釧路支部(亀岡孝支部長)は20日に10月例会を開催し「持続可能な会社を目指して」と題して、伊藤デイリーの伊藤社長と昭和冷凍プラントの若山社長が報告しました。
最初に鶴居村で酪農業を営む伊藤氏が報告し「近年酪農家の戸数が後継者不足のために減少している。酪農というと1年間休みが無く、常に働いているイメージが定着している。そのイメージをなくすために法人化を決意した。これまでは家族経営だったが、社員が働きやすいよう福利厚生など雇用体制を整備した。今後さらに法人農場が増えれば、酪農業が盛んになる。持続可能な農場が増えれば、地域の活性化にもつながるはずだ」と述べました。
続いて報告した、釧路市内で冷凍・冷蔵設備工事業を営む若山氏は「様々なところから情報収集をし、現在の窒素氷を開発した。窒素を含んだ氷は魚介の酸化を防ぎ、より新鮮な商品をお届けすることができる」と語りました。「幅広い分野に興味を持つことによって、新たな発見ができる。チャンスは色々なところにあるものだ」と締めくくりました。
▼法人化を決意した経緯を語る伊藤氏
▼持続可能な会社づくりには奥様の協力は不可欠と語る若山氏
★昭和冷凍プラントのホームページはこちらからご覧下さい。
http://www.showareitou.jp/