別海町医療サポート隊・医良同友(いいどうゆう)(寺井範男会長)は26日に医療講演会を開催し、「喫煙と職場環境」と題して町立別海病院内科医長の鈴木英雄氏が講演しました。
鈴木氏は「多数の人が利用する職場での喫煙は、本人の健康を損なうだけではなく、非喫煙者も受動喫煙によって被害を受ける可能性が高い。結果として職場全体での病気発症のリスクを高めてしまう」と職場においての喫煙のリスクについて解説しました。また「勤務中の喫煙は自席を離れるケースが多いため労働時間のロスになる。全社で禁煙に取り組むことは生産性の向上にも繋がる」と企業内における禁煙の効果についても紹介しました。
最後に「従業員の健康確保のために、職場環境を整えるのは会社の責務。これを機に、是非とも職場の全面禁煙に取り組んでほしい」と強く訴えました。
▼熱心に聞き入る参加者