「理容業はお客様と直に接する仕事、サービスの質が満足度につながる。技術も大切だが、一番勉強すべきことは人間性・人間力だ。人間力によって技術を使いこなし、サービスの向上につなげることができる」と強調しました。

報告終了後は各グループで討論が行われ、報告内容について意見が交わされました。

【報告をする水口氏(右)】

【五十嵐氏】