一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

厚岸味覚ターミナル加藤氏 観光を語る 


 釧路支部厚岸地区会(中村明会長・44社)は17日に例会を開催し、厚岸味覚ターミナルの加藤裕之支配人がこれからの観光について報告しました。

 加藤氏は観光の語源について触れ、「1855年にオランダが幕府に贈った軍艦の名が観光丸だった。異国の光を観るという意味だ。観光客が訪問地の経験を持ち帰り、まわりに変化をもたらす」と観光の意義を解説しました。さらに北海道観光の現状について、「北海道には4900万人の入込があるが、2700万人が札幌を中心とした道央に集中している。釧根は344万人と7%にしかすぎない」と指摘しました。また「昨今の原油高でマイカーの観光客が激減している」と報告しました。

 同社の今後の戦略として、「厚岸町を流れるベカンベウシ川は護岸工事が入っていない川として全国的に有名だ。カヌーなどに力を入れたい」と語りました。

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