釧路支部共育求人委員会(須藤隆昭委員長)は11日、経営指針セミナーを開き、会員で中小企業診断士の松井智聖氏が作成したモデル企業を題材にして、モデル企業が抱える事業承継・資金繰り・社員間のコミュニケーション不足など様々な問題を列挙し、現状の分析を行いました。同友会では、刻一刻と変わる経営環境に耐える座標軸として、経営理念、経営方針、そして経営計画が一体となった経営指針作成の学習会を各支部で開催しています。
セミナーは松井氏は「現状で企業が抱えている問題が何なのかを明確にすることで、本来あるべき姿とのギャップが見えてくる。そのことで自社に必要な経営指針が見えてくるのではないか」とし、会社が進むべき方向性を経営者と社員が一緒になって示すことが重要だと述べました。
セミナーは今月26日に第2講を開催し、今回抽出した問題点からモデル企業にはどういう経営指針が必要なのかを参加者全員で討論します。