一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

地域になくてはならない同友会へ飛躍を!~別海地区会総会~


▼寺井範男地区会長が「さらなる飛躍をしたい」と高らかに挨拶

▼ビジネスマッチングの大切さを語るダテハキの守会長

▼熱心に守さんの話に聞き入りました

 4月21日、南しれとこ支部別海地区会総会を開催しました。2011年度活動、収支報告、2012年度方針・計画案、予算案が提案され、採択されました。85社を目標とした会員拡大、中小企業振興基本条例に基づく域内循環、地域内再投資力の提唱、産業の枠を超えた理解・交流・連携、新ご当地グルメグランプリ北海道2012in別海への積極参加と協力、全道経営者“共育”研究集会への積極参加を方針に活動を展開します。また、幹事会、第1〜第4委員会でそれぞれに方針を掲げ、年間スケジュール案も併せて提案されました。

 続いて行われた記念講演は、(株)ダテハキの守 和彦会長(北海道同友会)が「地域密着で全国マーケットへ」をテーマに報告しました。1941年、下駄の製造業として伊達市で創業した同社。「この70年で業態転換を繰り返し、1982年から靴の製造販売をメインにしている。当社は、“豊かな冬の生活に役立つ高品質、高感度な製品の企画・流通を通じて社会に貢献し世界と語り合う企業を目指します”を使命に工場を持たないメーカーを目指し、東京支店の開設、中国への展開を行ってきた」と企業の生い立ちと現状を語りました。

 また、雪が多く、転倒事故が多発する「北海道」という地域性に着目し、北国の生活に適した自社ブランド「North Date」を開発。「中小企業は、自分の地域を熟知することが最高の武器になる。当社の靴は雪に不慣れな観光客はもちろんの事、多くの市民にも愛用されている。特定の分野を徹底的にこだわる事で、可能性が広がる」と豊富な経験を交えて報告しました。

 最後に、ビジネスマッチングの可能性に触れた守氏。「自社商品の競争力を知り、同業他社の状況を把握するためにも、積極的に外に打って出るべきだ。オリジナル商品を持ち、ビジネスマッチングをすることでマーケットは無限に広がる」と締めくくりました。

 講演終了後は、参加者同士で懇親を深め、今後の地区会活動について有意義な情報交換が行われました。

★2012年度別海地区会総会議案書、新役員名簿はこちらからダウンロードしてご確認下さい。
http://portal.doyu-kai.net/pdf/2012betukaisoukai.pdf

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