釧路支部は1月30日に幹部大学第4講を開催し、「幹部が主役の会社をつくる」と題して美警代表取締役の三上葉月氏とアルファシステム専務取締役の荒町敏夫氏がそれぞれ講演しました。
三上氏は自社の業務内容を説明し「社員のほとんどが現場で働いている。幹部社員には現場社員の努力を汲み取り、愛情をもって関わるよう話している」と語りました。また望まれる幹部社員像について「結果を出す社員は常にプラス思考で精神的に自立しており、やりがい・達成感・チャンスを探している。そういった社員がマイナス思考で不平不満を言う社員を巻き込んで良い社風と業績を築くことが重要だ」と強調しました。
荒町氏は同社社長と2人で会社を興した経緯を語り「設立してから10年間は死に物狂いで働いた。11年目から新規社員を受け入れているが、プログラマーを希望する社員もまず営業職でユーザー訪問をさせることで自信がつく」と話しました。さらに「社員は仲間。風通しの良い環境作りを実践し、幹部社員の話を良く聞き、具体的な目標を話しあうようにしている。幹部社員には会社組織全体を見渡し、社長以上に会社のことを考えられるようになってほしい」と強調しました。
【(株)美警 代表取締役 三上 葉月氏】
【アルファシステム(株) 専務取締役 荒町 敏夫氏】
【グループ討論をする受講生】