南しれとこ支部(端賢二支部長、130社)は2月例会を2月21日に開き、「経営指針で会社を変えたい」と題して、佐々木テント社長の佐々木孝さんと寺井建設社長の寺井範男さんが実践報告をしました。
佐々木さんは同友会運動50年の歴史の中で経営指針成分化運動が同友会運動の柱になっていることに触れ、「同友会の理想を追求していくためには、会員企業が確固とした経営指針を持っていなければならないと思う。まだ作成していない会社は次年度に始まる研究会に参加して欲しい」と訴えました。
続いて発表した寺井さんは、「同友会のグループ討論会議に出席して経営指針の話になった。その時に経営指針を作っていなかったのは我社だけだったので研究会に参加して急いで作った。社員や社員の家族が安心して我が社に信頼を寄せてもらうには、会社の将来を明確に設計した経営指針が不可欠だ」と語りました。
最後に端支部長が、「私たちは何のために経営しているのかを真摯に考えよう。社員の成長を願う経営者の暖かい眼差しがなければ社員は真剣に働かない。会員同士が心をさらけ出して経営指針をつくり、企業が長らく存続するように努力しよう」とまとめました。