一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

高橋氏、全道青年部交流会で労使見解を報告


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高橋氏、全道青年部交流会で労使見解を報告
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 第五回全道青年部交流会が7月20日と21日に函館で開催され、全道各支部から220名の若手経営者が集いました。釧根からは7名が参加し、釧路支部の高橋クリーニング社長の高橋氏が「労使見解を経営の中軸に据えませんか」と題して分科会で講演しました。

 高橋氏は釧路支部の同友会アカデミーで同友会の『労使関係の見解』のテキストを手にし、「自らの経営と同友会が目指す理想の経営者像との差に愕然とした」と語りました。さらに「同友会は社員を最も信頼できるパートナーと考え、高い次元で共育的人間関係を打ち立てていくことを目指している。1975年の出版された『労使関係の見解』は32年の歳月を経た今でも輝きを失っていない」と述べました。釧路市白樺地区を営業拠点にしている高橋氏は「人口も減り、お客さんの高齢化も進んでいるが、この地区に踏みとどまりクリーニングを通して市民の生活を支えていきたい」と決意を述べました。

 記念講演は元楽天副社長の本城慎之介氏が「楽天と学校教育の現場が教えてくれたこと」と題して語りました。本城氏は楽天の創業メンバーで、市立中学校の校長も経験しています。自らの体験を踏まえて「学校教育と企業経営は人育てを中心に据えて動かさなければならないので共通点が多い」と指摘しました。さらに「教育の問題は大人に問題があるからだ。同様に新入社員を愚痴る経営者は問題がある。理想の社会像を熱く語り、若い人が憧れるかっこいい大人になろうではないか」と訴えました。

▼全道から集まった220名の参加者

 

▼報告者の高橋氏(左)と司会の林田氏(中)

 

▼函館山

 

▼トラピスチヌ修道院

 

▼トラピスチヌ修道院

 

 

熊崎氏、厚岸の石山と炭鉱を語る


 同友会釧路支部厚岸地区会(中村一明会長45社)は7月20日に厚岸地域大学第9講を開講し、『厚岸の石山と炭鉱』と題して、厚岸町学芸員の熊崎能夫博氏が講演しました。
 熊崎氏は「大正6年の鉄道開通と同時に、厚岸町上尾幌で小規模ではあったが採鉱がスタートした。その後昭和10年代に入り、国家総動員法のもと国策として採鉱が続けられ、成人だけではなく小学生800人ほども入坑していたほど活況を呈していた。しかし、戦争末期には大規模に採鉱していた空知地方や九州の筑豊炭田に人員が動員され、上尾幌の炭鉱は一時停滞した時期がある。戦後は朝鮮戦争特需があったものの、エネルギーが徐々に石油製品へ転換するに従い炭鉱の規模は縮小してきた」と厚岸町の炭鉱についての歴史的背景を語りました。
 また同氏は「門静の石は当時随一の品質を誇っており、明治42年から大正9年まで続いた釧路築港期には多量の門静産の石が使われてきた。今でも道路、鉄道、港湾等に使われており、その品質の高さがうかがえる」と述べました。

 厚岸地域大学は7月20日をもって1年間のカリキュラムをすべて終了しました。  

 

                【講演する熊崎氏】   

 

 【宮原学長(左)から厚岸マイスター認定証を受け取る受講者たち】

 

 

釧路支部、「社内における良好な人間関係の構築」を考える


 同友会釧路支部(横地敏光支部長451社)は7月19日に7月例会を開催し、「社内における良好な人間関係を築くために」と題して、釧路工業高等専門学校助教授の三島利紀氏が講演し、様々なグループワークを通じて学びを深めました。
 三島氏はジョハリの窓を用いて、自分の開放領域を広げることでコミュニケーションが円滑に進むことにつながると語り、「われわれは自己主張・他者理解を深めながら、それぞれ色々な価値観・考え方を持っていることを理解しなければならない。社内においても、自己分析を行うことと、会社の中で各社員がどのような傾向があるかを知ることが重要です」と強調しました。
 
 最後に参加者全員がエゴグラムを用いて自己分析し、理解を深めました。

 

★エゴグラムはこちらからお試しください
  ↓  ↓
http://www.egogram-f.jp/seikaku/

 

