一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

中小企業振興基本条例制定へ市動く 伊東市長制定を表明


 同友会釧路支部(亀岡孝支部長・465社)は釧路市に中小企業振興基本条例の制定を三年前から求めてきましたが、同友会と商工会議所の代表が7月25日に伊東良孝市長に会い、条例制定を求めました。
 伊東市長は、「中小企業が発展しなければ市も発展しない。条例制定に異議はない。良いものをつくって知恵を出しあおう」と述べ、条例制定運動は大きく動き出しました。
 同友会は釧路公立大学の協力を得て「地域経済研究会」も発足させました。条例制定を契機に、中小企業の実態調査と地域経済の分析を進め、中小企業と市民が繁栄できる社会づくりの方途を探ります。

*報道記事
http://portal.doyu-kai.net/modules/news/article.php?storyid=419

日本銀行釧路支店長 道東の経済を語る


釧路支部は7月25日に7月例会を開き、日本銀行釧路支店長の小澤浩太郎氏が『道東の地域経済と中小企業の現状』と題して講演しました。

 小澤氏はまずアメリカ経済の現状について触れ、「サブプライムローン問題でアメリカ経済の不振が続き、それが世界に波及して市場が不安定になっている。雇用者数は6カ月連続で下降し、また不動産の下落による金融不安が広がっている。これらの問題が日本の経済に悪い影響を及ぼしている」と述べました。
 また日本で大きな問題となっている原油価格の高騰と物価の上昇について「株に替わって原油に投機が行われるようになり、結果原油価格を押し上げている。原油価格の高騰と新興国における需要の拡大が物価の上昇を招き、日本経済にマイナスに働いている。新興国の需要の抑制が重要であり、G7だけでなく新興国も含めて対策を練る必要がある」と語りました。
 道東の経済については「製造業はよくなってきているが、非製造業が物価の上昇を価格に反映できず低水準が続いている。一次産業は道東の豊富な資源を活用し、付加価値率を高めていく必要がある。森林・バイオマス資源など、発展する余地は充分にある」と強調しました。

 講演後の質疑応答では「車社会の北海道において、公共投資削減によるインフラ整備の停止は大きな問題だ。こういった地域格差の問題を中央ではどのように考えているのか?」との質問に対し小澤氏は「放置できない問題だと考えている。戦後の北海道は比較的豊かな地域で、本州に物資を供給するなど日本の戦後復興を支えていた。その北海道をないがしろにすることはできない。必要なインフラ整備にはしっかり投資していくべきだ」と述べました。

【日本銀行釧路支店長 小澤 浩太郎氏】

 

摩周地区会がビジネスマナーを学ぶ


釧路支部摩周地区会は7月24日にマナー講習会を開催し、(株)コムのインストラクター 小川睦子氏がビジネスマナーの基本について講演しました。

小川氏は第一印象の大切さについて語り、「人は主に相手の態度と話し方で第一印象を決めています。笑顔で明るく話すことを心がけましょう」と述べました。またビジネス上の相手との関係について、「上下関係が生じる『サービス』よりも、相手と共存共栄する『ホスピタリティ』を目指し、心から相手をもてなす気持ちを持ちましょう」と強調しました。

その後参加者から名刺に関する質問があり、受け渡しの練習を行いました。

【名刺の受け渡し練習】

みんなの輪に誘い隊通信【第15号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第15号】
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2008年7月22日
北海道中小企業家同友会釧路支部
組織委員会グッドモーニングプロジェクト

【29人目】

CIR曽我さんにお邪魔しました。入ってびっくり、とてもお洒落なオフィスです!「事務用品を扱っていますから、会社のオフィスがそのままサンプルになっているんです」と語るのは専務の望月さんです。綺麗なオフィスを心がけて毎朝全社員で掃除をしているそうです。「掃除をすることでシャキッとしますし、社員同士のコミュニケーションにもなります。もちろん専務も掃除していますよ」と笑って話すのは曽我さん。「我が社は販売からサポートまで全てやっています。『全員一営業マン』の気持ちでお客様に満足してもらうように努力しています。事務用品は何でも揃いますので、ちょっとしたことでも気軽にお申し付けください」と力強く語ってくださいました。では最後に曽我さんと仲良くツーショット!【取材:組織副委員長 千田】


