一般社団法人北海道中小企業家同友会釧根事務所

釧根経営セミナー、宮崎同友会の内田氏講演


 同友会釧根三支部(釧路・南しれとこ・根室)は22日、第三回釧根経営セミナーを根室市内で開き、宮崎県同友会の内田五郎氏(ゴローズ・プロダクツ社長)が『社員の人生に責任を持つ経営』と題して講演しました。

 内田氏は宮崎県同友会相談役と中同協障害者問題委員長を務め、県内で9店舗を展開する菓子店を経営しています。同友会の共同求人活動と通じて、社員を採用するということは経営者がその社員の一生に責任を負う重大な行為だと学びます。同社は100人の社員のうち5名の障害者が勤めていますが、「障害者も健常者も賃金に差はない。障害者の助成金も貰っていない。年功序列型の賃金体系を維持している。賃金に差をつけると障害者の誇りに傷を負わせることになる」と語りました。

 さらに同社には県内の僻地の子弟を意識的に採用する「僻地採用枠」があります。「地域の雇用を守ることが企業の重大な使命だ」と語る内田氏は、人と企業と地域の関り合いに言及しながら、「企業とはなんのために存在するか」という根源的な問いを会場に投げかけました。

*同社のホームページ http://www.goros.co.jp/

▼宮崎県同友会の内田氏

▼歓迎の挨拶を述べる福井根室支部長

▼根室に集まった三支部の会員

 

 

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