一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

人を活かす経営で人材定着を図る 根室支部7月例会


 根室支部(高岡一朗支部長・71社)は7月29日、7月例会を開催し「人を活かす経営で人材定着を図る」と題して補償セミナリー専務の中野むつみ氏が講演しました。

 中野氏は実父の経営する同社に入社後、バブル経済前後の急激な業績アップとその後の公共事業減少による業績不振について「再び業績アップの『波』が必ず来ると考えていた。それまでは全社一丸の団結力で乗り切ろう、と『団結力』には何の不安も感じていなかった」と述べました。

 その後も続いた業績不振を打破するために2007年に新事業に参入し、業務確立の試行錯誤の中で絶対の自信を持っていた団結力が揺らいだことを紹介した中野氏は「同友会に出会い、人間尊重経営について改めて考えた時、認め合う事の難しさ、大切さを痛感した。思い悩んでいたときにヒントを求めて訪問した企業から多くのことを学んだ。同族企業の『オーナー専務』としての自覚をしっかり持ち、常に自社と自身を振り返る姿勢を大切にしたい」と報告を締めくくりました。

▼「個々の『強み』を伸ばす経営を目指したい」と話す中野氏

★補償セミナリーHP
http://www.ho-seminary.jp/

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