一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

広域連携で釧路から全国へ クシロビジネス(k-Biz)相談会を開催


 釧路支部(亀岡孝支部長)は28日、今年度5回目となるクシロビジネス(k-Biz)相談会を開催しました。新商品のマーケティングや人材育成、経営方針などに関する相談が8件寄せられ、静岡県の富士市産業支援センター(f-Biz)センター長の小出宗昭氏がアドバイスを行いました。クシロビジネス(k-Biz)相談会は、2009年に施行された「釧路市中小企業基本条例」の精神にのっとって新規創業や域外連携を目指す企業を支援しています。

▼親身にアドバイスをする小出氏

 小出氏は、多くの相談があった新商品のマーケティングについて「こだわりの商品は、ブランド化戦略によって価値を高めることが重要だ。プロが認めた品質が、価値あるブランドとなって市場に定着する仕組みだ。また、パッケージやネーミング、価格を変えるなど、アレンジを加えた商品で新たなターゲットを狙うのも一つの戦略だ」と、販路拡大のアドバイスを行いました。そのほか、人材育成で悩む経営者に対して「創業者は理念を持っている。理念を語り、価値観を共有することが大切だ」と述べ、数多くの企業を見てきた経験を活かし、相談者に訴えかけました。

 最後に、クシロビジネス相談会の展望について「同様の起業支援が全国で広がってきている。全国で情報共有し、広域連携を進めたい。釧路の企業が、全国から注目されることを期待している」と締め括りました。

  今年度のクシロビジネス(k-Biz)は、次回で最終回となります。開催予定は以下の通りです。
◆3月24日(土)
相談会参加のお申し込みは同友会事務局までご連絡ください。

 

 

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