獏の会、「裁判員制度」を学ぶ


 南しれとこ支部獏の会(吉川睦之代表)は7月17日に7月例会を開催し、青山商会の青山隆志さん、クリエイトワークスの内藤靖徳さんが裁判員制度について報告しました。 裁判員制度は、市民から無作為に選ばれた裁判員が裁判官と共に裁判を行う制度で、国民の司法参加により市民が持つ日常感覚や常識を裁判に反映することが目的とされています。
 内藤さんは「裁判員制度が取り入れられることにより市民の常識が判決に反映される上、集中審議により裁判にかかる時間の短縮を可能にするメリットがある。一方で仕事、育児、学業に支障が出るので裁判員の確保が難しい」と裁判員制度の特徴について報告しました。 
 また青山さんは「年齢、重病、親族の介護等を除くと基本的には裁判員を断ることはできないが、威勢の強い人が多く発言し、口下手な人、コミュニケーションが苦手な人は思ったことを発言できなくなる可能性も高い。海外にも裁判員制度を採用しているところが多いが、多忙なビジネスマンは不参加が多く、結果的には年金受給者が多くなる傾向がある」と制度に対する問題点を報告しました。

 

釧路支部会員、全国総会で学ぶ


  同友会の全国総会が7月5日、6日に四国の高松市で開催され、全国の同友会会員が1500名集いました。
  釧路支部からも5名が参加し、二日間に亘って全国の同友と学びあいました。今年は同友会が設立されてから50周年にあたる記念すべき年です。今回の総会で会長から退いた赤石氏は、「入会した頃は同友会の設立趣意書を繰り返し読んで、行間に込められた同友会創業者の息吹を感じ取った。中小企業が経済の主役に立つ時代を築こうとした先人の情熱を受け継いで運動を発展させていこう」と挨拶しました。
 初めて全国大会に参加したラコンテの松井氏は、「全国の会員の熱い討論に触れて刺激を受けた。次回も参加したい」と語っていました。

▼全体会議

▼分科会

▼金比羅神社

 

 

摩周地区会、故郷の歴史を学ぶ


 釧路支部摩周地区会(近藤明会長:20社)は7月9日、開館して間もない郷土資料館「蔵」を訪ねて7月例会を開催しました。同館には、馬具や病院の手術具、安田財閥が経営していた硫黄山精錬所の遺物など、開拓期の貴重な資料が展示されています。館内の案内と弟子屈の歴史について講演した郷土研究会の細川会長は、「このような古い資料が町おこしに役に立つときが必ずくる。私たちの記憶がこの空間に詰まっている」と語りました。
 さらに世界的な湖の摩周湖について触れ、「昭和6年に摩周湖への山上の道が開通するまでは、弟子屈の町民のほとんどは摩周湖に行ったことがなかった。原始の姿を留めている摩周湖は、日本で唯一地球環境モニタリング湖に国際機関から選ばれている。環境汚染物質が日本で一番少ない湖だ。しかし、中国などからの汚染物質が最近は増えてきている。摩周湖は美しいが、地球環境の現状を冷厳に映し出す」と地球環境の悪化に警鐘を鳴らしました。

▼てしかが郷土研究会の細川音治さん(右)

釧路短大で矢部氏が講演


 釧路支部会員であゆみ調剤の矢部政仁専務が7月4日に「社会が求める職業人」と題して釧路短期大学で講演しました。

 矢部氏は今後就職を控えた学生に対し「就職事情は厳しく、就職後3年間の離職率は大学生をみても3割で依然として高いが、まずは自分が働いている姿を想像し今後どういう人間になりたいか具体的なビジョンを持つことは重要」と語りました。

 さらに同氏は「コミュニケーション能力が高いだけでなく、言われたことを反復すること、こまめにメモをとって後で繰り返し見直しで自分を高めていくことが大切であり、まずはやってみることが大事だ」と強調しました。

 

同友会別海地区会、11月17日に発会


 南しれとこ支部(端賢二支部長:114社)は地域密着型の運動を進めるために、別海地区会を11月17日に発会させることになりました。南しれとこ支部は中標津、別海、標津、羅臼の四町を組織範囲としています。しかし、中標津町で開催する例会に別海から通うことは気象条件が悪化する冬期などは困難でした。
 別海には25社の会員が加盟していますが、かねてから地元で学べる地区会の発会が望まれていました。11月17日の発会式までに会員数を40社まで拡大し、守代表理事や多数の来賓を招いて盛大に発会する予定です。

