南しれとこ支部(金曽義昭支部長)は28日に10月例会を開催し、「中標津町役場が打つべき経済振興とは」と題して中標津町役場経済振興課課長の菅野三夫氏が講演しました。
菅野氏は地域経済分析を行っている釧路公立大学の下山朗准教授の分析を下に「中標津町の人口は道内でも比較的恵まれているが、今後は人口減少を踏まえた上での施策の検討が必要だ。また、新規創業は飲食店などの三次産業が中心、産業の構造転換に迫られている。これまでの産業との融和や今後の発展の可能性を見極めることが重要だ」と語りました。
その後参加者は「私たちが生き残るために中標津町が打つべき経済振興とは」をテーマに意見交換を行い「町営地が多く余っている。有効活用するべきだ」「域内循環も大切だが、域外から外貨を獲得することも重要ではないか。そのために地域の特性を前面に押し出した施策が必要だ」など積極的な意見が出されました。
▼中標津町の経済振興を語る菅野氏