【千田組織副委員長(左)と曽我さん(右)】

■シー・アイ・アール曽我(株)  専務 望月義春さん&曽我晃芳さん  
■所在地:釧路市白金町7番11号
■業務内容:事務機器・事務用品・文具・印章・教材小売業

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【30人目】

川上町にあるカクテルバーJiZiの中島さんにお話をお聞きしました。オープンして15年、どこか懐かしい洋風の雰囲気が特徴的なお店です。「今はエスニックが主流だから、レトロな洋風が若い人には新鮮だと思います」と語る中島さんは元々70〜80年代の映画や音楽が好きで、JiZiは『趣味をぶつけられるお店』なのだそうです。現在の中島さんの趣味はプラモデルで、お店の2階にあるバーには趣味で作ったプラモデルやジオラマなどが展示されています。「作り方を覚えるプロセスが楽しいです。店作りにも役立っているし、店作りがプラモデル作りにもつながっています」。今後は他の街にも出店を考えているようです。ありがとうございました!【取材:事務局・菊池】

■カクテルバーJiZi  店主  中島 幹夫さん
■所在地:釧路市川上町5−1
■業務内容:レストラン・喫茶・飲食・宴会場

厚岸地区会7月例会で西田氏が報告


釧路支部厚岸地区会は7月17日に例会を開き、(有)厚岸清掃社代表取締役の西田哲己氏が「我が社を取り巻く経営環境」について報告をしました。

西田氏は東京の大学を卒業後厚岸清掃社に入社し、現場の仕事と経理の仕事の両方を先代の社長から学び経験を重ねていきました。昭和60年代、産業廃棄物の取り扱い方が厳しくなるなかで西田氏は産業廃棄物の収集業務を始めました。当時を振り返り西田氏は「根室市まで手をのばすことで事業が軌道に乗り、釧路周辺の町村の産業廃棄物の収集も依頼されるようになった。現在は小さな仕事の積み重ねだが、地道に努力をしてきたおかげで今がある」と述べました。

【西田氏】

【例会風景】

同友会と企業経営を語る あゆみの会 杉本氏


  釧路支部あゆみの会(浅野葉子会長)は17日に例会を開き、西興建設取締役副社長の杉本眞美さんが報告しました。

 杉本さんは同社に入社して30余年。業務を通じて、そして実直な両親の姿を見て仕事の楽しさを体感したといいます。「今の西興建設があるのは間違いなく様々な人とのつながりがあってのものです。両親が正直に堅実に会社を経営してきたことで今も昔も変わらない付き合いがあります。まさに両親こそが私の求める理想の経営者像です」と振り返るとともに自身が目標とする経営者像について語りました。

 そして経営者として企業の継続こそが今後の最大の課題といいます。杉本さんは「社内体制を刷新し、さらに新しく社員を雇用しました。新しい風を社内に吹き込むことによって大きな変化が生じていると感じます。様々な考えを取り入れ、企業経営にどう活かすかが今後考えなければならないことです。同友会の経営指針づくり研究会で作った経営指針をもとに、元気に、正直に、一生懸命に働き社員と一緒になって会社を盛り上げていきたいです」と述べ、常にお客様に満足を提供するために試行錯誤を続け、前進することを強調しました。

 

燃料高騰の現状について語る 白糠地区会 鍛冶氏


  釧路支部白糠地区会(児玉勇地区会長)は16日に例会を開き、鍛冶石油販売の鍛冶淳一氏が報告しました。

 原油価格は次々に史上最高値を更新し、あらゆる産業に多大な影響を及ぼしています。鍛冶氏は「BRICsをはじめとする成長著しい新興国の消費拡大により、需要がアップしていることからも値上がりするものだと見込んで市場に投機資金が大量に流入した。それにより実勢価格よりもさらに価格を押し上げている」と燃料高騰の現状を分析しました。

 さらに今後の見通しについて同氏は「バイオ燃料が脚光を浴びているが、適合する車が広く普及していない上、コスト的にもガソリンよりも割高なのが現状だ。8月はガソリン需要のピークを迎え、今後も一段高の可能性もあるだろう」と述べました。

 

別海町 中小企業振興基本条例 三月議会で制定へ


 別海町に中小企業振興基本条例の制定を求めている南しれとこ支部別海地区会(寺井範男会長・46社)は7月16日、条例制定を求める要望書を商工会と連名で水沼町長に手渡し、町側は「2009年3月の議会で制定して4月に施行したい」と語りました。別海町中小企業振興基本条例は制定に向けて大きく動き出しました。