▼別海地区会準備委員会

▼別海町内を流れるニシベツ川
 

同友会アカデミー、「地域づくりと地域力経営」を学ぶ


  釧路支部企画委員会は7月2日に同友会の古典を読む同友会アカデミー第13講を開催し、中同協の赤石義博会長の『幸せの見える社会づくり〜地域力経営を深め中小企業憲章制定へ〜』の序章第2節「地域づくりと地域力経営」と、第1章第1節「日本経済の過半を担う中小企業」、第2節「社会をつなぎ支える中小企業」を学びました。

 赤石会長は「顕在・潜在を問わずその地域が持つすべての個別要素の総合力が”地域力”であり、顕在する地域力を高めながら、潜在する地域力を掘り起こして事業に生かし、地域のすべての人々と共に生かされることにより新たな地域力を生み出していく経営が地域力経営だ」と述べており、地域力経営こそが中小企業の歴史的な実態を示しているものだと強調しています。
 さらに「中小企業は国内企業の80%を占めている。今後も圧倒的多数の国民の幸せの実現のため、中小企業の持続的安定繁栄を目指すために、その実現の方向や課題を明確にするための諸法律の土台となる中小企業憲章の制定運動を広く展開しなければならない」と語っています。

 

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同友会アカデミー第14講は下記要領で開催いたします。

◆日時   7月26日(木)18:30〜
◆会場   同友会釧根事務所
◆テキスト 『幸せの見える社会づくり』
      次回は引き続き第1章第2節「社会をつなぎ支える中小企業」を学び、第3節「地域づくりこそ真の日本経済再生」へと展開していきます。

※テキストは事務局で販売しております。
 『幸せの見える社会づくり』(赤石義博著 A5版 263ページ 1,800円)

 

中小公庫支店長、カイゼンを講演


 南しれとこ支部(端賢二支部長:114社)は6月例会を6月27日に開催し、中小企業金融公庫の藤沢市郎支店長が「カイゼン」の要諦について事例を交えて講演しました。

 藤沢氏は「金をかけず、手間をかけず、知恵を出すことがカイゼンの第一歩だ。何か問題が生じても人を責めてはいけない。人を責めず、組織のやり方を責めよう」と語りました。

*講演のレジュメは下記からダウンロードできます
http://portal.doyu-kai.net/uploads/files/0701_kaizen_seminar_siryo_kiso.pdf

日本HR協会
http://www.hr-kaizen.com/

 

▼中小企業金融公庫の藤沢支店長

▼55名の会員が参加しました

 

 

摩周地区会の熊谷氏、沖縄全研を報告


  同友会釧路支部摩周地区会(近藤明会長:20社)は6月26日に6月例会を開催し、熊谷工務店の熊谷氏が「私の生い立ちと同友会」と題して報告しました。
 今年の2月に沖縄で開催された中小企業問題全国研究集会に参加した熊谷氏は建設業の分科会に参加しました。 熊谷氏は「初めて全研に参加してみたが、学びの水準の高さや全国の同友会会員の真剣に学ぶ姿勢に刺激を受けた。沖縄の現地で歴史や文化について学ぶ中で、あらためて自分達のまちの歴史や文化について深く理解していくことの大切さを再認識した。来年3月に宮城で開催される全研にぜひまた行きたいと」とその想いを熱く語りました。
 次回の第38回中小企業問題全国研究集会は3月6、7日に宮城県で開催されます。

  【中小企業問題全国研究集会のDVDを見る参加者】

 

 【全研の分科会で学んだことを報告する熊谷氏】

       【真剣な表情で熊谷氏の報告を聞く参加者】

 

