▼講演をする、栗山院長
▼29名が会場に集まり、熱心に耳を傾けました
6月25日、南しれとこ支部(佐々木 孝支部長)では、「社員育ては、第2の子育て」をテーマに6月例会を開催し、会員とゲスト合わせて29名が参加しました。
講師は中標津町で小児科診療所を営む中標津こどもクリニックの栗山智之院長。もともと横浜で小児科医をしていましたが、中標津にほれ込んで移り住み、2002年に開業しました。
講演では、子どもたちとの触れ合いで感じる疑問などを語りました。「最近は挨拶できる子どもが少なく、小さな判断でも親に委ねるケースが目立つ。また、親も子どもに過保護になっている」と指摘。「社会でしっかり生きるために、?自分の力で考えること?自己肯定感を持つこと、が大切だ。また、失敗したときにどう声を掛けるかを、大人として学ぶ必要がある」と、子育て時の留意点にも触れました。
最後に「経営者は子どもたちを受け入れ、社会人として教育し、自社発展につなげる使命がある。甘やかさず、厳しすぎずという加減が難しいが、自分で1から育てるという気構えで社員と向き合い、眠っている可能性を引き出して欲しい」とエールを送りました。