南しれとこ支部別海地区会(寺井範男会長・63社)は10月30日、交流館ぷらとで中小企業振興会議を別海町役場、別海町商工会を交えて開催しました。
冒頭、別海町産業振興部の飯島部長が挨拶し「事業者と行政が熱い思いをぶつけあい、中身の濃い議論が展開され、町へ提言として結実することに期待している」と述べました。同町商工会の橋本会長も「全国の町村に先駆けて条例が制定された別海町を元気にするために町の指針策定に協力していきたい」と意欲を見せました。
出席者の自己紹介に続いて別海地区会の山口幹事長が中小企業振興基本条例制定までの流れと、同友会が国に働きかけている中小企業憲章の中身を改めて説明しました。
▼経済の重要なポジションを担う中小企業を中心とした地域振興策が話し合われます。
討論ではデータに裏打ちされた具体的振興策を作る重要性や、町職員がフィールドワークを行って実情に即した指針の策定に努めることなどが確認されました。
別海地区会の寺井会長は「制定から半年でようやく本格的な条例運用が動き出す。条例を本当に生きたものにするためにしっかりとした肉付け作業を行っていきたい」と語り、行政と連携した地域振興への熱い思いを語りました。