一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

農業関連部会交流会、函館で開催


同友会農業関連部会交流会、函館で開催

 第4回全道農業関連部会交流会が2月24日と25日の両日に函館で開催され、全道から農業経営者の会員など100名が参加しました。
 博報堂の南部研究員が「マーケッティングって何」と題して記念講演に立ち「マーケッティングは組織運用論ではありません。潜在する生活課題の発見です。生活者にとって不必要な商品は必ず市場から淘汰される。生活者は商品に満足しなければ二度と買いません。Marketingは”お客様づくり”と解釈すべきです」と述べ、農業産品にも他産業の生産物と同じような感覚で市場に出していくことが要諦であることを訴えていました。
 その後農業経営者の会員による討論会に移り、「農業・流通・生活者の濃密な情報交換が必要ではないか」「食を文化として地域に広めていこう」「農業は保護されていると言われているが予算のほとんどが農業土木に投下されている現実も見よう」「歴史的に人は飢餓と戦ってきた。日本も数十年前までは食えなかったという文脈で農業を考えよう。農業は北海道の重要な戦略産業だ」などと活発な意見交換が繰り広げられました。
 来年の交流会は開催地は未定ですが他支部で開催されます。

 

根室支部山高会2月例会


根室支部山高会(小林会長・16名)は2月例会を2月27日に開催し、(株)マルコシ シーガルの浜辺店長より「クレーム対応・処理〜(株)マルコシ シーガルの取り組みから学ぶ」というテーマでお話いただきました。

(株)マルコシ シーガルで実際に発生したクレームとそれにどう対処したかについてお話頂いた後に、参加者それぞれの経験したクレームについても報告して頂き、それをもとに意見交換を行いました。

「クレームにも?ゞ桶紊泙?いのもの、?∨榲謀垢里海箸鮖廚辰討?れて、信頼していたのに裏切られた思いによる怒りからくるクレームの2種類があり、そのどちらかをしっかりと見極めながら、しっかりと対応していくことが求められます。クレームに対するマニュアルを作成しても、同じクレームで同じ対応をしてもその人によって結果は違ったものになる場合が多いし、そのマニュアルの範囲内でしか行動できない。」と強調されていた点が印象的でした。

その後、恐喝まがいのクレームの対処法や従業員のクレームに対する対処(クレームを隠したり、対応したがらない)についてまで話が膨らみ、終了時間まで白熱した議論が行われていました。

             【全体風景】

     【クレームの対応について語る浜辺氏】

 

 

労使関係の見解への理解を


 南しれとこ支部(今野慎也支部長・110社)は2月例会を23日に開催し、「あなたはなぜ経営をしていますか」というテーマで、経営指針づくり研究会のメンバーが報告しました。
 ワタナベ葬儀社の渡辺氏、いぬい牛乳の乾氏、ホンダプリモ西釧路の由良氏の三氏が報告に立ち、研究会リーダーの佐々木氏の司会で例会は進みました。1年以上かけてつくりあげた三氏の経営理念は、経営者としての矜持と社員への思いやりが溢れた手作りの経営理念に仕上がりました。参加者からの評価も高く、これから深められる経営計画作りへの期待も高まりました。
 司会の佐々木氏は「経営指針づくりは、同友会の”労使関係の見解”への深い理解が不可欠です。是非読んで欲しい」と参加者に訴えていました。

 

 

幹部大学第7講のご報告


釧路支部は、2月24日に『第13期同友会釧路幹部大学第7講』を開催しました。

受講生自身の生き方を科学的に問いながら自己変革を迫る幹部大学。激変する情勢と課題を正確に認識し、素早く対応する力をつけることを目指しています。

釧路工業高等専門学校の小田島教授より、「『信じる』ことへのこだわり〜井上ひさし『ナイン』を題材として」というテーマでお話いただきました。

  

    【井上ひさし『ナイン』の解説を行う小田島氏】

 

   【『信じる』ことへのこだわりについて語る小田島氏】

       【真剣に講義を聴く受講生たち】

◆講演の要旨◆

井上ひさしの『ナイン』を受講生みんなで読みあわせを行い、小田島教授より各場面や文章より何が読み取れるかの説明をして頂いた後に、受講生それぞれがどのように感じたかを発表しあいました。

