一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

石橋副支部長、標茶で同友会と農業経営を語る


 釧路支部(亀岡孝支部長)は7日、標茶地区準備例会を開催しました。今回で4回目となる準備例会は、講師に釧路支部副支部長で浜中町農協組合長の石橋榮紀氏が「農業経営は同友会の学びで発展する」と題して会員、ゲスト合わせて30名が参加しました。

 石橋氏は農業経営者が同友会に加入する意義として、農業者は農協という単一の業種が集まる世界に住み、商工業者や消費者と直接交流する機会が極端に少ない事を指摘。石橋氏自身「私は同友会に入会することで外の世界を知る機会を得、見識を広めることが出来た。農業界だけに身を置いていては触れられない学びが同友会にはある」と体験を交えて同友会の良さを紹介しました。また、同友会の理念や学びの姿に触れた石橋氏は「日本経済を形づくっている本体は中小企業だ。同友会は違う年齢、業態の会員が切磋琢磨している。チャレンジ精神を持っていなければ経営者ではない。入会して貪欲に学びあう経営者が未来の地域経済を形成していく」と語りました。

 講演の結びに石橋氏は「標茶町は酪農生産で400億円の売り上げを誇る一次産業の町。この恵まれた資源を活用して町内経済を活性化してほしい。是非、経営のヒントがちりばめられている同友会に入会し、団結して学びあいを深めてほしい」と呼びかけました。

 標茶地区会は2012年度初夏に発会する予定です。

▼「異業種交流はすばらしいものだ」と語った石橋氏

▼石橋氏の講演に30名が聞き入りました。

★当日の様子が釧路新聞に掲載されました。こちらからご覧ください。
http://portal.doyu-kai.net/modules/news/article.php?storyid=1120

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