南しれとこ支部貘の会(吉川睦之代表)は15日に例会を開きました。今年度は中標津町の歴史・政治・経済・文化・風俗などの項目についてメンバーが調査しています。調査結果について毎月の例会で討論し、自社を取り巻いている環境や町の歴史を知り、学びを深めています。
町内のホテルの稼働率について調査した細野さんは「雪印工場などの大きな建築工事があるかないかで稼働率に大きな変化が生じている。また車でのビジネス客、特に農機具メーカー等本社からの出張で利用する方が多い。さらに繁華街に近いなど、立地条件により素泊まり客が多いホテルが目立つ」と調査結果について分析しました。
また、中標津町の歴史について調査した長谷川さんは昭和7年ごろの地図を用いて「中標津町は現在の大通と東1条通沿いから発展が始まった。質屋、旅館、米穀、家具屋、呉服屋などが軒を連ねており、中には当時から場所を移すことなく営業している店舗も見受けられ、現在の町の経済活動の原点がある」と語りました。