釧路支部は6月23日に例会を開き、福井克美政策委員長(トーワ計装)が中小企業振興基本条例について報告しました。
福井氏は中小企業振興基本条例の必要性について語り「中小企業振興基本条例とは、首長が地方自治体の責任において中小企業振興策を最優先課題として進めていくことを宣言することです。地域にあった中小企業振興基本条例を制定し、人間らしく安心して暮らせる地域社会を目指したい」と強調しました。
報告後参加者によるグループ討論が行われ、「条例制定後は行政・企業・市民のネットワークを作り、同じテーブルについて話し合いたい」「第一次産業、製造業の加工能力を向上させ、付加価値をつけて販売すべきだ」などの意見が交わされました。また最後に春光堂薬局の続木氏が発言し「グローバル経済の進展によって地方と中小企業が衰退してきている。条例を制定し地方経済を活性化させるべきだ」と述べました。
【報告をする福井氏】