一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

根室市歴史と自然の資料館を見学 〜根室支部山高会10月例会〜


 根室支部青年部の山高会(戸愼太朗代表)は10月30日「根室経済の発展の足跡を辿る」と題して10月例会を開催しました。今回は「根室市歴史と自然の資料館」を見学し、学芸員の猪熊樹人氏が解説しました。

 猪熊氏は「全道で500ヶ所近くあるアイヌのチャシ(砦)跡のうち、32ヶ所が根室市内で発見されている。この近辺で獲れるラッコの毛皮やワシ・タカなど猛禽類の羽が珍重されいたことから、古くからこの地域が経済面で重要な地位を占めていたことが分かる」と交易の拠点として誕生した根室を紹介しました。さらに明治以降の歴史について「日露戦争を機に、千島への輸送、水産業の拠点としても根室は機能した。根室で最初の新聞だった『北友』は関東に対して、根室という地域をアピールして民衆を呼び寄せようとする意図があったようで、現在で言う観光誘致にもつながる試みが行われていたことが分かる」と当時の根室地域の活況を解説しました。

 展示物を見学した参加者からは「昭和初期の地図に、現在も残る屋号があったりして根室の歴史を振り返る上で大変勉強になる」と声が上がっていました。

▼資料について解説する猪熊学芸員

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