一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

石橋榮紀浜中町農協組合長が講演


 同友会根室支部(杉山忠夫支部長:68社)は3月9日に3月例会を開催し、「新規就農あいつぐ酪農郷はこうしてよみがえった」と題して浜中町農業協同組合の石橋榮紀代表理事組合長が講演しました。

 石橋氏は「国づくり町づくりには人が必要不可欠。農協は中小企業と同じで、人を育て地域を育てる役割を担っている。新規就農者研修牧場を創設することで酪農家の減少と耕作放棄地の歯止めができ、新卒後継者の確保は管内一だ。新規就農者の自由な発想が子供にもよい影響を与え、多大な波及効果をもたらしている」と語りました。 

 また同氏は「分析センターの設置により、土壌、えさ、乳の検査等すべての営農活動を数値化して管理し、タカナシ乳業との提携により他との差別化戦略としてあえて高級路線を貫いている。また独自の取組みとして去年からJAデイサロンを開設し、地域の免許のない高齢者を対象に農協の一室を提供して地域住民のふれあいの場を提供している。組合員、地域、町づくりに責任を持ち発展に尽くすことを今後も貫いていく」と浜中町農協と地域の未来像を力強く述べました。

              【講演する石橋氏】

             【講演を聴く参加者】

          【浜中町産牛乳を使用したカルピス】

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