 16日は寺井地区会長・山口地区幹事長、橋本商工会長、篠田商工会総務委員長が町役場に向い、町長など幹部5人と面談しました。町長は「同友会・商工会と意見交換を重ねて文案をまとめ、三月の議会で制定して4月1日から施行したい」と明言し、町の幹部も「条例を地域経済を守る砦にしたい」と語りました。今月23日には同友会・商工会・町の三者による第一回目の条例文案作成会議が開かれます。

 水沼町長は昨年11月の別海地区会発会式の挨拶で条例制定を公にし、2008年度行政執行方針演説にも条例制定を盛込んでいました。別海町で条例が制定されると全道の町では初めての制定になります。

*報道記事はこちらです。
http://portal.doyu-kai.net/modules/news/article.php?storyid=412

*条例の参考資料サイト http://www.doyu.jp/kensyou/

市街地調査を通じて学ぶ 貘の会


 南しれとこ支部貘の会(吉川睦之代表)は15日に例会を開きました。今年度は中標津町の歴史・政治・経済・文化・風俗などの項目についてメンバーが調査しています。調査結果について毎月の例会で討論し、自社を取り巻いている環境や町の歴史を知り、学びを深めています。

 町内のホテルの稼働率について調査した細野さんは「雪印工場などの大きな建築工事があるかないかで稼働率に大きな変化が生じている。また車でのビジネス客、特に農機具メーカー等本社からの出張で利用する方が多い。さらに繁華街に近いなど、立地条件により素泊まり客が多いホテルが目立つ」と調査結果について分析しました。

 また、中標津町の歴史について調査した長谷川さんは昭和7年ごろの地図を用いて「中標津町は現在の大通と東1条通沿いから発展が始まった。質屋、旅館、米穀、家具屋、呉服屋などが軒を連ねており、中には当時から場所を移すことなく営業している店舗も見受けられ、現在の町の経済活動の原点がある」と語りました。

 

釧路支部政策セミナーで会員市議が語る


 釧路支部政策委員会(福井克美委員長)は15日、続木敏博氏、本城洋氏、曽我部元親氏の3名の会員市議を招いて政策セミナーを開き、「どうすれば釧路経済は活気づくか」をテーマに意見交換しました。
 
 曽我部氏は自社が建設業から異業種へ展開したことに触れ「現在建設業がおかれている状況は厳しいが、視点を変えてみることも必要だ。豊富な資源を利用し新事業分野へ展開できるかが鍵を握っているのではないか」と述べました。

 続木氏は中小企業振興基本条例の制定、民間委託、新産業創出の3つが重要とし、「地元意識を根付かせるために地場産物の有効利用が必要だ。また、働く場所がなければ地域の活性化は到底望めない。官と民が手をとり、新たな受け皿づくりを進めなければならない」と強調し、リサイクル事業をはじめとする釧路港の有効活用についても言及しました。

 本城氏は「中小企業には大企業に勝る柔軟な発想と技術力がある。これを十分に活かしたまちづくり、地域づくりが必要だ。地場の資源を活かし新資源を生み出すなど、全市をあげての取組みが重要になるだろう」と強調しました。

 最後に3氏の報告を受けて、福井政策委員長は「官民一体の人づくりが必要だと感じる。釧路は大手に支えられてきた歴史的背景があるが時代は大きく変わった。行政の意識変化が強く求められる時代になってきており、我々が取り組む中小企業振興基本条例制定運動は大きな意味を持つだろう」と総括しました。
 
 釧路支部では今後も意見交換の場として会員市議を交えた政策セミナーを開きます。

 

 

 

                         【曽我部氏】

 

                          【続木氏】

 

                            【本城氏】

弟子屈の歴史を学ぶ 摩周地区会例会


 釧路支部摩周地区会は7月14日(月)に弟子屈歴史講座の第1講を開催し、てしかが郷土研究会の会長である細川音治氏が「硫黄山と弟子屈町の歴史」というテーマで講演しました。会場には同友会会員だけでなく一般の参加者も多く集まり、あまり知られていない弟子屈の歴史を学びました。

