根室支部は30日に例会を開き、「同友会の学びを企業経営に活かそう」と題して、同支部の福井支部長が講演しました。
福井氏は1984年に同友会に入会し、「大人たちのねむろ史」の編纂事業を展開するなど、根室支部の中心として活躍。その後2007年4月の支部総会で支部長に就任。厳しい経営環境の中、根室支部を牽引してきました。「支部長として全道行事に積極参加したことは非常に有益なものになり、自らの中に存在する迷いや悩み解決の糸口を見みつけることができた。参加しなければ何も始まらない。同友のいいところは自社にも取り入れ実行したい」と述べ、支部活動の枠を飛び越え、同友会活動に積極参加したことが自らの幅を広げることに繫がったと振り返りました。
さらに同氏は、「企業存続をかけた闘いの中、自社と正面から向き合い、課題を浮き彫りにすることが必要。暖簾を守るためには確固たる理念を持って企業経営に当たらなければならない。同友会の経営指針づくりは原点になる」と述べ、厳しい情勢下でこそ、同友会での学びが重要だと強調しました。