一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

2人の経営者が「中小企業の生き残り戦略」を語る



▲ 従業員の満足を高める経営について語る相澤氏


▲メンタルマネージメント経営をもとに、企業づくりへの思いを語る櫻井氏

 2月10日、釧路支部(亀岡 孝支部長)は、「中小企業の生き残り戦略」をテーマに幹部大学第5講を開催しました。講師は、相長センター社長の相澤長秀氏と、リブラス社長の櫻井英裕氏です。

 相澤氏は、自社の歴史や社員教育の実践や将来像にも触れながら「従業員が満足しなければ、お客様に信頼されない。競争が激しい業界ではあるが、他社のいい所も柔軟に取り入れながら企業を強くしたい」と述べ、「当社の経営方針は食のライフラインの支援と強化だ。そのためには社員が目標を立てて役割を持ち、実らせる力を身に付けて欲しい」と講演しました。

 続いて報告に立ったリブラス社長の櫻井英裕氏は「当社は、メンタルマネージメント経営という手法を取り入れている。常に成功するイメージを持ち、仕組みづくりと社内のコミュニケーションを活発に行いながら強い組織を目指している」と講演し、「常に平坦な道ではない。経営者として大切な能力はブレないことだ。企業理念と行動指針を軸に、仕組みづくりとコミュニケーションを心掛けている」と強い思いを伝えました。

 その後で行ったグループ討論は「自社における自分の役割や課題」をテーマに実施し、講義を聞いての感想や新たな決意などを語り合いました。「お2人の報告から理念や指針の大切さが分かり、自分のやるべき事も見えてきた」、「仕事への姿勢を変えるきっかけをいただいた。ぜひ明日から実践したい」などの報告がありました。

 

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