新妻氏、自社の経営戦略を語る


 同友会釧路支部(横地敏光支部長437社)は26日に昼食会を開催し、『私の生い立ちと自社の経営戦略』と題して北電工業の新妻社長が報告しました。
 同社の創業は昭和28年。外線工事からスタートし幾度の困難を乗越え、道・地方の官工事から民間工事までを手がけています。
 新妻氏は松下電工に在職中に労働組合の代表をしていた経験を語り「コミュニケーションを図らないと何一つ事が進まずに、魂が入らない会社になってしまう。命令だけでは人は動かないことを知った」と当時の教訓を語りました。
 さらに新妻氏は「社員の心をつかむのは難しいが、いつも働くものの立場に立って会社を運営していくことが肝心だ。私の目標は100年企業をつくること。そのためにもいかにして次の社長を育てていくのかが課題だ」と今後の展望について語りました。

 

釧路支部、私学経営の現状を学ぶ


  同友会釧路支部(横地敏光支部長437社)は25日に6月例会を開催し、『私学経営の現状と課題』と題して武修館高校の七五三木(しめき)校長が報告しました。
 武修館高校は道東圏唯一の私学としておよそ40年間、この地域で独特の校風と伝統をもとに歴史を刻んできました。近年では国公立大学への進学者が増え、就職率もアップしているなど着実に実力を伸ばしてきています。七五三木氏は「インターンシップを実施し、生徒に働くとはどういうことかを早い段階で体験させ、そのために今何をすべきかを考え、行動させることが重要」と同校の取組みについて語りました。
 さらに同氏は今後の私学経営に対して「教職員の資質を向上させること、公立校との差別化を徹底し勉強だけではなく社会奉仕や礼法に至るまで魅力ある環境づくりを追求することが、私学に籍をおく我々に課せられた使命だ」と意欲を語りました。

◆七五三木校長の講演資料はこちらからダウンロードできます。
↓ ↓

http://portal.doyu-kai.net/modules/mydownloads/visit.php?cid=2&lid=102

同友会アカデミー、「幸せの見える社会づくり」を学ぶ


  釧路支部企画委員会は6月19日に同友会の古典を読む同友会アカデミー第12講を開催し、中同協の赤石義博会長の『幸せの見える社会づくり〜地域力経営を深め中小企業憲章制定へ〜』の序章第1節「人間らしく生きるは万人の願い」を学びました。

 赤石会長は「仕事づくり・くらしづくり・地域づくり」は人間が「生きる・くらしを守る・人間らしく生きる」ことだと述べています。また、すべての人間は個人の尊厳性(自主)、生命の尊厳性(民主)、人間の社会性(連帯)が尊重されなければならないと強調しています。
 また、同書の中で赤石会長は「中小企業家はこの自主・民主・連帯を深め、?良い会社をつくろう?良い経営者になろう?良い経営環境をつくろうの同友会3つの目的を肝に銘じ、「人間尊重の経営」を実践しなければならない」と思いを語っています。

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同友会アカデミー第13講は下記要領で開催いたします。

◆日時   7月2日(月)18:30〜
◆会場   同友会釧根事務所
◆テキスト 『幸せの見える社会づくり』
      次回は序章第2節「地域力づくりと地域力経営」、第3節「幸せの見える社会をつくる中小企業憲章」を学びます。

※テキストは事務局で販売しております。
 『幸せの見える社会づくり』(赤石義博著 A5版 263ページ 1,800円)

 

逼迫する木材需給を鈴木氏が解説


  釧路支部厚岸地区会(中村一明会長・45社)は6月15日に厚岸地域大学の第8講を開催し、丸善木材社長の鈴木不二男さんが「厚岸の森林と林業」と題して講演しました。

 鈴木さんは、厚岸の森林面積は41,800haで、町の面積に占める林野の割合が57%に達する森林の町であることを最初に指摘しました。さらに「森林は水源涵養、土砂流防止、市民の憩い、野生生息域の提供、酸素の生産という大切な役割を果たしている」と森林の有用性を述べる一方で、「ロシアのプーチン政権が木材の輸出税を上げてきたので、外材に依存している北海道の木材は値上がりと同時に品薄状態が続いている」と危機感を募らせました。

 次回は7月20日に「厚岸の石山と炭鉱」と題して、厚岸町学芸員の熊崎さんが講演します。

▼丸善木材の鈴木社長

 

獏の会、「会社法、税法」を学ぶ


  同友会南しれとこ支部獏の会(吉川睦之代表)は6月15日に6月例会を開催しました。『現代社会を考える例会』の第1回目の今回は「会社法・税法」をテーマに福田経営センターの山田晃裕さん、北斗防災の細野明弘さん、青山商会の青山隆志さんが報告しました。

