一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

戸沼氏 自社の経営指針を語る 別海地区会


 

 南しれとこ支部別海地区会(寺井範男会長・46社)は2008年度から経営指針づくり研究会を発足させ、7月8日に開催した第二回研究会に戸沼建設社長の戸沼平八氏(函館支部会員)を講師に招き研究しました。

 戸沼氏は72歳。北海道同友会が設立された38年前から会員です。元函館支部長として支部の発展にも多大な貢献をしている経営者です。建設会社の二代目として入社した時に同友会にも入会しました。同友会と共に歩んできた戸沼氏は、「1975年に作られた『労使関係の見解』に同友会の知恵が詰まっている。経営指針を作成するときは同書を常にひも解こう」と述べました。さらに、自己資本比率が60%にまで高まった自社の健全経営の要諦に触れ、「社員を人間として尊重する同友会型の経営実践に徹したから今日がある」と自社の経営を振り返りつつ、同友会で学び続けることの大切さを会員に訴えました。

 同研究会会員は、一年間かけて会員の経営指針を作りあげようと張り切っています。

 

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