 細川氏は明治期から昭和前半までの弟子屈の写真を使って講義をすすめ、かつての弟子屈の姿を細かく説明しました。また硫黄山で大量の硫黄を採掘していたことに触れ「火薬やマッチの原料として硫黄が求められ、硫黄運搬のために敷いた鉄道によって釧路が発展しました」と述べました。
 さらに「弟子屈には自然が美しい場所が沢山あるが、その場所を紹介する看板が立っていない。看板があると自然が荒らされるといわれているが、看板を立ててその場所を知ることで自然の豊かさを再認識できるのです」と語りました。

弟子屈町歴史講座はあと2回開講されます。

【細川氏】

ライセンスを正しく理解しよう マルチメディア研究会例会


釧路支部マルチメディア研究会は7月10日に例会を開き、ソフトウェアのライセンスの勉強をしました。

ライセンスとはソフトウェアを使う際に必要となる「権利」で、誰しもがソフトを購入して実行する時にはソフトを使用する上での条件に同意してライセンスを得ています。コーディネーターの斉藤氏は「ソフトウェアは『無形の資産』であり、所有権が移動しない『デジタル著作物』です。ソフトの作り手側の立場に立ってライセンスを正しく理解し、違法なコピーなどを行わないようにする事が大切です」と述べました。

【ライセンスの説明を行う斉藤氏】

【例会風景】

 

みんなの輪に誘い隊通信【第14号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第14号】

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2008年7月10日

北海道中小企業家同友会釧路支部

組織委員会グッドモーニングプロジェクト

 

【27人目】

釧路市芦野にある眼鏡店OPTIQUE TAKANOさんにお邪魔しました。「眼鏡は『半医半商』、半分は医療なんです」と語る高野さんは以前眼科病院に勤めていたこともあるそうです。「釧路には世界のデザイナーの商品を取り扱える店がなかった。東京や札幌にひけをとらない品揃えを目指して店を始めました」とオープンした頃の初心を語ってくださいました。「視力検査をすると、9割の方が正常で残り1割の方が目に何か異常を抱えている。そういった方ひとりひとりに合った眼鏡を作るためにも技術が必要なのです。眼鏡は本当に奥が深いです」。これからはオリジナル商品を作って全国展開させたいと言う高野さん。「28年間眼鏡一筋」の人生はまだまだ続きます!【取材:事務局・菊池】


 

■OPTIQUE TAKANO   代表 高野 和也さん

■所在地:釧路市芦野3丁目1−19

■業務内容:眼鏡小売業

 

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【28人目】

先月入会されたばかり!木製建具の製作を手がける一色建具製作所の中野さんです。事務所に入ると木材の良い香りが漂ってきました。「今は木に触れることが少なくなってきています。もっと木に興味を持ってもらえるようにアピールして、若い人がこの業界に入ってきてくれるといいですね」と語る中野さんは現在はカラマツやタモの集成材を使った製品を主に製作されています。製作中のカウンターテーブルを見せていただきましたが、木独特の柔らかな雰囲気が伝わってきます。「昔とは材料が違うので使う技術も違ってきます。今は仕事に専念してどんどん新しいものを生み出していきたいです」と微笑む中野さんでした。【取材:事務局・菊池】

 

 

■(株)一色建具製作所  代表取締役  中野 伸行さん

■所在地:釧路郡釧路町桂2丁目3番地

■業務内容:木製家具、造作家具、木枠製造販売

戸沼氏 自社の経営指針を語る 別海地区会


 

 南しれとこ支部別海地区会(寺井範男会長・46社)は2008年度から経営指針づくり研究会を発足させ、7月8日に開催した第二回研究会に戸沼建設社長の戸沼平八氏(函館支部会員)を講師に招き研究しました。

 戸沼氏は72歳。北海道同友会が設立された38年前から会員です。元函館支部長として支部の発展にも多大な貢献をしている経営者です。建設会社の二代目として入社した時に同友会にも入会しました。同友会と共に歩んできた戸沼氏は、「1975年に作られた『労使関係の見解』に同友会の知恵が詰まっている。経営指針を作成するときは同書を常にひも解こう」と述べました。さらに、自己資本比率が60%にまで高まった自社の健全経営の要諦に触れ、「社員を人間として尊重する同友会型の経営実践に徹したから今日がある」と自社の経営を振り返りつつ、同友会で学び続けることの大切さを会員に訴えました。

