同友会南しれとこ支部(端賢二支部長・133社)は16日に例会を開き、羅臼観光協会事務局長の三浦里紗氏が羅臼町の観光の魅力について語りました。
三浦氏は27歳。羅臼町観光協会の事務局長公募に応募して一年前に採用され、羅臼町の魅力を売り出すために活躍しています。「羅臼の魅力は海だ。北方領土の間に横たわる海峡は、狭く、深く、海流が早く、海底の地形が複雑で美味しい魚が沢山獲れる」と豊饒な海が羅臼の観光の土台であることを指摘しました。
就任して間もなく実施した、「ウニ捕りツアー」「スーパー漁師の見学」などの体験型観光はキャンセル待ちになるほど好評でした。「目的はプログラムの開発ではない。地域に暮らす人々が魅力を語り続けることでビジネスとして継続する資金が生れる」と語り、さらに観光振興の要諦として「自分自身が現場で感動する。統括責任者を明確にする。評価を受ける環境の中で事業を組む。感動体験を共有することの四つが重要だ」と述べました。
*三浦氏のブログはここです
http://plaza.rakuten.co.jp/shiretokorausu/
▼羅臼町観光協会事務局長の三浦里紗氏
▼三浦氏と司会の中村氏