釧路支部共育求人委員会は8月19日に葬儀マナー講習会を開催し、(株)博善社代表取締役社長の高木氏が講演しました。
高木氏は大事な人が亡くなったときの対応の仕方や各宗派の流儀、お布施の金額、戒名などについて説明し、「日本の仏教は葬式仏教で、普段はあまり接することがない。いざ葬式になったときに困らないように自分の宗派をしっかりと確認しておくべきだ」と述べました。また同氏は「葬儀の仕様については、故人の希望がある場合はその意思を尊重するべきだ」と強調しました。
講演後には仮想葬儀を行い、焼香の仕方などを学びました。その後の質疑応答では、「キリスト教など、仏教以外の葬儀では香典はどのように書いて渡せばよいのか?」との質問があり、高木氏は「キリスト教ならば『御花料』や『御ミサ料』と書くことが多いが、大事なのは気持ちを込めることだ』と述べました。
【須藤共育求人委員長】
【(株)博善社 代表取締役社長 高木 一州氏】
【仮想葬儀で焼香を学ぶ】