釧路支部摩周地区会(近藤明会長19社)は27日に例会を開催し、倶知安町の横関建設工業の武内会長を講師に迎え、街づくりについて学びました。5月30日に釧路支部三番目の地区会として発会した摩周地区会。当日は会員や町場職員などが参加し、武内氏の実践報告から学びました。武内氏は80歳。しかし年齢を感じさせない情熱的な講演に聴衆は引き込まれていきます。
「地域の活力は地域の企業に活力がなければ生まれない。企業エゴから脱出して、常に地域のことを考える座標軸を持とう」と地域づくりの要諦に触れ、さらに「この国は都市と地方の差が拡大してきた。WTOの犠牲になって農業と林業が危機的な状況になっている。大企業だけを良くする政策でいいのだろうか。同友会が展開している中小企業憲章制定運動に全会員が取り組もう」と語りました。