「文学作品の中でも色々な読み方を可能にするのがこの『ナイン』という作品。文学作品を読む時には「正解」というものはない。相手を理解するのは言葉だけではない。語られない姿などでも感じる部分もある。どこに視点を置くかでまったく見え方が違ってくる。」

「私達は、様々な経験を通じて常に物事の考え方が変わっています。昔、読んで面白くなかったと感じたものをもう一度読んでみて下さい。たぶん、以前読んだときとは違った感じ方をするはずです。」

と強調されていた点が印象的でした。

 

第8講では、「私の今後の課題」というテーマ今までの7講を通じて学んできたことを受講生が発表します。

 

根室支部2月例会のご報告


根室支部は2月23日に「新会員を囲む懇談例会」を開催しました。

同友会では会員の知識と経験を交流して、企業の自主的近代化と強靭な経営体質をつくることを目指しています。今年度、同友会根室支部に入会して頂いた新会員さんのことを深く知るとともに、同友会のベテランの方々が同友会の魅力を新会員に伝える懇談例会を行いました。

同友会根室支部の歴史をスライドショーにて振り返り、その後、ベテランの方々から同友会の魅力や自社の活用について報告して頂いた後、新会員の自社・自己紹介を通じて、経営に対する悩みを出して頂き、その質問をもとに懇談を行いました。

「パートをどう考えるか」、「経営者には何が必要か」、「自社(喫茶店)をどう思うか。改善すべき点は」など様々な悩みが出され、その悩みに対する参加者それぞれの考えをぶつけ合い、白熱した議論が行われていた点が印象的でした。

 

              【全体風景】

    【自社・自己紹介を行う、新会員の喜多氏】

【様々な視察を通じて、「店を見に行く前に経営者と会う中で、
 大体その店の様子がわかる」と強調する早川氏】

役員報酬所得控除が損金にならない


2月23日(木)釧路支部政策セミナーを開催し、昨年末の自民党税制改正大網で提案された点について北山税理士(釧路支部会員)が報告しました。

<テーマ>「 中小の同族会社経営に大幅課税!」
<報告> 北山幸徳税理士事務所 所長 北山幸徳氏

今回の大網には「一定の同族会社の社長の役員報酬の内、給与所得控除として計算される金額を法人の所得に加算して法人税を課する」といった中小企業に影響のある改正が盛り込まれています。これが実施されると現行の法人税及び地方税は合計で1.9倍の負担増となります。

同友会は、?‘餌臆饉劼世韻忘絞未鮴澆韻覯気嚢舁?がない??中小法人の法人格を事実上否定するものだ??事前に情報提供がなく論議されていないという理由で今回の改定案には強く反対しています。

釧路支部でも経済の活性化に逆行する改正に反対の意思表示をして行こうと担当委員長から提案されました。

みけた会2月例会のご報告


釧路支部みけた会(成澤会長・40名)は2月例会を2月22日に開催し、(株)伊藤園釧路支店の中島支店長が「(株)伊藤園の取り組みを語る」と題して講演しました。

(株)伊藤園では平成8年に釧路出張所を開設(1名)後、平成12年に釧路営業所(7名)、平成16年には釧路支店(9名)に昇格してきました。中島さんは平成9年5月に札幌から釧路に着任し、現在、支店長として活躍されています。中島さんより?ゞ?の拠点を出張所から支店にまでした経緯について、?△修涼罎納?分自身が取り組んできたこと、??社員教育(部下の指導方法について)お話頂きました。

「長期計画をもとにマクロからミクロの視点(3ヵ年計画→年間計画→3ヶ月計画→月間計画→週間計画→日別計画)へと、1日1日、目標に向かって努力することを常に伝えるとともに、部下には仕事・プライベートにおいて3年後、5年後はどうなっているかをイメージし、「やるからには支店長を目指してやって欲しい」と常に伝えている」と強調されていた点が印象的でした。

             【全体風景】

   【?螳貌1爐亮茲蠢箸澆砲弔い童譴訝翕膸瓠?

