一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

南しれとこ支部、中小企業憲章を学ぶ


 南しれとこ支部(今野慎也支部長102社)は26日に開催した7月例会で「中小企業憲章・中小企業振興条例」の学習をしました。今野支部長は発言の中で、「同友会は全国的に憲章と条例の制定運動を展開している。中小企業家は今まで沈黙して声をあげてこなかった。だから国の政策では予算が削られたり、軽視されてきた。同友会はアセスメント法制定運動で、金融環境を大幅に改善させた実力を持っている。今立ち上がらないとこの町の将来はない。南しれとこ支部には四町あるが、まず中標津町で条例づくり運動に着手したい」と述べ、条例づくりを同友会運動の柱にするという強い決意を表明しました。
 愛知同友会が作成したスライドを見た後、参加者全員で討論に入りました。「商工会など他団体と一緒になってすすめていこう」、「中小企業を守るための条例を早く作ろう。今はいい時期だ」、「地元に金がまわる政策をとらなければ自治体の財政も悪化するばかりだ。域内循環経済を考えなければならない」などの活発な意見が出されました。
 中小企業振興条例制定に向けての具体的な運動計画について、幹事会では検討が始まっています。
 

 

中小企業振興条例制定への道筋について語る今野支部長

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