 山田さんは「家族で会社を守っていくのが望ましいとする日本古来の風習に株式会社法が合わなかったこと、そして現実的に日本企業の98%は中小企業であり、ほぼすべての企業に対して同法を適用させるのは困難だったことが背景にある」と会社法改正の背景について述べました。
 また、青山さんと細田さんは「今ある中小企業の多くは株式譲渡制限会社に該当することになり、発行する全部の株式について、その譲渡には会社の承認が必要であると定款に定めなければならない」「取締役会の設置が必置ではないことや取締役の任期の長短など、組織の作り方としてはバリエーションが増えたことになる」と改正のポイントを語りました。

日本語講座で敬語の使い方を確認する


  同友会釧路支部共育・求人委員会(太田勉委員長)は日本語講座を開講し、第2講目の今回は『敬語力を鍛える』をテーマに、第1講に引き続き釧路高専で日本文学を研究している小田島本有氏が講演しました。

 小田島氏は「学生は日常的に敬語を使うことが少ないのでそれほど高度な力は求められていないが、われわれ社会人は日頃の生活の中で敬語を使わなければならない。しかし、一歩間違えると業務に大きな支障をきたしてしまうので細心の注意が必要だ」と警鐘を鳴らしました。
 さらに同氏は「何気なく使っている敬語に誤りが多く見受けれられるので、正しい敬語を身につけたい」と強調しました。
 

 【敬語への言い換えの例】 ++++++++++++                

(1)会社  ⇒ 御社
(2)名   ⇒ 芳名
(3)顔   ⇒ 尊顔
(4)美しい ⇒ お美しい
(5)立派だ ⇒ ご立派だ
(6)著書  ⇒ ご高著

 【丁寧語への言い換えの例】 ++++++++++++  

(1)今日 ⇒ 本日
(2)おととし ⇒ 一昨年
(3)あとで ⇒ 後ほど
(4)少し ⇒ 少々

▼釧路高専の小田島教授

 

▼真剣に聞き入る受講者

 

 

あゆみの会、経営への思いを語る


 同友会釧路支部あゆみの会(伊藤美知子会長)は6月13日に6月例会を開催し、「立場は違えど尽きぬ思い〜女性ならではの問題や課題を語り合いましょう」と題して萬木建設の漆崎幸子さんと前田美粧の前田洋子さんが報告しました。
 その後、報告を聞いた感想を参加者同士で語り合いました。
 「社員をどのように育てるかが課題。若者を雇ってもいつ辞めるかがわからないし、今は良くても次の世代に続くのかが心配」、「息子が将来の後継者になると思うが、本人が近い将来どんな会社にしたいのかという具体的なビジョンを持っていないことに不安を感じることもある」と胸の内を語りあいました。また、「すべて私がやります、という感覚だと後継者・社員が育たない」、「社員を信頼し、仕事を任せていかないと会社そのものの継続にもつながらない」など活発な議論が繰り広げられました。

釧路支部幹事会、460社会員を目指す


 釧路支部(横地敏光支部長:434社)は6月12日に幹事会を開催し、釧路管内の法人組織率10パーセントにあたる460社会員を目指すことを決議しました。プロジェクト名は「DAY7.31」。同友会、集めよ、良い経営者7月31日までに、という意味です。組織委員会を中心に、50名のプロジェクトメンバーが二ヶ月間かけて会員拡大に励みます。

▼460社ダルマに眼を入れる石森幹事長(左)、横地支部長(中)、大久保組織委員長

▼幹事会

 

 

阿寒の農園に幹部大学芋作付け


 釧路支部幹部大学同窓会(大島尚久会長:150名)は今年もジャガイモとトウキビを作付けし、秋の収穫祭には支部会員の皆さんに提供します。阿寒振興公社の農園を100坪借り、農園長の石川さんの管理のもと、無農薬・有機農法で育てています。秋にはジャガイモ300キロ、トウキビ300本が収穫できる予定です。

▼農園の管理をする阿寒町観光振興公社の石川農園長

 

▼農場入り口

 

▼同友会が借りた100坪の農園

 

▼室に幹部大学芋を貯蔵して来春甘くなった頃に食べます