 同研究会会員は、一年間かけて会員の経営指針を作りあげようと張り切っています。

 

釧路支部、5S向上プロジェクトスタート


 釧路支部では、洗練された職場環境をつくり、社員の士気と生産性の向上を目指そうと「5S向上プロジェクト」を行っています。5Sとは「整理」「整頓」「清潔」「清掃」「躾」の頭文字「S」をとったもので、事業所の業務改善運動とされています。

  今回が3回目の同プロジェクトは、約40の点検項目に従い釧路支部会員でコムの小川さんが7月に各事業所を点検します。事業所は指摘された箇所を改善し、8月の抜き打ち検査に臨みます。

 8日に小川さんが同友会釧根事務所を検査しました。

 

              【事務局内をチェックする小川氏】

第1回例会を開催 釧路支部ゴルフ同好会


釧路支部ゴルフ同好会は6月28日に第一回目の例会を開き、14名の参加者がゴルフを楽しみました。

ゴルフ同好会は今年度新たに発足した会で、会員企業及び社員のゴルフ愛好家によって組織されています。ゴルフ同好会会長の横地氏は「今日はゴルフ同好会での初めてのゴルフです。楽しんで回りましょう」と挨拶をし、その後4グループに分かれコースを回りました。

ゴルフ終了後クラブハウスで表彰式が行われ、優勝、準優勝、ニアピン賞、ドラコン賞、ブービー賞の方には賞品が贈呈されました。

■同友会釧路支部ではノイズ倶楽部、マウンテンクラブ、ゴルフ同好会、マージャン同好会の四つの同好会が活動をしています。詳細は事務局までお問い合わせください。

【石森さん】

【大道さん】

【優勝した伊勢興業の伊勢さん(左)と会長の横地さん(右)】

ゴルフ同好会第1回例会 成績

■優勝     (有)伊勢興業  伊勢 賢二さん
■準優勝   (株)丸誠 マトバ建設  的場 浩規さん
■3位     青木孝志税理士事務所  青木 孝志さん

■ニアピン賞   (有)伊勢興業  伊勢 賢二さん
           (株)ぱんどーら 石山 博士さん
           (有)ニッカ・プランニング  山吉 行雄さん
            丸成 鈴木建業(株)  石森 将敬さん

■ドラコン賞    (有)伊勢興業  伊勢 賢二さん

 

 

 

 

みんなの輪に誘い隊通信【第13号】


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みんなの輪に誘い隊通信【第13号】

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2008年6月30日

北海道中小企業家同友会釧路支部

組織委員会グッドモーニングプロジェクト

 

 

【25人目】

家具や建具、什器など、とにかく木に関することはどんなことでもやっているという得地ファニチャ工業さんです。特に福祉関係の製品作りに熱心に取り組まれています。「お客様に喜んでもらえるのが一番嬉しい。完璧なものを納めるのがモットーです」と語る得地さんは「木が趣味」と言い切るほど木に対する深いこだわりを持っていらっしゃいます。「木の模様を紙に印刷して貼っているだけの家具や建具が多い。子ども達には木に触れ、木で遊んでもらって本当の木の良さを知ってもらいたい」。金属やプラスチックでは出せない丸みや温もりが木にはあるという得地さん。各地を旅行して常に新しい技術を勉強しています。「ものづくりは無限に続きます。年齢は関係ありません」。ありがとうございました!【取材:事務局・菊池】

 

■得地ファニチャ工業(株) 代表取締役 得地 吉尾さん

■所在地:釧路郡釧路町中央3丁目20番地1

■業務内容:家具・建具・装飾品製造

 

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【26人目】

釧路市星ヶ浦の伊藤建業さんにお邪魔しました。「色んな団体があるけど、同友会が一番熱心でがんばっていますね」と語るのは代表取締役の伊藤成五さんです。「我が社では新築住宅やリフォームなどを手がけております。お客様にとっては一生に一回の新築。とことんこだわりを聴いて理想の家を建てています」。伊藤建業さんでは毎年「伊藤建業祭」というお祭りを開催し、社員さんが出店も出しています。「毎回OB客が沢山来てくれる。そういった場で『いい家を作ってくれた』と言ってもらえるのがとてもうれしいです」そんな伊藤さんの趣味はゴルフ。気の合う仲間と楽しくプレイをされるそうです。「プレイの後仲間と杯を交わすのが最高ですね」。ゴルフ同好会も発足しましたので是非ご参加ください!【取材:事務局・菊池】