 【?螳貌1爐痢屬?ーいお茶」を飲みながら学びあいました】

昼食会のご報告


<テーマ>「 建物の安全性を守るために」

<報告> (有)アブス構造設計釧路 代表取締役 花田善廣氏

 

2月22日()、釧路支部昼食会を開催し()アブス構造設計の花田氏が報告しました。

 

花田氏は、最初に建築構造設計偽装問題に触れ「耐震強度を下げても我々(建築構造設計士)には何の得にもならない。一級建築士と建築構造設計士の資格は別です。一級の資格を持っていれば建築構造設計の計算書を作成することはできますが、耐震強度をチェックするまでには至りません。今回の事件は行政側の盲点をつかれたと思います」と語りました。

「今まで“日陰の存在”だった建築構造設計士という仕事が広く世間に知られ有難く思います。私の願いは、管内で資格を持った者が私一人なので、今後この資格を取得する人が増え、互いに学びあいながら建物の安全性、経済性を一緒に追求し続けることです。」と締めくくりました。

 

 

後半には「誰でもできるわが家の耐震診断チェックシート」の使い方の説明があり、木造住宅のチェックポイントを学びました。

 

☆次回の昼食会は3月8日(水)、山一写真館の山口さんの報告です。(詳細後日)

 

高専専攻科学生の研究発表


 釧路高専の専攻科の学生による研究発表会が2月21日に開催され、建設・生産システム工学と電子情報システム工学を専攻している約20名の学生が、日頃の研究成果を会員企業の経営者などに報告しました。
 この発表会は、同友会、北洋銀行、道などで構成する「2005年度産学官連携推進事業(事務局:同友会)」の釧路地方の事業に釧路高専の研究発表が選ばれ、助成金を受けて企画されました。同友会会員でもある釧路高専は、地域の企業に貢献する産学連携を戦略に据えています。しかしほとんどの卒業生が本州の大手企業に就職しているのが現状です。
 地元企業は高専との連携を更に強め、高度に訓練された学生を積極的に採用していく姿勢が求められているようです。

専攻科学生の報告

主催者を代表して挨拶する横地支部長

 

釧路 摩周地区会例会の報告


釧路支部摩周地区会(近藤明会長・19社)は2月例会を2月7日に開催し、コムの小川安夫氏が「あなたの給料はどこから出ているのか」と題して講演しました。小川氏はB/S・P/Lの仕組みを解説し、「労働分配率の上昇は企業の発展を妨げる。高能率、少数精鋭、労使協力体制に基づいた社内体制を築こう」と語り、参加者は同友会が提唱する「労使の信頼関係の構築」の大切さを再認識していました。

小川氏の作成した資料は下記からPDFを入手できます。
http://portal.doyu-kai.net/modules/mydownloads/

 

幹部大学第6講のご報告


釧路支部は、2月17日に『第13期同友会釧路幹部大学第6講』を開催しました。

受講生自身の生き方を科学的に問いながら自己変革を迫る幹部大学。激変する情勢と課題を正確に認識し、素早く対応する力をつけることを目指しています。

丸成鈴木建業(株)の石森社長さん(同友会釧路支部幹事長)より、「社員が主役の会社をつくる~熱血社長が語る人育て奮闘記〜」というテーマでお話いただきました。

  

    【社員が主役の会社づくりについて語る石森氏】

 

            【全体風景】

  【真剣に時には笑いながら聞く受講生たち】

◆講演の要旨◆

「私は中学・高校時代、勉強もできず、常に劣等感を感じながら過ごしていました。しかし、札幌の大学に入ると、私より勉強のできない人が多く、自分が教える形になりました。その中で、あてにされる、頼りにされる喜びを味わい、それが嬉しくて、試験の前には独自の予想問題集などを作ったりしました。このような経験が自分の現在の取り組みにつながっていると思います。バブル期の自社の社員の価値基準は金で、現に同業者の中で一番給料も高かった。しかし、現在のような経営環境の中ではお金以外の価値観(やりがい・人にあてにされる)を与えていかないといけない。」

「同友会は3つの目的(よい会社をつくろう・よい経営者になろう・よい経営環境をつくろう)をもとに活動しています。私や他の経営者も考えるのは、社員には社長と同じ技術や売上げをあげることよりも、自分と同じ価値観・考え方を持ってもらえることの方が嬉しいし、それを望んでいる。『いい話を聴いた』というだけでなく、本日の学びを自社に持ち帰ってぜひ実践していって欲しい。」

