一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

新会員が業務内容を報告 釧路支部新会員報告交流会


 釧路支部は11日、新会員の業務内容と人となりを知り交流を深める報告会を開催し、北海道建設国民健康保険組合釧路支部の岸本事務長と伊藤デイリーの伊藤社長が業務内容を報告しました。

 岸本氏は2009年6月に、伊藤氏は2009年10月に同友会に入会しました。まず最初に報告した岸本氏は北海道建設国民健康保険組合の取り組みについて「現在釧路では約600名の組合員が加入している。長引く不況で加入者が減っているのが現状だが、今後は一人親方のサポートなど対策を図りたい」と説明しました。さらに「適正な賃金確保を目指す公契約法の制定運動やアスベスト被害対策など、全国的な運動を展開している。また仕事起こしのために、住宅リフォーム制度の設置を釧路市長に要請しているところだ」と、最新の動向を報告しました。

 鶴居村で酪農業を営む伊藤氏は「長い間個人経営で酪農をしてきたが、土地の拡大をきっかけに法人化に踏み切った。農協の理事も務めたが、外のつながりを強化したいと考え同友会に入会した」と自身の経験を語りました。また酪農業の現状について「酪農家の戸数は年々減り続けているが、農家の法人化などによって新たな雇用を生み出し、生産数を維持している。金融機関も農業へのアプローチを始めた。今後農業は注目を集めていくと思うので、皆さんから情報をいただきながらがんばっていきたい」と抱負を述べました。

▼北海道建設国民健康保険組合釧路支部 事務長 岸本 聡 氏

▼(株)伊藤デイリー 代表取締役 伊藤 順一 氏

 

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