一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

釧路支部三地区会 地域の歴史を学ぶ


 釧路支部(亀岡孝支部長)は17日に釧路支部三地区会合同例会を開き、厚岸地区会、白糠地区会、摩周地区会会員が厚岸町に集いました。また、『故郷の歴史と自然〜厚岸・白糠・摩周』と題して厚岸町学芸員の熊崎農夫博氏が記念講演に立ちました。

 熊崎氏は「オタノシケ(砂浜の中央部)、コイトイ(川尻が砂浜を海と平行して流れているところ)などの地名は多くがアイヌ語の影響を受けている」と現在の地名について解説しました。
 また氏は「車や汽車が普及される前は、物流の中心は船であり、船舶が停泊できる港を所有していることが地域経済の一つの指標の一つになっていた。厚岸、白糠、摩周の各拠点にはすばらしい自然や産物が山のようにある。有効なPR方法を考えることで地域活性化戦略が見えてくるのではないか。現状を認識することも勿論重要なことではあるが、地域の特性や歴史的な背景を大事にすることで新たな発見や特色を再確認することができるはずだ」とし、各町が知恵を出し合い、互いの連携を図ることの重要性を語りました。

 

                    【亀岡支部長】

 

                 【中村厚岸地区会長】

 

              【記念講演にたった熊崎氏】

 

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