一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

第1回中小企業円卓会議を開催 中小企業基本条例で故郷を守ろう


 釧路支部(亀岡孝支部長・472社)は10月29日、第1回中小企業円卓会議をホテルマーシュランドで開き、釧路市役所商業労政課の高木享課長、釧路公立大学の下山朗准教授を交えて今後の進め方を検討しました。

 会議では座長の同友会・福井克美政策委員長が「4月の中小企業基本条例施行を受けて、市役所と企業経営者が一体となって具体策を提言する目的で円卓会議が発足した。釧路市内の経済活性化のために様々な議論を行いたい」と述べました。

▼地域経済活性のために様々な話題が出ました。

 市役所の高木課長は釧路市が提案する円卓会議ネットワークシステムについて解説し、若年者の自立支援のための円卓会議や市職員と市民が協働で施策を研究するための円卓会議が紹介されました。高木課長は「市職員が地域住民や企業経営者と直接議論する良い機会。職員の研鑽の場としても活用したい」と期待を寄せました。

 また公立大の下山准教授はこれまでの地域経済調査の経緯から「従業員の質、意識の向上が今後は重要。釧路地域の中小企業は自身が持つ強みと弱みを理解して発展のきっかけを掴んでほしい」と述べました。

 討論では基幹産業振興の必要性や、同友会が国に求めている中小企業憲章の中身を広く国民に知ってもらう必要性等が議論されました。

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