釧路支部摩周地区会(近藤明会長)は13日、地元の弟子屈高校が開いた進路講演会に講師を派遣し、川湯観光ホテル代表取締役の中嶋康雄氏が180名の高校生に向かって講演しました。中嶋氏は自身の体験を交えながら、会社を経営する難しさと、悪戦苦闘しながら業務を改善してきた経緯について話しました。
中嶋氏は、「お客様の満足を強化するために、分不相応と言われながらも多額の投資をして厨房を改築し、サービス向上と従業員の労働環境を整えることに力をを注いだ。ISOの取得によって業務の標準化が進み、お客様へのサービスの向上に繋がった」と苦労を振り返りました。そして、「相手に喜んでもらうことが人として一番の喜びだ。そのために相手の立場に立ち、精一杯努力することを忘れないで欲しい」と締めくくりました。
*写真と文章 竹森英彦氏(摩周地区会会員)