と強調されていた点が印象的でした。

その後、各グループに分かれ「社員が主役の会社をつくるために自社をどのように改善しようと思いましたか。」というテーマで互いの意見を出し合いながら討論を行いました。

    【互いの意見を出し合う受講生たち】

第7講では、釧路工業高等専門学校の小田島教授が、「信じることへのこだわり〜井上ひさし『ナイン』を題材として〜」というテーマで講演します。

弟子屈高校 就職講話のご報告


弟子屈高校より同友会に「就職講演会および模擬面接」の依頼があり、2月16日に(株)クリエイトスハニーの五十嵐専務が弟子屈高校2年生(67名)に「企業が求める新規高校卒業者とは」というテーマで講演を行いました。講演の様子をご紹介します。

【講演要旨】

自分が進路を決める時、親父が経営をしている理容・美容業界に向かうのか、それとも小さい頃からあこがれていた調理師を目指すのか迷い、悩んだ末に理容・美容業界に進むことを決断。専門学校を卒業後、札幌の同業の会社で経験を積み、現在、釧路で親父の会社を手伝っています。

ぜひ、学生の皆さんは「働く」ということについてじっくりと考えて欲しい。私は「働く」とは「傍(はた)を楽(らく)にする」こと、つまり人の役に立つということだと思っています。人間というのは一人では生きられません。今着ている服で寒さを防ぎ、この場にある体育館を使って話をしています。この服や体育館というのは自分以外の誰かが働いてくれた成果を享受しながら快適な生活ができている。皆さんも、社会人になったら自分の持っている能力を発揮して社会の一員として、他の人の為に働き、その結果として給料を頂き生活していくことになります。

社会に出ると自分の思い描いていたことができないこともあります。私は、仕事において「雑用」というものはないと思っています。お茶を出す時にも「どうしたら、もっと美味しくできるか、綺麗な出し方ができるか」と、どのようなことでも立派な仕事と考え、積極的に取り組んでいって欲しいと思います。

    【企業が求める人物について語る五十嵐氏】

     【笑いの絶えない弟子屈高校の生徒達】

その後、模擬面接として弟子屈高校の生徒6名が壇上にあがり、実際の面接と同様に五十嵐氏の質問に答えながら、採用者が学生を見るポイントについて説明しました。

          【模擬面接の様子】

 【緊張しながらも五十嵐氏の質問に答える生徒達】

【採用担当者が面接時に見ているポイントについて語る五十嵐氏】

 

貘の会2月例会のご報告


貘の会2月例会のご報告

今月は長谷川さんの担当で「ナチュラルステップ」について学びました。

報告者 標津羊羹本舗 長谷川さん

1989年、スウェーデンの小児癌の専門医の提唱によって発足した環境教育団体「ナチュラルステップ」は企業が社会に貢献しながら無理なく自然環境問題に取り組む羅針盤を提供しています。

長谷川さんからこの団体の取り組みや考え方の報告を受け参加者から下記のような感想や意見が出ました。

?.好ΕА璽妊鵑?国の総力をあげてこの問題に取り組んだことを伺い、日本も一早く参画していたなら、今日のようなひどい状態にならなかったのではないかと感じた。

??活動の対象を行政や企業に絞った点(環境問題に関して拠り所とする専門家や科学者が加わると意見の不一致が生じ、決断が遅れたり迷ったりするため)や、バックキャスティングの考え方に感銘。

 ※バックキャスティングとは⇒原因となる物質や問題を「今できることから」といった考え方で処理せず、最終的に到達すべき目標や未来像を明確にした上で活動することにより、費用、労力、時間の浪費を防ぐ考え方

閉会挨拶で加藤副代表は「今日のお話しを伺い、『もったいない』という言葉の意味について考えさせらました。まず、自分達ができる事(ゴミ分別)に取り組み無理なく継続してゆくことが必要だとあらためて感じました」と語りました。

副代表の加藤さん

★次回例会は、3月15日(水)に開催します。<内容> 「救急救命」について、講師は小針土建の斉藤さん、担当は和光の加藤さんです。

 

幹部大学第5講のご報告


釧路支部は、2月10日に『第13期同友会釧路幹部大学第5講』を開催しました。

受講生自身の生き方を科学的に問いながら自己変革を迫る幹部大学。激変する情勢と課題を正確に認識し、素早く対応する力をつけることを目指しています。

釧路公立大学教授の高嶋さんより、「クスリから釧路へ~その発展の歩み〜」というテーマでお話いただきました。

  

