一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

釧路コールマイン松本氏、異業種展開戦略を語る 根室支部8月例会


  根室支部(福井富士雄支部長)は27日、『異業種への展開〜わが社の経営戦略』と題して例会を開き、釧路支部会員で釧路コールマインの松本裕之事業部長が講演しました。同社は石炭の生産・販売を主力とし、自動車の解体・リサイクル・中古部品販売を手掛ける釧路オートリサイクルや粗大ゴミ処理センターの運営など次々に新規事業分野を開拓しています。

 松本氏は「炭鉱は石炭・岩石・電気・資材・人員等大量なものを移動させるのが仕事であり、坑道の維持、災害予防技術が必要になる。そのため電気・機械・通気・コンピュータ・測量などの全ての技術を総動員し石炭生産を支えなければならない」と述べ、様々な技術の結晶が炭鉱を支えていると強調しました。

 同氏は炭鉱マンがもつ電気機械・コンピュータ技術が新規事業への参入を可能にしているとし、「資格や技術・技能、さらに高い安全意識など、個人の能力を最大限に活用することで新規事業への展開ができる。重要なのは企画の段階から充分な時間をかけ、徹底した市場調査と利害関係者との深い討論をすることが必要だと感じている」とし、今後も可能性を模索し事業展開を図ることを強調しました。

 

 

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