 

■(株)伊藤建業 代表取締役 伊藤 成五さん

■所在地:釧路市星ヶ浦南1−5−12

■業務内容:建売・注文住宅

 

 

支部会員が熱い想いを語る 根室支部


 根室支部(福井富士雄支部長)は25日に山高会、26日に支部、27日に番頭会の例会を開き、同支部会員が報告しました。

 根室市内でコンビニエンスストア『タイエー』を展開する田家徹社長は28歳で同友会に入会し、どんな些細なことであっても社員とのコミュニケーションを充実させることが重要だと語り、「同友会に入会していなければ自社の社員を大切にしようという意識は希薄なままだったと思う。私自身同友会を通じて、あるいは仕事を通じて素晴らしい先輩経営者や社員に出会えたことが財産の一つ。厳しい経営環境の中であっても、何処にビジネスチャンスがあるかは分からない。経営者は常にアンテナを高くし、先を見据えた会社運営が必要だ」と同支部幹部部会『山高会』のメンバーにリーダーのあるべき姿を訴えました。

 根室支部6月例会では酒泉舘の小林社長が講演し、「創業以来、蔵元から直接仕入れている。自ら現地を見て自分で吟味することにより、商品に対する自信と愛着がわく。お客様に自信をもってすすめるためにも必要不可欠だ」と述べました。また酒類小売業界はここ10年で販売数量が減少し環境は厳しいものになっているが、安心・安全な商品をどれだけ提供することができるかが重要だ。お客様の関心ごとに常に気を配り、満足してもらうことが今も昔も変わらない商人の基本ではないか」と語りました。

 また小林技術コンサルタントの藤本常務が番頭会例会で講演しました。藤本氏は「地域と共に歩む中小企業として当たり前のことを当たり前にこなし、常に技術力の向上を念頭においていかに選ばれて役に立つ企業になれるかが重要だ」と強調しました。また同氏は「厳しい経営環境だからこそ同友会の学びがある。同友会の行事に参加することで自らの間違いに気づかされることも多く、経営者幹部として自分を確認するための良い指標になる」と述べました。

 

                   【田家徹氏】

 

                  【小林茂氏】

 

                  【藤本保一氏】

会員拡大プロジェクトが始動! 釧路支部組織委員会


  同友会釧路支部組織委員会(相木幸委員長)は2008年度の活動方針として決議されていた『会員拡大プロジェクト』を6月16日から始動させました。プロジェクトメンバーはこれから会員拡大に励むことになります。

 6月18日に相木組織委員長と千田組織副委員長(第1グループリーダー)が、また25日には相木組織委員長と水口組織委員(第5グループリーダー)がプロジェクトメンバーを訪問し、「プロジェクトメンバーの皆様には同友会の会員拡大のため是非ご協力をお願いいたします」と会員拡大の委嘱状を渡しました。

 【サンエス・マネジメントシステムズ 太田 勉さん】

【菅原塗料 菅原 宏樹さん】

【カーショップオモテ 表 共良さん】

【プラスアート 高木 俊一さん】

人材を育成しさらに飛躍を 宮田電気宮田氏が報告


 釧路支部摩周地区会(近藤明会長)は24日に例会を開き、「私の生い立ちと経営課題」と題して同地区会会員で宮田電気の宮田歓朗氏が報告しました。同社は川上郡一円で主に内外線工事業を展開する会社です。

 宮田氏は学校卒業後に札幌の電材業者に勤務、そして釧路市内の会社に勤め宮田電気に入社しました。当時を宮田氏は「札幌や釧路で勤務していたときに良い先輩や仲間に恵まれ、経験を積み、仕事の面白さを感じることができ、素晴らしい時間を過ごすことができた」と振り返り、自らの原点について語りました。
 また同氏は「次々と新工法が誕生しており、それに対応するための十分な設備と人材の確保が最重要課題だ。技術者の養成は容易ではないが、一から育てるしかない。人の能力にもよるが最前線で活躍するには5〜10年程を要する。若い人材を大事に育て一流の技術者にしなければならない。人材育成に力を入れ、今まで以上に業務を拡大していきたい」と現状に満足することなく前進することを強調しました。