    【釧路発展の歴史について語る高嶋氏】

 

            【全体風景】

◆講演の要旨◆

江戸時代、当時の蝦夷(現:北海道)はアイヌの人々との交易の場所として位置づけられていた。明治時代の「廃藩置県」の流れの中で開拓史を中心とする蝦夷への移民が盛んになり、標茶に集治監などが作られていた。そのような中、硫黄山の硫黄に着目した安田善次郎(安田財閥)が硫黄採掘の為に、民営第一号の鉄道を作り、当時、標茶にあった囚人の労働力を活用し採掘させる。当時は鉄道や蒸気船に使用する石炭を九州から持ってきていたが、安田は春採に炭山があるという噂を知り炭鉱の採掘に取り組む。その結果、見事炭鉱を掘り当て、その炭鉱をきっかけに、今まで漁業が中心だった釧路の町に商業や炭鉱の町として発展することになった。

このような流れの中、漁村であった釧路が発展したポイントとして以下の点を強調されておりました。

?”乎磴暴玄4? が作られたこと(これが硫黄山採掘の労働力となった)
??鳥取からの移民
?0妥珍閏]困?民営第一号となる鉄道を作ったこと
?ぐ妥珍閏]困?炭鉱(太平洋炭鉱)を掘り当てたこと

    【講義終了後、高嶋教授に質問をする相田氏】

第6講では、丸成鈴木建業(株)の石森社長が、「社員が主役の会社をつくる〜熱血社長が語る人育て奮闘記〜」というテーマで講演します。

 

牡蠣日本酒「?勝彁邂颪里簡鷙


釧路支部では、2月8日(水)に厚岸カキにあう日本酒の新ブランド開発に向けた「牡蠣日本酒『?勝抻邂顱廚魍?催しました。

試飲会には約80名の方々が集い、厚岸の牡蠣「カキえもん」とともに日本酒4種類を飲み比べながら「あっさり味があう」「いや、深みがあるこっちの方がいい」など様々な意見が飛び交いました。今回、厚岸から若狭町長も参加し、「地域活性化に願ってもいない取り組み」と同友会へ大きな声援を頂きました。

   【釧路の地酒『福司』について語る梁瀬氏】

 【厚岸牡蠣『カキえもん』にあう日本酒を探る参加者】

            【全体風景】

【同友会の取り組みにエールを送る 厚岸町長 若狭氏】

★今後、同友会では以下のスケジュールで取り組んで参ります。また、日本酒?召砲弔い討離諭璽潺鵐阿睚臀犬靴討?りますので、同友会事務局(kushiro@hokkaido.doyu.jp)までご連絡下さい。
 
  2月中旬…アンケート結果をもとに仕込み
  5月   …商品名一般公募 採用者には日本酒?召伐顔擇鯊D?
 10月上旬…日本酒?彰粟?・発売開始。厚岸牡蠣とセットで売り出す(300ml・720ml)

白糠地区会新春会員懇談会のご報告


同友会釧路支部白糠地区会では2月6日(月)に「新春会員懇談会」を行い、白糠地区会会員同士の交流を深めました。

      【開会の挨拶をする大畑氏】

       【乾杯の挨拶をする野村氏】

   【白糠地区会会員同士の交流を深めました】

厚岸牡蠣に合う日本酒試飲会のご報告


同友会釧路支部では釧路地域の特産品や風土を生かした製品作りを通じて地域を活性化させていくことを目的とした「地域ブラントを考える会」を設立し、その第1弾として厚岸特産の牡蠣「カキえもん」に合う日本酒の開発に取り組んでいます。

このたび、2月4日(土)に開催された「第42回くしろ氷まつり」に出展し、市民に無料で「カキえもん」にあう日本酒を探る無料試飲会を開催いたしました。

      【開始前に、長蛇の列ができました】

【「カキえもん」を食べながら4種類の日本酒を試飲する様子? ?

【「カキえもん」を食べながら4種類の日本酒を試飲する様子?◆?

