釧路支部白糠地区会(児玉勇地区会長)は16日に例会を開き、鍛冶石油販売の鍛冶淳一氏が報告しました。
原油価格は次々に史上最高値を更新し、あらゆる産業に多大な影響を及ぼしています。鍛冶氏は「BRICsをはじめとする成長著しい新興国の消費拡大により、需要がアップしていることからも値上がりするものだと見込んで市場に投機資金が大量に流入した。それにより実勢価格よりもさらに価格を押し上げている」と燃料高騰の現状を分析しました。
さらに今後の見通しについて同氏は「バイオ燃料が脚光を浴びているが、適合する車が広く普及していない上、コスト的にもガソリンよりも割高なのが現状だ。8月はガソリン需要のピークを迎え、今後も一段高の可能性もあるだろう」と述べました。