一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

部下に信頼されるにはどうすべきか?〜釧路支部6月例会〜


▼「経営者自らが、部下を信頼することが大事」と語る池川氏

▼グループ情報交換では、異業種のメンバが―様々な情報を交流しました

 6月27日、釧路支部(石橋榮紀支部長)では「いま問われる、経営者のリーダーシップ〜あなたは、部下に信頼されていますか?〜」をテーマに6月例会を開催し、40名が参加しました。

 最初に、札幌で包装資材の販売やパッケージデザインなどを行うティーピーパック社長で、同友会札幌支部の幹事長を務める池川和人氏が問題提起を行いました。

 「成長している集団の共通点は、目的に向かって走っていることだ。当社では、社員自らが“明るく・元気・前向き”というスローガンを作り、社員同士のワイワイ、ガヤガヤを大切に経営している」と語り、「部下に信頼されるよりも前に、経営者が部下を信頼しているか、という視点も大事だ。と同時に、社員がやる気を出すような、企業のビジョンが問われている」と提起。「当社では、3年前からみんなで昼食をとっているが、これが人間関係の潤滑油にもなっている」と具体的な実践にも踏み込んで、社員と共に育ち合う取り組みを紹介しました。

 最後に「経営環境は厳しさを増すが、?価格競争に陥らない、?ナショナルブランドの周辺にビジネスチャンスありを肝に銘じ、市場、商品力、販売方法などのあらゆる要素を組み合わせ、今までにない提案力を育む努力をしている。経営者のリーダーシップは、経営者自身が理念の実現を強く決意し、一緒に力いっぱい社員と取り組むことではないか」と締めくくりました。

 その後、「今までの自分、これからの自分」をテーマにグループ情報交換を開催し、池川氏の話の感想や、リーダーシップの在り方について、業種を超えた有意義なやり取りが繰り広げられました。

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