「カキえもん」を食べながら4種類の日本酒を味わい、?\\顕顔擇飽貳峭腓Δ隼廚錣譴親楴鬚呂匹譴?、?△海瞭楴鬚北樵亜淵諭璽潺鵐亜砲鬚弔韻襪箸靴燭蕕匹里茲Δ別樵阿砲垢襪?、というアンケート調査を行い参加された市民の皆さんから様々な意見を集めました。

今回集めた意見をもとに商品の具体化について取り組んでいきます。

 【試飲後、一番牡蠣に合った日本酒を話し合う参加者】

幹部大学第4講のご報告


釧路支部は、2月3日に『第13期同友会釧路幹部大学第4講』を開催しました。

受講生自身の生き方を科学的に問いながら自己変革を迫る幹部大学。激変する情勢と課題を正確に認識し、素早く対応する力をつけることを目指しています。

釧路公立大学教授の高野さんより、「自信をもって世の中を渡っていくために…」というテーマでお話いただきました。

   【自分の哲学との出会いについて語る高野氏】

◆講演の要旨◆

高野氏が「哲学」と出会ったのは大学時代。「当時は商学部に所属していたが、大学1年の時に毎日毎日様々な人間関係の中で自分の態度を決めなくてはならない状況が続いた。その時、「私はどう振舞って(決断して)いったらいいのかわからない」と悩み、「哲学にはこのヒントが書いてあるのではないか」と考え、色々な(ハイデカー・デカルト)な哲学についての本を読むようになったのが哲学に取り組むようになったきっかけです。」と自分と哲学との出会いについてお話頂いた後、高野氏が勉強する中で出会った哲学者(ハイデカー・デカルト等)の考え方・物事を見る視点について身近な例を使いながらわかりやすく説明するとともに、色々な哲学に関する書籍の紹介もしていただきました。

              【全体風景】

第5講では、釧路公立大学の高嶋教授が、「クスリから釧路へ〜その発展の歩み〜」というテーマで講演します。

幹部大学2月例会のご報告


釧路支部幹部大学同窓会は、1月31日に『2月例会』を開催し、「会員企業の現場から学ぼう〜見学と溶接作業の体験〜」というテーマで、(株)残間金属工業を見学しました。

まず、(株)残間金属工業の仕事の流れをスライド写真を使いながら、残間氏に解説して頂き、その後、実際に作業現場の工場を見学しました。

 【?蟷調峩眤姐?業の仕事の流れを説明する残間氏】

  【これから加工されるH鋼に触れる大島氏】

  【H鋼の切断時に出てきた廃材を手にする成澤氏】

 【H鋼を組み合わせて溶接した状態】

【参加者も残間氏の指導のもと、溶接をさせて頂きました】

根室支部2006年新年交礼会のご報告


根室支部では、1月26日に『新年交礼会』を開催しました。

今回は、「命がけの事業転換〜スクラップ工事業から緑化工事業へ、そして土壌診断技術を全国へ〜」というテーマでグリーンテックス(株)の佐藤社長さんをお招きしました。

◆佐藤氏の総括◆

40年前、大学在学中に父親が倒れたことをきっかけにスクラップ事業を引き継ぐことになったが、オイルショックにより鉄の値段が暴落し、悩んだ末に事業転換を行うことを決意する。様々な模索の結果「緑化事業」に進むことを決意するが、その時に片腕となっていた社員が部下も引き連れて会社を去る事態に遭遇する。

落ち込んでいると残ってくれた社員に「社長!!ここまで来たらもうやるしかないよ!!」といわれたこと機に再起し、幾度の失敗・改良を重ねて現在に至る。

グリーンテックス(株)の企業理念は「人の生き方も いかなる技術も、自然の摂理に学ぶべし」です。これは、様々な失敗を経験した中でつかんだ考え方です。経営者は決して事業意欲を失ってはなりませんし、自分で方向を定めなければならない。そのためには、絶えず半歩先を見て事業に取り組むべきですし、新事業を始めるときは「これは儲かる!」と思って取り組んだら必ず失敗するでしょう。自分が心から惚れ込んだ事業を追求し続けてこそ、新たな道が開けると思います。

と強調されていた点が印象的でした。

              【全体風景】


     
     【命がけの事業転換について語る佐藤氏】

第二部の懇親会では、来賓の方々よりご挨拶を頂いた後に会員同士の交流が図られました。

 【来賓挨拶をする札幌銀行根室支店支店長の田中氏】

【理事会代表挨拶をするサンマルイ?衙務て札?ンパニーの小熊氏】